2016. 12. 31  
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俺たちバグジー親衛隊 延長戦
最終章 harmonized finale





2016年も暮れが近づいた師走の29日。

僕とボブは社会人1年目、キャプテンは重力を乗り越えて就活浪人中、
あくまは、一個下から二個下になっていました。

年末恒例のぼく、ボブ、キャプテン、あくま。お馴染み4人バグジー親衛隊の集まりに、ある一人の女性が現れたのです。

その女性は、ボブの彼女。
 ボブの彼女と言うと、金髪美女が想像されますが、ボブ自体が普通の日本人なのでそんなことはありません。
(この物語では、ボブというあだ名でしか登場していませんが、彼の本名は永倉卓也であり、ばりばりの日本人です。)

 この集まりの前にボブはラインで、「彼女もつれてくる」と言ったものの、
まさかほんまに連れてくるとは思わず…
はじめてボブの彼女をみたとき、ぼくは度肝を抜かれたのです。

「普通にかわええ…」

さらに彼女、可愛いだけではありません。
とにかくノリがええ!!!

いくらボブからぼくらのことを聞かされているとはいえ、初対面でここまで会話について来れるのかと疑うほど、彼女は親衛隊になじんでいました。

ぼくらの会話の内容は想い出話が大半です。
高校時代のバカ話、無茶話、わけわからんイベントを回顧しているのですが、
そんなよくわからない内容の話に理解を示して爆笑してくれる。
 それがボブの彼女なのです。

ぼくはボブの彼女を見ればみるほど、ボブとぼくの関係について考えざるを得ませんでした。




ぼくとボブは、小学校1年のときからの腐れ縁です。
少年野球時代は、お互いの両親どうしも交流があり、試合の日には一家総出で応援に来ていたほどです。
ボブは「俺の親父は禁煙したけど、とっしーの親父がたばこを吸う限り、俺は喫煙し続ける。」という謎の発言をするときもありました。
 
小学校の頃のいがぐり頭だったボブを思い出すと、イケメンになり可愛い彼女をそばに連れている彼が羨ましくてたまりません。

「く、悔しい。どこでこんなに差が開いたんや?
ボブは、一応一人暮らしして、独り立ちして、可愛い彼女おって、立派に働いてる。
かたや俺は、実家で親の脛をかじり、遊びまくるけど全然無理で、出世はせんでいいと早々の敗北宣言。
俺は一体何をしてるんや?」

哀しさで黄昏にひたるぼくを、ボブたちは総攻撃します。

「なっさけない。とっしー。いつ彼女できるん。全然あかんやん。」
「そろそろかっこええとこ見せてくれよ。」
「高校の時のかっこいい先輩はどこ行ったんすか?」

長谷川穂積の顔になるぼくを、ボブの彼女は心配してくれます。(惚れてまうやろ)
「とっしー大丈夫?つらそう…」

ボブは言います。「大丈夫や。つらそうなフリしてるだけやからな、」

キャプテン「とっしーはとにかく、優しいからな。」

「優しい以外に、俺を褒める言葉ないんか?」

「優しいよ。とにかく優しい。平和の象徴や。」

「他ない?いいとこ?」ぼくは、か細い声で尋ねます…

「優しいよな。うん。」
「そう、めっちゃ優しい。」

優しいしか褒められないぼくは、
「とっしーはいい人で優しいけど、もう好きではない。」という浅倉さんからの死の宣告を思い出しました。




ボブが席を立った好きに、ぼくは彼女に質問します。

「ボブのどこが好きなん?」

「ええと。案外優しいとこかな。
クリスマスのケーキも、なんやかんやいいつつも、ホールケーキ買ってくれたり…」

「わかる。あいつ妙に優しいよな。俺も浅倉さん、前お付き合いしてた人とのことで友達から泣かされたときに
ボブが俺を`大丈夫か`って励ましてくれたことが忘れられなくてさ…」


その話をしているときに、ボブは席に戻ってきて言いました。
「そんなことあった?全く覚えてない。」




「とっしーってなんで彼女できひんのやろな。」

ぼくらが集まれば必ず、ぼくがなぜ彼女できないのかの議論になります。
今回の話し合いの結果、彼女ができない理由は以下の二点に絞られました。

・髭が青い(切りすぎ)
・シャツが洋服の青山


ボブは言います。
「とっしーは今、チャラい無理プロウや。けど、チャラくなったって意味がない。
なぜならお前は単発の勝負、つまり街コンや合コンには向いてない。

とっしーのええとこは、平和の象徴たる優しさや。むしろ優しさしかよくない。
けど、その優しさを理解してもらうには時間がいるってわけや。
合コンとかみんな表面上は優しいからな。差がつかん。

とっしーが今、出会いイベントいきまくっても、確率0.2%の勝負に金をつぎ込んでるだけや。」

はっきり言ったボブですが、正直その通りでした。ぼくは、ネコの手にもすがるようにアドバイスを乞います。
「じゃあ俺無理やん!どうすりゃええねん?!」

「職場の人が、5.6年後あたりに`あいつ実はええやつや`って気づくのを待つくらいちゃう?」

「そんな待てるか!早く彼女が欲しいんや!!浅倉さんを憂うこんな状態はもう嫌なんや!!!」

「わかった。そんな焦る無理プロウへ、俺らから4つほどアドバイスをあげよう。

・洋服の青山で私服を買わない
・前髪は伸ばす
・髪の毛、片方だけあげるのはだめ
・日焼けサロンで、青いひげを焼く


とりあえず、これを実行して頑張れ!」




23時半ごろ、居酒屋をあとにしたぼくらはバグリ島に移動して総括に入ります。
(ちなみに、あくまは「先輩終電までには帰らせてや~」と口をとがらせて主張しています。)

「今日は5人やけど、来年は7人で集まりたいな。キャプテンとあくまの彼女も加えてな!」

「いや、8人や!俺も彼女連れてくる!」

「とっしー、とにかく今度集まったときには結果を出してくれよな。」

ぼくは今年の11月後半から合コン、街コン、相席屋と行きまくりました。
たった1ヶ月半で合計14.5回、色々行ったけど、収穫は全くありませんでした。

それどころか、ライン無視のオンパレード。
無視されすぎて、心が凍り、鋼のメンタルを手に入れつつあるくらいです。
クソッタレという悔しさが募る一年でしたが、心の炎は、消えておりません。

さあ、総括に入りましょう。

2016年、今年もやっぱり無理でした。

(ホモ疑惑を乗り越え)ついにキャプテンがいけて…
あくまはめっちゃかっこええ(いつだって)
ボブは可愛い彼女を連れてくる。

俺の親父はこう言います。
「お前みたいなアホはボブに使われてなあ。ボブみたいなやつはなあすぐ結婚したりするんや。」
その言葉を今目の当たりにしている。

我ながらなっさけない!

2016は終わってしまいますが、来年、2017年、`短期的な目標は2月5日行く日`
今まあ、ほんの少しいけそうな人が2,3人いる、なんとか彼女を作る!!!
そこまでにいけなかったらスライドで…


さぁ、最後に一人ずつコメントをもらいます。

あくま「どうも、2016年だめだったあくまです。2017年は2月5日武田さんが行くってことなんで、その感想をボイスレコーダーに残して聞かせてほしいっす。しかもぼくは普通にいけます。」

キャプテン「どうもキャプテンです。いけました。仲良くしていきたいです。」
ボブ「大切にしてな。」
キャプテン「(照れ笑い)…大切にします。」

ボブ「どうも埼玉から今日帰宅しました。ボブです。
今日久々にとっしーに会って、
成長した姿を少しでもみようとおもったけど、実に情けない。

以上です。」


キャプテン「以上なんや。」
ぼく「以上なん?頑張れとかないん?」

ボブの彼女「どうも。ボブの彼女です。今日はじめてみなさんに会いました。武田君には2017年彼女ができてほしいです。頑張ってください。(ボブが横から耳打ちをして)
…現状は情けないですけど…頑張ってください!」

そして、ぼくが総括をします。

みんなからお言葉をもらって、最後は僕自身の決意が決意を示して、解散とします!

「2016年は無理プロウでしたが、情けなかったですが、
2017年は、なんとしても彼女を作ります!!!」


では、ありがとうございました!!!




今回は、俺バグ延長戦(社会人編)をお届けしました。
これで、2016年の俺バグは、終了です。
2017年からもよろしくお願いいたします。

→高校生編俺バグ Ⅲ章23話 あきち誕生

俺バグ最後

プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

↓ツイッターでブログ更新を通知しています!
やぎぬま るい (@hishintai08)

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