2016. 04. 10  
勤務3日目。
円谷はかつて無い爽やかな充実感で勤務を終えていた。

勤務はかなりしんどかったのだが、なぜか疲労感はあまりなく、謎に元気だった。
鼻歌交じりにスキップなんてしちゃってる。

当然シラフだ、怪しい、警察につきだそうか...

自分だけが毎日定時退社することに申し訳なさを感じていたが、
まだペーペーの新人が居残って生産性のある仕事ができるわけでもない。

「お先に失礼します!」
帰宅時、課の皆さんに込める挨拶に思いを込める。

彼は今日の業務で少し大人になった。綺麗事では済まされないことも知った。
課ごとに分かれた組織の問題点をみた。

入社3日目にして、他の課の人に意見もした。
それが彼の信念だ。

正しいと思ったら口にしないとすまない。
そんな思いは直属の上司に肯定された。
若い頃はぶつかっていくことも大切。と言われたのがとても嬉しかった。

仕事自体は忙しい。
提出書類や、他の課との連携。前任者と電話で連絡して質問したり、アワアワしっぱなしだ。

だが、円谷はその忙しさに充実感をほんのり感じた。
いろいろすることがあってそれを順番に潰していったり同時進行で進めるのが、楽しく感じる時があった。
生きてるっていう実感ってやつなのかもしれない。



彼は、帰りの電車で会った就活生の後輩に入社3日目の分際で生意気ながらアドバイスした。

「直属の上司と仲良くできるかどうか。これが1番大事や。

就活のときはさ、業務内容も大切やけど、企業内見学とかして、働いてる人の雰囲気とかその人らと馴染めそうかを1番みたほうがええと思う。

基本文系の俺らが出来る仕事自体は、単調やし、新人のうちはとくに単純業務が多いから対人関係が大切やと思う。」


To be continued...
2016. 04. 10  
高機動無職ニーテンベルグ

ネット上で話題になっている、社畜VS無職の熱い

ブラック企業など労働問題が蔓延る現代社会の問題点を、斬新な視点から風刺した?ロボットアクションにニートと社畜の要素を取り入れた謎すぎる世界観w

気になったので買って読んでみました!

第一話をレポートしてみます!

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作品のスタンスは、「働きたくないから戦う」
労働と社畜に支配された世界で、働くことを拒む無職たちが人型兵器に乗り、社畜と戦いますw

タイトルもセリフもガンダムのパロディが多くて笑いがとまりません。

―――――――――――――――

主人公の不働 遊は、高校を中退し無職。家で毎日ゲーム三昧。
母に遠回しに仕事を勧められても
「僕は絶対に働かんぞ!! 絶対にだ!!」
必死に言い張るw

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するとジオン兵みたいな人が、主人公を強制就職させに来るw
「履歴書を書け」
履歴書って人に書かされるもんやったっけ??

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この軍人は強制就職軍(デスマーチぐん)
どんなクズでも一人前の者築にしてくれるらしいです。おーこわ

「就職したらゲームなんてやる時間はないぞぉ?だからこれは餞別だ」
とゲームを壊された主人公。もちろん泣いて発狂

車に乗せられ連行される主人公。
そこで、女の子と出会います。
「戦うか、働くかどちらを選ぶのでしょう」と意味深な発言

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すぐ寝る女の子、のびた並みの早さw

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次にやってきたのは、強制就職軍の男。
「お仕事楽しいです!」

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恐ろしい名言
「俺様は一か月に百八十時間も残業する土日も出勤なんて当たりまえよ」
「ですが私は生きがいを感じています!!」


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3時間睡眠を自慢する強制就職軍の男に
女の子はドヤ顔で「私は毎日十二時間寝ています」
さすがに、寝すぎやけど、この子もつかまってるってことはNEETやからしゃあない。

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強制就職軍の男は、銃口を女の子に差し向け脅す
「これからは一日三時間しか寝ません」と言え


女の子は真顔で
「いやです。寝ます」
シュールなおもろさw


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そんな彼女を
「かっこいい無職として尊敬する主人公」
そして、男の銃を取り上げ女の子を助ける。

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その後、女の子の仲間が、強制就職軍の車を強襲し、女の子と主人公は助け出される。

が、実は、女の子は、無職同盟という、強制就職軍の対抗組織のリーダーだった!

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保証される内容w

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ロボに乗り、戦おうとする主人公に、女の子は
「仕事じゃないんです。気軽にやってください」

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主人公の戦う理由が「働きたくないから」
かっこわるいけど、かっちょええ、謎の空気感w

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敵の部隊も出動してくる

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かっこいい出動シーン

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「たかが働くことがそんなに嫌かあ?」
「戦うさ!働くくらいなら!!」


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「無職を舐めるなあああーー!!」
こんなかっこいいNEET初めてみたw
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女の子の名前が判明!
ネル・ネラレル

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そして、あの仮面の男が四十八時間連続勤務のあとに出動!
閃光のワーカーホリック
「二日くらい寝てないくらいがちょうどいいのさ」

シャアのようなこの男、他人の三倍のノルマをこなす仕事ぶりで、その社畜精神から若手社員の信頼も厚いらしいw

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かっこいい決め台詞!

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ここまでが一話です!

ニートと社畜がシリアスに不毛なやりとりを続けるというツッコミ不在のギャグ漫画でしたw

「私が直々に圧迫面接をしてやろう」
「戦うさ! 働くくらいなら!」
「働かずに食べるメシはうまいかっ!」
「美味しいですよ!」



戦闘シーンは分かりやすく描けてたし、ヒロイン可愛いし、この後もつっこみどころ満載、新キャラも魅力的でおもしろいです!

強制就職軍はちょいちょい名言が多いです。

「失敗はより大きな成果をもってそれが社畜というものです」
「仕事ってのは辛え!!だが辛えからこそ人は生きてると感じるのさ!
「与えられた環境でお仕事をせねばならん時もある」



突っ込みどころも満載
・戦闘中の台詞が常に社畜、会社関係
・腕を切られた機体の操縦士 「くそっ!腕をやられた!労災下りるかコレ」


この記事でっこの作品に興味を持った方は是非読んでみてください!!
現在2巻まで発売されてます!

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2016. 04. 11  
円谷夏生。
ゆとり世代ど真ん中の新卒社員だ。

彼は以前、生命保険の綺麗な姉ちゃんに勧誘されデレデレの同期にこう言っていた。

「生命保険の姉ちゃんなんてな?
たとえ可愛くてもぜってぇ彼氏おるからな?!

てか美人なんて基本男おるっ
顔に惑わされて保険相談に誘われるなんてあかんっ」

ある日、エレベーター近くで、円谷の好みどストライクのお姉さんが立っていた。
真ん中高めの甘いスローボールより好きだ。

彼はそのお姉さんの前を不自然に2往復してから、たまらず声をかけた。

「あのっ、医療保険とかやってるっすか?」
「やってますよー!興味あるんですかあ?」


「そ、そっすね!」

保険なんてどうでもいい、彼はお姉さんに夢中ですというニュアンスで伝えたつもりだったが、お姉さんは違う捉え方をした。

「そうなんですかー!医療保険のパンフレット渡しますねー!」

「保険なんてどうでもいいんです!
お姉さんライン教えてください!」

なんてナンパは、彼にはできない。
社内でナンパ師とあだ名されたくはないしそんな度胸もない。

円谷は終始デレデレした気持ち悪い笑顔で、お姉さんの顔をチラ見しながら

「そっすね!」
を繰り返していた。

話の内容は円谷には殆ど入っていなかったが、
上目遣いでとき放たれたこの言葉は彼の胸をえぐった。

「勤務終わる時間って何時くらいですかああ?」

ビリビリビリッ
彼の体に電気が走った

円谷はハイテンションで答える

「定時っすね!
定時!
毎日定時っす!
18時前っすね!」


アフターに会おうなんてデートやないかい
彼はそう思い喜んだのだ。


するとお姉さん
「勤務後にお時間頂いて、保険についてお話ししましょう。」

あかん、あかんやで
円谷は冷静になろうとした。
あんな綺麗なお姉さんと2人きりで話せるだけで、彼は舞い上がってしまう。

たぶん、何を言われてもイエスと言わされ保険に加入させられるのだろう。

「まっ、また今度お願いしゃっす!」
彼はなんとか話を切った。

するとお姉さんは言う。
「明日詳しいパンフレット持ってきますねー」


円谷は悩んだ。

保険入る気なんて、一切ない。
それでなくとも薄給やのに保険代なんて払ってられっか

ただ、あんなタイプの美人と話すチャンスなんてまあない。
お姉さんとは話したいし、あわよくばつきあえちゃったらぐぅ嬉しい

あわよくばというのは、円谷のようなモテない男の生命線である。
この僅かな可能性が、女子から恋愛対象外にされまくる日常に光をくれた。



彼は上機嫌で、外で昼ごはんを食べてからまたエレベーター前に帰ってきた。

そこで目にした滑稽な光景は彼を正常に戻した。

円谷と似た顔をした冴えない男が、にんまりデレデレした顔でお姉さんと話している。

なんじゃありゃっ?
だっせぇっ、かっちょわりい

円谷は気づいてしまった。
「俺たちはあの美人のカモにされてる...

甘い顔に騙されて、2人で保険相談とかあわよくばと、俺たちをおびき寄せ保険を締結させて、あとはオサラバ。
こうやって、カモにされていくんか」

たぶんあのお姉さんは、仕事後、同僚と
「今日も新卒のカモどもを釣ってやったわ。私の美貌にかかりゃっイチコロよ。
ただ、どいつもこいつもデレデレ話してほんとないわー」

とか言ってるんかもな,

可愛さっていうのは恐ろしい

彼は始めて美貌が男にとっての凶器になりえることを知った。


にゃろう...

円谷は悔しくなった。
そして、お姉さんの前に行き、睨んでやろうと思った。
こう叫びたかった。

「可愛いからって、可愛いからって、
保険なんて入らねーからな!」


スタスタスタスタ、
彼は1人になったお姉さんに近づいた。

円谷を見つけ、笑顔で会釈をするお姉さん。

円谷は頬がふるゆあらっあっと緩んだ


「ちーっす!」

笑顔で会釈した....


ば、バカヤロー



To be continued...
2016. 04. 12  
昼休み、円谷は課長に話した。
「毎日定時で帰って申し訳ないです。
みんな忙しそうやのに、僕だけ...」

課長は柔和な笑顔で円谷に答える。
「気にしなくて帰っていい。いずれ帰れなくなるからな。それに今はまだ業務も把握できていないやろう。大丈夫や」

円谷はその言葉を鵜呑みにして、今後も毎日がっつりただ1人定時で帰ることになる。

仕事はないが周りに気を遣って定時に帰れない同期と違って、彼はすぐに帰る。
遠慮しないというのは、ある意味いいところなのかもしれない。

ただの自己中心野郎かもしれないが...


その日の勤務後、初めての花金がやってきた。
毎日が日曜日の大学生時代とは違い、休日前がめっさ嬉しい。

円谷は他の課の先輩社員から飲み会に誘われた。
ついで的な感じやったが、彼は喜んでついていく。


集合時間は定時勤務終了時間の30分後。
円谷は定時で終わったので、ロビーで待っていた。

すると、威圧感のある他の課の部長が1人で座っていた。
円谷は生意気にも1人で部長に話しかけた。

「懇親会で一度お会いした円谷です!覚えてくれてますか?
配属されたばかりですが、これから頑張ります!」

部長は、覚えてると言い、最初は間違えてもいいから、一生懸命働くことの大切さを説いてくれた。

そのあと、他の社員が部長を呼びに来た。
その社員は威圧感ある部長と話している俺を見て不思議そうな顔をする。

部長誰と話してるんや?
新卒?
小生意気なやつやな。

そう思われたかもしれない。

ただ、円谷は後悔していない。立場の高い人と話せるチャンスは少ないし、人生経験豊富な人からの金言は何にも代えがたい宝だと感じていたからだ。

その後、飲み会は、普通に楽しんだ。

「職場の人間関係は本当に大事だし、飲みにケーションっちゅうやつは楽しいな」
彼はひしひし感じた。

唯一の心配事は、同期、一つ上の先輩社員があまりに忙しそうだということだ。
飲み屋に来たのが9時過ぎの人もいるし、疲れ切った顔の人が多かった。

円谷だけは毎日定時に帰っているが、社会の厳しさを彼はまだ知らない...
だが、厳しいだけではない。

彼は今後、多くのものを学んでいくことになる。


To be continued...
2016. 04. 14  
初めての残業。
円谷は18時10分まで働いた。

たったの25分だ。
文句言うほどのことではない。

ただ彼は、悔しくて悔しくてたまらなかった。

円谷が残って仕事をした理由は、彼が作った書類に幾つか間違い箇所があってそれを訂正していたからだ。
自分のミスのせいで上司にも迷惑かけるし、円谷も帰れない。

「俺は、たかが書類1枚満足に作られへんのか...」
彼は無力感にやってられなくなりながら、なんとか書類を訂正してから帰った。

円谷は残業代がもらえる仕組みをよくわかってない。
たしか、上司からの判子とかがいるそうだが、
自分のミスで25分残って仕事したことに、残業代つけてくれなんて言えなかった。

円谷はモヤモヤした気持ちを抱えながら梅田の街を走った。

彼は辛い、哀しい時には走る癖がある。
イヤホンから爆音の音楽を聴きながら
駆け足で進むと、気持ちが楽になる。

すれ違う可愛い女の子をみて(大半が彼氏と歩いてる)思う
「なんかめっちゃ手違い起こって可愛い子が俺に告ってくれんかなー」

発想が負け犬だ。
しかし、彼はこの負け犬のまま人生を終えたくはなかった。

その意味では、今日のこの初めての残業は、仕事に慣れて気持ちが緩んでた円谷への教訓かもしれない。

彼は確実に、調子乗っていた。
入って2週間、割と業務も卒なくこなし、毎日定時で帰り、有給もいきなり計5時間もとった。

「謙虚でおらなあかんは、ほんまに。」
彼は染み染み呟いた。

円谷は大した人物じゃない。
書類もまともに作れへん馬鹿野郎だ。

同期には学歴と確実さ、正確性で劣り、先輩たちには経験含め、全てで劣る。

「しんぷる悔しい。使いもんならへん人材のくせに調子乗りやがって。」
彼は自分への怒りがはじけそうだった。

ただ、怒ったところで何も生まれない。
この問題を解決するには一つしかない。
彼が成長するしかないのだ。


「気ぃ引き締めて明日から頑張ろう。」

彼の生きる原動力は、悔しさだ。

悔しさをいつまで持続できるか
このままで終わってたまるか。
成長してやるんやって気概をもっともっていくしかないのである。

円谷は帰宅してから、悔しい気持ちを発散した。

イヤホンから爆音で流れる音楽を歌いながら、全速力で家の隣の小学校を一周する。
「あの子もどっかで頑張ってんだから俺もこんなとこで終わってたまるか。」

ギターでは自作曲を全力で歌う。

ジャカジャカ

それだけが、悔しさを昇華してくれる

明日への希望を生み出してくれる

負けてたまるか!


To be continued...
2016. 04. 15  
遠く遠くのあの子に... 俺は...

2019  THE DAY HAS COME...

「神戸のルパン」 の自作曲から厳選された
BESTアルバムCD 制作決定!

「んなもんいらんわっ、誰得やねん」という突っ込み大歓迎w


ロックンロールと君が


2009年からオリジナルソングを作り始めて、かれこれ7年。
累計60曲を越える楽曲から、16曲を厳選したCDを制作します!


収録曲は...

レジェンド級のデビュー曲 「漠然」
ミリオン確実と言われ友人に盗作されかけた名曲 「always」
文化祭で爆笑を引き起こした究極のラブソング 「I with you」
夢見る人の応援歌 「FREEDOM DREAMER」
秘蔵のキラーパーティーチューン 「ロックンロールと君がずっとずっと好きやねんっベイベー」

数々の厳選された曲をこのCDに詰め込みます!!!


僕が、初めて曲を作ったのは、2009年です。
失恋のつらさと、思い通りにならない人生へのどうにもならない悔しさを
ガラケーのボイスレコーダーに吐き出しました。


そうして「漠然」が生まれました。


あれから、ここまで累計60曲以上の曲を作ってきました。しかし、漠然を越える曲はいまだに作れた自信がありません。

そして、2015年11月ギターを買いました。
色んな哀しい思いを忘れるためには、この思いを音色に乗せて叫びたかった...

今までアカペラで歌をつくってましたが、ギターがあるだけで
「けっこうよくね?CD作ってバカ売れしたら武道館いけるっ!」
そう思いました!
 (底抜けのアホ単細胞ミジンコw)


2009年。
あの時のバイタリティと、反骨心と、悔しさを気力に変えた熱意。


それを取り戻すためにも、2019年のCDを作ります!

漠然が生まれてから、10年の思いを詰め込みます!!!


このCD
希望者全員配布です! 
コロコロコミックみたいなことやります
よわっちいベイブレードが送料500円払うだけで絶対もらえたやつです
 (送料負担はみなさんです、すみません)

正直、今は、このCDをほしい人は、1人いるかいないかくらいかと思ってます。
あと3年で10人くらいが欲しいと言ってくれるように、もっといい曲作ってギターも練習します!

 目標のっ微妙な低さがちょうどええ、悟り世代


2019年は僕にとって、人生で一番の勝負の年です。

今は思い通りに行かない人生で、日々悔しさを抱えていますが、僕はこの年の大逆転に賭けています

この年の結果次第で、今までの生き方の是非が問われます。

人生がかかった年、

音楽の力で自分にターボ賭けて、
僕の自作曲がいいと言ってくれる人にCDを聞いてほしいです!!!



僕は、哀しみにバカみたいに泣きじゃくった負け犬のまま人生を終える気はありません。

この悔しさを糧に、2019年!

自分が望む未来と
唯一無二の幸せをこの手に掴み取ってやります!!!


今後の成長に、乞うご期待っ!!!


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2016. 04. 15  
Ⅱ章

↑【目次】 II章 Let`s `One-sided love`!  
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前回のあらすじ
ある事件がきっかけでとっしーは朝倉さんに恋をした。
恋の第一関門は、連絡先を知ること。
浅倉さんのアドレスをどうしたら知れるのか?
たけけが浅倉さんのアドレスを知っていたが「俺の名前出すな」と断固拒否。
とっしーは、きゃぷてんのアドバイス、たけけからアドレスを聞いてメールをするが、アドレスを知った理由はたけけに聞いたわけではなく、「適当に打ったらいけた」を実行するのか?!




結局…
僕に浅倉さんのアドレスを渡すのをためらったたけけ。

僕は次の日の学校で、勇気を出して浅倉さんに話しかけようとする。

「面と向かって話したほうがかっこちょええ!
平常心平常心、さりげなく話して、アドレスを直接聞こう」

僕は手のひらに浅倉さんと何度も書いて飲み込んでから話しかけた。.....行動がきもい

「なあ、浅倉。この前、ほんまにごめんな。」

「えっと、君、武田君やんね?大丈夫だよ」

彼女は可愛らしい笑顔と声で僕に答えてくれます。それだけで僕は舞い上がって頭が白紙に...

「あ、あのさ!!

謝りたいから、アドレス教えてよ!」

「え???」

浅倉さんは驚いて沈黙しています。

そらそうです。

ちょうどさっき謝ってきた男に

「謝りたいからアドレス教えて。」

彼女はそう言われています。


ただ、アドレスを聞きたいだけの男なのか?

本物のアホなのか?

それとも何か別の異星人、関わらない方がいい系の人なのか?

不思議そうな浅倉さんでしたが、苦笑いを浮かべて、「いいよ。」

あっさり了承してくれました。

...心の中で叫ぶ(いよっしゃあっ!いっけたあ!これで彼氏彼女関係やっ)

「ありがとう!またメールするわ!」

僕は興奮を抑えきれず、でかい声で告げました。

「わ、わかった」

浅倉さんは内心メールとかしてほしくなさそうな顔でそう答えていましたが、舞い上がってる僕にはそんなことは気付きません。

もちろんこの日、僕は上機嫌で学校生活を過ごしました。

頭が冴え渡り、俺って最強なんちゃう?という無敵感。
解けない問題はなく、部活でも動きのキレが違いました。

体がふわっと動きます。(ちなみにとっしーはテニス部<Ⅰ章>)


僕は部活後の帰宅時に、アドレスを聞いた一部始終を話しました。

謝りたいからアドレス教えてという言動にボブは、

「は?俺たちが正常な感覚ではできんことを
とっしーは平気でやってのけるな」


「それほどでもないぞ!へっへ!」

「褒めてないぞ」

「で、今の、距離感はどれくらいなん?」

「彼女は谷町に住んでるから、俺んちから駅3駅かな」


「ちゃうちゃう。仲の良さや。」

「ああ、そっちか。全く。話しかけたのは今日が初めて!
入学式で浅倉さんを見た日からお近づきになりたいから話しかけようとしてんけどなあ。俺は奥手やから機を伺えず...」

そんな僕にボブは自信を持って語ります。
「大丈夫や。とりあえず、今からメール送ってその勢いで告ろ。」

「勢いで告るんか...!?」

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした! (2)







次回予告

テニス部次期キャプテン、谷川さんとコート上で対峙するとっしーとギアル(新キャラ)
飛び交う白球、彼らの運命や如何に!?

4月22日(金) 
→PART3 NANIWA's spin boy

←PART1 The die is cast!


↑【目次】 II章 Let`s `One-sided love`!  





作者がへたくそな歌とギターで弾き語るPART2エンディング曲
「賽は投げられた」 L'Arc〜en〜Ciel




俺バグ最後1
2016. 04. 18  
キョウモキョウトテアイモカワラズ定時退社、円谷夏生、入社10日連続定時退社を継続中。
(そのうち2日は時間有給消化)

彼は、ただただ早く帰っているわけではない。働いて学んだことも多くある。
円谷の上司は、1から10まで指示を出さない。
いや、指示は殆ど出さない。

円谷は前例を踏襲したり、前任者に聞いて、なんとか仕事を探している。
指示待ち人間になるよりこっちの方がええのかもしれない。

わからないことを聞いたら答えてくれるし、放任主義なんやろう。
いい上司やと思う。

係長は言う。
「まだ入って1週間。指示あまり出さずにほったらかしにしてるけど、いずれ自分で考えて仕事せなあかんからな。ゆっくり学んだらいい」

仕事というのは、知識を身につけていくことでもあるのかもしれない。

無知ということは罪だ。知らなければ何もできない。
仕事で頼りになる人というのは、経験がある人だ。

色々な経験を積んでいる人はどんな事態にも動じない。
どっしりと構えている。

仕事に限らない。
誰かを納得させるためには、自分が実力をつけないといけない。

実力…

知識、体力、風格

いろんな人間としての魅力を高めなければいけない。


口先だけではいけない。

もっともっと頑張ろう。

To be continued...
2016. 04. 21  
働き始めて2週間
円谷はここまでの勤務を振り返った。

勤務自体で困ることはあまりないが、雑な性格が裏目に出ている。
仕事はきっちりしないといけないとひしひし感じた。

係長からの金言は彼の心に深く刻まれた。
「常に細かいところまで丁寧に仕事をしないといけない。

新人やから仕事できないのは仕方ないからこそ、細かいところを丁寧に確実に。
判子を確実に押す。挨拶をしっかりする。書類を綺麗に織り込む。そういう細かいことを、周りは、相手はみている。全て繋がっている。」

意識するしかない。

丁寧さにきっちりと。

日頃の行いから意識するしかない。
彼はそれを刻み込んだ。


社会に出たら勉強しなくていい。
早く自由に生きたい。
この縛られた社会的立場から脱却したい。


高校生まではそう思ってた。
そう思っていた人も多いだろう。

しかし違った。
社会人になってみたら理想とは全然違う世界が待っていた。

毎日が勉強。

宿題なんてないが業務が残れば残業。
お金があっても、時間があっても口うるさく言う先生や親がおらんくても

時間的な余裕がなけりゃ自由とは言えない。

円谷は毎日自分を奮い立たせている。

学生時代、高校時代に戻りたい、そういう思いは消えないが、今を生きるしかない。


今後も何年かの短いスパンで部署が変わって、また新しい仕事を勉強するのだろう。
勉強のほうが楽だと彼は気づいた。

仕事は前例をこなすだけやなくて、今後より効率よく行うために精査しないといけない。

座って人の言うことを理解するだけの学生時代より頭を使わないといけない。

大卒社員で大体20万円くらい初任給をもらう。
土日が休みだ。
祝日有給合わせたら月に17.8日働いてる。

つまり1日1万円以上もらえている計算だ。
7時間45分働いているから、時給換算すると1300円以上か。

それほどまで価値のある働きをできているのか?

彼はそんな疑問をひしひしと感じた。

疲れた顔で電車に乗るといろんな人がいる。
極限に疲れ切ったサラリーマンを見ると、自分の疲れなんてまだまだ可愛いほうやと思える。

ど暇そうな顔して、電車でツイッターとラインをしまくる大学生。
びっくりするほど可愛い彼女連れてデレデレ笑う男。

そういう人をみては、自分の現状と比べてしまう。
「毎日満員電車に揺られて往復3時間、彼女も出来る気配ねーなあ」

そんなときに、ある男の言葉が頭をよぎる。
この言葉を胸に、また前を向いて生きるしかない。

「人に期待するな。人と比べるな。
それさえできればお前は最強のメンズになれる!」



To be continued...

2016. 04. 22  
Ⅱ章

↑【目次】 II章 Let`s `One-sided love`!  
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「アドレス聞いた当日に告白しろ」

そんなボブの意見にきゃぷてんも賛同します。
「気持ちは早めに伝えた方がええやろ。いけるかいけんかは別にして」

いけるかいけんか別にするなよ..

僕は冷静さを取り戻し、彼らの暴走ぎみの意見を止めます。
「今日告るのは早すぎん?普通、メールしたり話したり2人の距離を縮めて...」

「善は急げって言うやろ?
うかうかしてたら他の男にとられてまうぞ?浅倉さんが可愛いならなおさら急がないと」

「一理あるけど、さすがに今日は早い、もうちょい待ってくれ、夏あたり?」

こうして、夏までには告ろうということで話はまとまりました。
まとめる必要があったかはわかりませんが。


この頃、僕らの所属する軟式テニス部でちょっとした異変が起こっていました。
7人の初心者の中で、恐ろしいほどの実力差が生まれてきたのです。

その中でも中学時代野球をしていた僕、ボブ、たけけの3人の成長度合いの差は顕著でした。

ボブや、たけけは1番やる気なさそうやのに、最も上手く、
朝練にも参加し、自主練習を最もした僕が1番下手という残念な事態に...

僕が下手な理由は、自宅近くの壁で1人で練習した結果、間違えたフォームを身につけたようです。

初心者が適当に練習しても逆効果ということです。

「これやがなっ、これやがな」
1人で練習しているとどんどん上手くなる錯覚はしていたんですけどね。

自主練習していた場所というのは道路の横のでかい壁でした。

ボブときゃぷてんと3人で横一列に並び、壁に向かってテニスボールを打ち込んでいました。
錦織圭のようなかっこよさはそこにはありません。

ポンッポンッポンッ


軟式ボール特有の柔らかい音が道路に響き渡ります。
もちろん道路なので、たまに車が来ます。

車が来たら端によって避ける。
車がいなくなったら壁打ちを始める。

道路でするな。邪魔やろ。という発想は僕らにはありません。

僕ら3人はそうやって部活以外の時間もたまにテニスをしていました。
僕は、彼らが帰った後、でもちょいちょい訪れ、ポンッポンッしに来ていました。

「なんで俺ってこんな下手になんや?1番練習してるのに。」
僕は疑問をきゃぷてんにぶつけました。

下手な奴が勝手に練習したら下手になる。ボブやたけけは運動神経があるから勝手に練習してと上手くなる。それだけや!」


きゃぷてんにそう言われても、どうしようがありませんでした。
僕の部活の顧問は技術指導を行わない系でしたので、技術的なことは自分で勝手に練習するしかなかったからです。


ある日の朝練。
僕は、ギアルという、同じ初心者1年生と乱打という練習に参加していました。


(新キャラ登場、ギアル)

乱打とは、コートの反対にいる人とラリーを続けるという普通なイベントです。

ここで、テニスの説明っ
テニスも卓球も同じですが、基本的にボールには、上からこするドライブ回転をかける必要があります。
ドライブ回転をかけることでコート内にボールが落ちます。

しかし、僕とギアルは、常にドライブとは、反対方向の回転がかかっていました。
そのため、ボールは、浮いていくような動きをします。


軟式テニスでは致命的な事象です。
何せ、普通に打つと、ボールが浮いてコートに入りません。

僕らはそんな実力、状態で乱打に参加しました。

僕とギアルの対面には、この部活の次期キャプテン候補と目される実力者谷川さん。
テニスは上手いですが、気難しそうなお人です。

ギュイィイィンッ

僕が放つスピンのかかったボールはコート内に入らずフリスビーのように飛んでいきます。

そうならないように、力を調整すると、極端に浅いボールになってしまい、谷川さんは全力で前方にダッシュしてきます。

逆回転スピンのボールというのは、
ボールがコートについても跳ねないため、相手にとってはとても打ち返しづらい玉です。

狙って打てるなら強いですが、常にスピンしかかけれないことは、厄介でしかありませんでした。

谷川さんは、見るからに嫌そうな顔をしています。
「こいつらと乱打しても、練習にならねえ。」

僕は焦って、ギアルと交代しますが、ギアルも同じでした。

ッキギュイィイィッッッ

打つボールは、コートなど目もくれず上空に浮かび上がり、
たまに混ぜられる極端に浅いボールが、谷川さんに前方ダッシュを促します。

「チッ」

谷川さんは、僕ら2人に静かに言い放ち、コートから去りました。

僕とギアルは顔を見合わせます。

「俺らが追い出したんかな?」
「そうやろ。」

「気にせんとこな。先輩追い出すとかすげーな俺らのテニス技術」
「せやな」

発想がしっかりずれています。
こういうズレを大切にしていきたいですね。



放課後の部活のとき、
僕らが下手すぎて谷川さんを追い出したことを知ったボブときゃぷてんが笑いながら駆け寄ってきます。

「お前らすげえな!
特にとっしーのスピンは、酷いっ。コートに入りよれへん。」

そして、いつの間にか僕にはこんなあだ名がつきました。

ッギュイィイィッ

なにわのスピン野郎

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした! (2)




次回予告


常識の斜め上を行く男、ギアル!
彼が先輩に対してとった行動とは…?

4月29日(金)
→PART4 KYOUSA is very wrong!

←PART2innocent smile & awkward smile.


↑【目次】 II章 Let`s `One-sided love`!  






作者がへたくそな歌とギターで弾き語るPART3エンディング曲
「賽は投げられた」 L'Arc〜en〜Ciel





俺バグ最後5
プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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