2017. 01. 02  
人生はロールプレイング

人生を充実させる、楽しむためには、
人生をロールプレイングゲームと捉えることが大切ではないのでしょうか?
この記事でその点について、述べていきます。

目次
1.人生はロールプレイング
2.RPGとしての大前提
3.人生をゲーム化しよう!





1.人生はロールプレイング

ドラゴンクエストの生みの親、堀井雄二さんは語りました。

「人生はロールプレイング。
人生の主人公はあなたなんだからあなたを幸せにするのはあなたしかいない。
あなたが主人公で面白い物語にしてください。誰かの人生の脇役じゃない。
だから人の目を気にしたり人と比べたりしないでちゃんと自分を生きればいい。」

(NHKの番組「ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ」より)

この言葉を聞いて、思いました。
世知辛い世の中で将来を憂うばかりでなく、
どう人生を楽しんでいくか、日々ワクワクしていくかを考えていこう!

人生を、自分と言う主人公を、どう動かしていくか??

そこで、人生をロールプレイングゲームに例え、以下のような表を作成してみました。

2017の現状

2017の現状! - コピー
↑ドラゴンクエストのステータスを参考に作成しました。

 自分のステータスを客観視することで、どうすれば自分の人生をもっとおもしろくできるのか考えることができます。

人生の中で、自分の時間や能力は有限であり、周りもまたその中で選択しながら生きています。
だから、時間を上手く割り振らないといけません。

(適正に気づいてないとムダな時間を過ごしてゲームが詰んでしまうこともあるでしょう)

近年の日本には暗い話題が多いです、いじめ問題、過労死自殺…
日本人は非常に真面目で勤勉なので、物事を深く考えすぎているように思えます。
もっと肩の力を抜いて、人生を客観的に考えてみるのは…?

人生で巻き起こる様々な出来事をゲームのように捉えればどうなるのでしょう。
・バットイベント。上司から怒鳴り散らされるが発生。ステータスの自信が80下がった。見返してやろう。
・新しい趣味を見つけて、やる気ゲージが上がった。何となく運が上昇した気がする。

この出来事でこの数値が、上下した。次はこのようにしてやる。
そういう思いが、人生を冒険するようなつもりで乗り越えて行こう!という気概につながるのではないでしょうか。

ここで、甲本ヒロトさんの名言を紹介します。
「この世の中に無駄なものはひとつもありません。無駄にする事は出来ますけれども、
全ての事を自分で受け止めて、自分の成長のための栄養にすることができます。」


どんな出来事にも、意味を持たせることが、人生はロールプレイング理論の目的なのです。




2.RPGとしての大前提

ロールプレイングゲーム 
RPGというのは、ドラゴンクエストやFF、ポケットモンスターなどが代表的です。
参加者が各自に割り当てられたキャラクター(プレイヤーキャラクター)を操作し、お互いに協力しあい、架空の状況下にて与えられる試練(冒険、難題、探索、戦闘など)を乗り越えて目的の達成を目指すゲームのことです。

人生をRPGのように捉えためには、意思力が特に重要です。
自分をうまく従わせて行動させるにはいろんなコツがあります。ここでは、そのコツを紹介します。

1.ステータスを高く保つこと。
空腹状態だったり、疲れていたり、完全に楽しみを奪われたりしていたら、意志力ゲージは急落する。
確実に、継続的に自分自身の面倒をちゃんと見てあげること。

2.一日に多くの意志力を消費するようなことを求めない。
自分の最も意志力を必要とするタスクを何日かに分散させて、あまり意志力を消費しないタスクと混ぜる。

3.選択肢を減らすことで、決断に必要な意志力を減らす。
競合する優先事項と、身体とのバランスをうまくとること。
決して自分自身をオートモードにしてほったらかしにしない。でないと何もクリアすることができないだろう。

4.自分が自分というキャラクターを操作してるという感覚。
健康、気力、意志力などステータスの把握、時間管理




3.人生をゲーム化しよう!

ゲームの3大要素は ・プレイヤー ・モンスター ・エンディング(目標)です。
RPGにはルール、基本条件があります。
人生ロールプレイング論でのルールを参考までに記述しておきます。

1自分のステータスの確認

自分の「何がずば抜けていて、何が劣っているのか?」を洗い出すのが目的です。
人生の難しいところは、自分が何に向いているか、何がしたいのかがわからないまま自分というキャラを育てるということです。自分を数値化することで、目標や適性を洗い出すことができます。この作業は就活の自己分析に似ていますね。

ステータス項目は以下の8種類を設定しました。

体力(行動力、筋力、免疫力、回復力)
精神力(忍耐力、ストレスコントロール力、漢気)
コミュ力(チームワーク、ユーモア、優しさ、柔軟性、傾聴力)
魅力(お洒落、ルックス、雰囲気)
氣力(主体性、実行力、氣外)
教養(知識量、記憶力、頭の回転)
生活力(料理、炊事、洗濯、日曜大工、サバイバル力)
運(生まれ持ったツキ、情況把握力)


2.EXP(経験値)

自分の現在の経験値はどれくらいでしょう。
無理に数値化するより、今までしてきたことを挙げるといいでしょう。

例えば、「ある試験の勉強をして受かった」など学生の時にできる経験値や、「新しいプロジェクトのリーダーに抜擢され、プロジェクトをやり遂げた」など社会人ならではの経験値もあります。それらが、今のあなたのステータスを作り上げているのも確かですし、例え失敗の経験しかないとしてもそれらは必ず経験値として貯まっています。ここではあなたの経験値を見直すことで自信を持つことが大切です。
成功としての経験値は、自信をくれるきっかけになりますし、成功から次への冒険へ行くのはさぞかし気分が良いでしょう。またどんなに失敗しても、あなたはゲーム(人生)の主人公なのです。
失敗したとしても、また新しい冒険を試みましょう!

3.そうび

「武器や防具は 持っているだけじゃ 意味がないぞ! ちゃんと 装備しないとな!」
人生においてもそうです。
まずは、あなたの持つ武器を列挙してください。その中であなたが本当に装備している武器はいくつありますか?もし、武器が貧弱なら新しい武器を調達。もし、武器を装備していないだけならそれを装備しよう。
一度あなたが持つ装備を全て確認してみることも、きっとこれからの敵に立ち向かうために必要になるでしょう。

4.モンスター

今までどんなモンスターと戦ってきた?自転車に乗る、受験を乗り切るなどは比較的ポピュラーなモンスターなど。
では、年齢というレベルの上昇に伴い、そのモンスターはどのようなモンスターに変わりましたか?
仕事上でのトラブル、上司や部下の立ち位置の問題、職場環境での障害など強大なモンスターになっているかもしれません。

強大なモンスターに立ち向かうために何が必要ですか?モンスターから得られる経験値は?お金は?
これら一つずつ精査すると「このモンスターと戦うのはまだ早い」「このモンスターよりあっちの方がおいしい」などそれぞれのモンスターを更に知ることができます。

5.エンディング

冒険の意味をつくり、EDに繋げるために大切なことは、
最終的にはプレイヤーの倒すべきラスボスを設定する。自分の人生の最終目標を作ることです。

RPGというゲームの性質上、エンディングはハッピーエンドになるのが殆どです。ですが、私たちのやっている人生というゲームはなかなかハッピーエンドを見せてくれませんし、逆に明確なバッドエンドもそうそうありません。
ただレベル上げを永遠にやっているような感覚に陥ることもあります。何故このような現象になるかというと、それは倒すべきラスボスがいないからです。RPGの流れとしては、ラスボスがいる→困る→ラスボス倒す→ハッピーという流れです。では、あなたの本当のハッピーエンドを妨げているラスボスは何でしょうか?

またそのラスボスを倒した先にどんなハッピーエンドがあるのでしょうか?

これらを設定してあげるだけでも、毎日の生活というレベル上げにちょっとのハリが生まれることでしょう。
毎日の退屈なレベル上げを楽しいレベル上げにするためにも、憎いラスボスを丹精込めて作ってあげてください。


<基本設定を紹介>(他サイトから引用)

○レベル
勝手に1年で1レベル上がり、初期はイベント発生解禁の条件になるが、レベル20前後で飾りになる。
レベル20後は、レベルが上がる毎に徐々に肉体的にも精神的にも消費金的にもハードモードになっていく
○ステータス
成長率や初期値に物凄い差がありバランス調整皆無。全てのステータスが隠れステータス。
レベル20超えた辺りから勝手に下がり始める。ステータスの限界値、取得値にも差があるが見えない。
○スキル
スキル上げが苦痛な作業で肉体も精神も時間も金も消費する仕様。運営から金で買う事も出来ない。
金を稼ぐに値する特別スキルを育てるのに、数年間数百数千時間かかるわりに、無駄になる確立の方が高い。
成長率にかなりの差があり、数倍の努力の差が必要。
○キャラデザ
完全なるランダム。人生ゲームの最大の山場である、就職の面接時、恋愛~結婚時において、圧倒的な差が
生まれる。毎日1時間程かけて、風呂に入ったり髭剃ったり化粧したり、服を選択したりし、
お金もかけなければいけない。
○視点
常に自分の視点のみ。俯瞰視点で物事を見ることができない。全体を見ることが出来ない。
ゲームの目的を見る事が出来ない。
○戦闘
実際に痛みを感じる仕様。デスペナルティがキャラデリート&永久アカウント追放&人生も終了。
地球上の人類のうち95%は戦闘に巻き込まれる(100年平和が続く地域の方が稀)
○シナリオ
完全ランダム。特別なルートに入らないと、地味。大抵は一生誰かの下について働いて家族養うだけ。
○金
現代の日本の若者なら、時給1000~正社員で2000からスタート。HP維持の為、衣食住の為に
毎日3000円以上必要。ゲームの大半がHP維持の為に金稼ぎをせねばならない。
○時間
現代の日本の若者なら平均85年=74万5千時間。スキップや巻き戻し、セーブ&ロード不可。
○イベント
フラグが解りにくい上にフラグ立てるだけでも大変。そのイベントも、楽しいイベントよりも
苦しいイベントの方が多い。
○スタート環境
スタート時点で回避不可能な死亡フラグが立つことも。親や周りの環境は一切選べないランダムであり、
初期ステータスと共に完全な運。
○スタート地点
場所も時代も完全ランダム。人生全体を考えた場合、スタート地点はかなり大きな影響を与える初期設定。

○人生の難易度を飛躍的に下げる幸運ステータス一覧
↓努力で変えられる
・人付き合いが得意   ・外向的な性格       ・コミュニケーション能力が高い  
・人に好かれるオーラ  ・良い意味で個性的
・運動が得意      ・体育会系         ・テンションが高い
・頭の回転が速い    ・要領が良い        ・器用     

↓運次第
・家が裕福       ・しっかりと愛し教育してくれる親
・声がかっこいい    ・歌が上手い        ・イケメン



いかがでしたでしょうか?
 みなさまの人生の捉え方のひとつに、人生ロールプレイング論が加えられて
日々の楽しい生活の力になれば幸いです。



【リンク集】

読んでいただきありがとうございました。
よければ別の記事もご覧ください!


!→俺たちバグジー親衛隊 全章 目次へ

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2017. 01. 06  
3章

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?
←Ⅲ章23話へ | Ⅲ章25話へ→

あけましておめでとうございます!
2017年も毎週金曜日に俺たちバグジー親衛隊を連載していきます。
みなさまの週末にほっこりした笑いと落ち着きを届けれるように執筆します!
それでは、2017年、初回の俺バグどうぞ!




あきち事件のあと、バグったメンタルを緩やかに整えたぼくは、散乱したブラックコーヒーを通りすがりの人に配るという街角イベントを終えました。

そして3人はバグリ島(道路)へ向かいます。
着くや否やバグリ島の端にある石垣に寝転がって夜空を見上げました。

「今日も疲れたなあー」
「おれたちってなんで生きてるんやろなあー」
思い思いに言葉を吐き出す中、変える誰かが不意に歌を口ずさみました。

「あした〜きょうよりも〜す〜きに〜な〜れる〜♫」

2009年、この頃、音楽チャートを席巻していたのはGReeeeNであり、愛唄とキセキは若者の多くが'めっちゃ好き'でした。

「なんかGReeeeN聞きたいなあ。」

ぼそりと呟いたボブに、ぼくはそっとウォークマンを渡しました。
「これに入ってるぞ、GReeeeN。」

「こんなもんいらんねんっ!」

ボブは急にキレて言葉を続けます。
「ウォークマンで聴いたら、キャプテン聴かれへんやんけ!」

キャプテンも助長して、
「そうや。俺たちは、3人同時にこのバグリ島でGReeeeNを聴きたいんや。」

「知らんわそんなん!
ウォークマン用のスピーカー持ってないしなあ。どうすりゃええねん?」

「レコチョクで1曲とってや。着メロはやめてな、フルで。」

レコチョク...
読者の皆様には聞き覚えのないワードかもしれませんが、レコチョクというのはガラパゴス携帯が全盛の時代に登場した有料音楽サイトです。

今でさえ、スマホの無料音楽アプリでいくらでも音楽がとれますが、ガラパゴス携帯で音楽を取るには課金することが必要でした。

レコチョクで音楽を絶対買わせたいボブ&キャプテン
VS
レコチョクで音楽を絶対買いたくないぼく


仁義なき戦いが幕を開けます。
先制攻撃は、赤コーナーのぼくです。

「買うのだるいなあ。
俺が歌うからそれでええやろ。」

「歌うとかいらんねん!
俺はGReeeeNのルーキーズが聴きたいんや!」

「ルーキーズ?俺、CD借りたから、ウォークマンに入ってるって。」

「だからウォークマンとか意味ないねん。レコチョクで買って俺たちに大音量で聞かせてくれ!」

「CD借りたのになんでもっかい買わなあかんねん!」

「頼む買ってくれ!!」
「絶対買わん!」


「買ってくれ。」

「そんなこと言うてくる、ボブとキャプテンが買えばええやろ。」

「そんなんあかんねん!とっしーの携帯から流れるGReeeeNのルーキーズが聴きたいねん!!」

「GReeeeNのルーキーズは、誰の携帯から流れてもGReeeeNのルーキーズ!!!」ぼくの叫び声がバグリ島の夜空に響き渡ります。

「あーもう無理や。」
「やっぱりとっしーはその程度の男か。レコチョクで音楽も買ってくれへんのかよ。」

ボブとキャプテンはついに諦めました。あきちまではならないものの、明らかに落胆の表情を浮かべながらバグリ島で寝転んでいます。
3人の間には険悪な雰囲気が流れました。

ぼくはその時、さっと体を起こし、こっそりとガラパゴス携帯のボタンをぽちぽちと押していました。

.......
静寂の中、なりだした音楽は
......

♫君が走りだしたーそのーまえーにー
立ちふさがる壁はーー♫



「もしかして...これは...」
ボブとキャプテンはバッと立ち上がり興奮でウキウキしながら尋ねます。

「ルーキーズ、とったぞぉ!!!」

「イェー一ッ!!」
「ウッヒョー!!」



がっかりさせてから上げるというのは社会でも通用する作戦です。
バグリ島は険悪な雰囲気から一気に、幸せな空間に変わりました。

「それけど、着メロちゃうん?」疑問をぶつけるキャプテンに、ぼくはドヤ顔で返します。

「両方買ったわいや!
今からフルバージョンを流す!」


「ヒェッ!」

.....
♫♫
.....


ルーキーズが1曲流れ終わったあと、ボブは急に不思議そうな顔をしてぼくに問いかけました。

「この曲何で買ったん?」

「お前が買えって言ったんやろガァッッッ!!!」


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

テニス部副顧問田中線性の魔の手が迫る!

1月13日(金)
→25話 There is…

←Ⅲ章23話 あきち誕生


↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?



作者がギターで弾き語る24話エンディング曲
Hello! Good-Bye!!  




俺バグ最後11
2017. 01. 13  
3章

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?
←Ⅲ章24話へ
 | Ⅲ章26話へ→




テニス部の顧問は、当たり前のことを当たり前にいうよなぎぃ先生(9話へリンク)だけではありません。

田中先生という副顧問がいます。
田中先生は、たまに練習を観に来て、鹿が餌を待つかのような顔で生徒を見守ってくれています。

部活の休憩時間、ぼくらはそんな田中先生について話し始めました。

「あの先生ってさ。テニス知ってるん?」

「テニスは多分知らんよ。けど、英語は知ってる」

「あの人英語教師やからな。英語知らんはずがない」

「そういや、田中先生の英語の授業って、やたら生徒に当てるよな」

「参加型の授業ってやつやな。 退屈やなくてええやん」

「アホか。あの参加型授業で何人の生徒が犠牲になってきたと思てるねん!」

「犠牲?何があったんや?」

そしてキャプテンは、飄々とした面持ちで語り始めました。

「あの先生の授業はまず全員にプリントを全員に配る。
そして時間をとって先に問題を解かせるんや。

それから生徒を順番に当てていって問題の答え合わせをしていくというスタイルや。

田中先生からしたらみんなにたくさん問題を解いてもらいたいんやろうけど、全部の問題は解かへん。

あの先生は左前の席から順番に当てていくから、その順序を逆算して、
'俺はこの問題や'
って予想して、その問題だけを解くんや。
ずる賢いやつらだぜ」


「それさ、誰かが問題間違えたら、次の人がその問題になるんちゃう?」

「せや。誰かが間違えたら問題がズレるんや。
ズレてしもたらみんなわかりませんのオンパレードや。

'どうしよどうしよ!'って顔でわからん振りしてるんや。
なんせ予想した問題しか解いてないからな。

そうしたら田中先生の顔がどんどん曇っていく。
'君らわからなさすぎやしませんかっ?'って感じでな。

「わからんじゃなくてヤマがはずれて解いてないんやけどなあ」

「そんな田中先生の英語の授業で、ある日、一つだけめっちゃむずい問題があったんや。
これは解かれへんと思ったけど、席の順番を数えると回答者は俺ではないから安心した。

'こんな難問に当たるやつかわいそうやな'と思ってたら、めっちゃ焦ってるやつが1人おるんや。

Uぴーや。
無題

野球部でいつもはたくましいUぴーは、顔を真っ青にして、真っ青な自分の坊主頭をカリカリかいて必死に考えてた。
電子辞書までとりだして、そろばんを弾くかのように指を動かしていたんや」

「Uぴーをそれほどまでに恐れさせる問題ってどんなんや?」
「それは一見簡単に見える英単語の並べ替え問題でな。
使われてる単語自体はたった4つ、簡単なんや。

is there they shinpathy

そして、Uぴーに解答の順番が回ってきた。
Uぴーは答えをはじき出したようで妙に自信に満ちた表情で答える。

「There are simply they.」

「はい、違います。」田中先生。

クラス一同「.......」


There are simply they!
おもろいやん?!theyって明らかに主語になる単語やのに、それが1番最後?!」

「そうや、Uぴーはそれで正解と信じてドヤ顔してるんや。

けどな、誰も笑わへん。
みんな問題解くのに夢中なんや。

異様な雰囲気が教室に流れたその瞬間に、新たな事件は起こった。

田中先生が急に、顔を真っ青にして震え始めたんや。
そのとき先生は、明らかに異常な顔で苦しそうに悶えていた.....」

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

突然悶絶する田中先生の身に何が!?
そして火の粉はまさはるにふりかかる...
幼稚園レベルの英語力の彼はどう乗り切るのか?

1月20日(金)
→26話 わかりま...えびす

←24話 「ルーキーズ」


↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?



作者がギターで弾き語る24話エンディング曲
Hello! Good-Bye!!  




俺バグ最後11
2017. 01. 20  
3章

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?
←Ⅲ章25話へ | Ⅲ章27話へ→




「顔を真っ青にして震え始めた田中先生をみて、おれらは心配した...」

「うそやろ?心配なんてしてなかったやろ」

「そう。あのときのおれらは、目の前の問題を解くのに必死で先生の様子にまで気を配れんかった。

そんなとき先生は苦悶の表情から絞り出すように笑顔を振りまいて、言葉を発した。

'すみません。
お腹が痛いので抜けます。'


彼はそう言った2秒後にはもう、ドアを手にかけていた」

「その苦悶の表情を察するに、まあ20分くらいは帰ってこおへんやろうな」

「なんで時間まで知ってるねん。
20分やけども」

「で、その20分間、クラスはどうなるんや?」

「崩壊。

20分の学級崩壊や。
みんな立ち上がって思い思いに動き回る」

「田中先生一人おらんだけでそんなに変わるんか」
「逆にあの先生の統率力すげえな」


「そもそも授業前にいけよ」
「急な腹痛がどうしても我慢できんかったんやろ」

「いや、我慢しろよ」
「我慢させるなって!漏らしたらどないすんねん」

「それはめっちゃ臭い」
「やろ?」

「先生が抜けたのは、there is の並べ替え問題をUピーに当てたあとやろ?
Uピーは先生がおらんくなったあとも正答を求めてあがいてるんちゃう?」

「いや、Uピーは'よっしゃ自由や!'と叫んで英語のことなんてもう頭になかったよ。
ただ、次に当たる可能性のある後ろの席のやつは怯えて震えてた」

「なるほどな。
あの人、わからんやつには容赦ないからな。2秒もせんうちにすぐ次のやつに当てるやん」

「たしかに。
回転早いから一回の授業で1人3.4回は当たるなあ」

「当てるといえばよ。
まさはるがこの前やらかしてん」


まさはると同じクラスのギアルが語り始めました。

「それは春の終わりのことでした...」
「ロードオブメジャーみたいに始めんくてええねん」

「5月のことや。
大前提として、この頃の英語ってめっちゃ簡単やねん。be動詞とかのレベルや。

簡単やから、当てられた人はみんなすらすら答えるのに、まさはるだけ苦戦しててな。

あいつは自分の番が回ってくるたびに'わかりません'っていうわけや。

けど、田中先生も鬼じゃない。
はじめのうちは何度もヒントを出してたんや。

けど、まさはるはふざけてるのか全く正解せえへん。

だからいつもまさはるは飛ばされて、後ろの席の'戎ーえびすー'が答えるんや」

「ふざけてるないで、たぶんあいつはほんまにわからんかってん」
キャプテンが横槍をいれます。

「そう。ふざけてないんや。
まさはるは真剣やのに、まさはるの真剣さが田中先生には伝わってないことが問題なんや。

さらにまずいことに、まさはるは真剣なんやけど、わからんことに誇りを持っているようでな。
'わかりません'の言い方が妙に自信たっぷりでよ。


さも'わかりませんが何か?'と煽ってるかのような」

「間違えまくるし、わからんことを誇ってるし、まさはるはとんでもない生徒やな」

「そう。あいつの横暴に、巷で仏と言われてる田中先生もついにちょい切れし始めた。

その授業でまさはるが4回目に当てられたときや。
まさはるはまたドヤ顔で言うたわけや。

'わかりま...'

'えびす'!


まさはるが'わかりません'って言う読みで先生は、食い気味に次の戎を当てるんや。

隣で原が小動物のような甲高い声で爆笑してる。

「それが、'わかりまえびす'の正体か...」

「わかりま...」

「えびす!」


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

ボブは誰よりも早い
何がと聞かれると...
なぜと聞かれると...

1月27日(金)
→27話 ハヤサガイノチ

←25話 There is…


↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?



作者がギターで弾き語る26話エンディング曲
Hello! Good-Bye!!  




俺バグ最後16
2017. 01. 22  
main.jpg

少年マガジン連載「風夏」がテレビアニメ化されました!
その主題歌 Climber's High! が名曲でしたので紹介します!



歌い手は、沼倉愛美さん。
かっこいい声と美貌が魅力です。
そして、この曲は何と言っても、歌詞とサビがかっこいい!

↓こちらの曲は「風夏」のサウンドトラックに収録される曲です。
しっとりとした曲調の名曲です。


「風夏」の作者、瀬尾先生は、かわいい女の子を描くのが得意で恋愛系の漫画を得意とする人です。
今作風夏では、バンドの物語を熱筆しています!

秋月風夏
qNHqXMDY.jpghuuka98_8.gif碧井風夏

この作品が気になった人は、ぜひ、風夏のアニメ、漫画をみてみてください!


ちなみにぼくは、
L'Arc~en~Ciel の Driver's High  も大好きです!



#Driver's High  #Climber's High! #風夏
#瀬尾公治 #沼倉愛美


俺バグ最後
2017. 01. 27  
俺バグ延長戦Ⅲ章

今週は俺バグ高校編ではなく社会人編の延長戦です。

←延Ⅲ章2話へ |




ゴールデンウィーク、ドライブに行く予定の俺たちは、レンタカーを借りてキャプテンの家を訪問した。

キャプテンはレンタカーを借りた俺に、胸をえぐる真実を語った。

「なんで、お前らってレンタカー借りてるん?
俺の家の車使えばいいのに。」


「先言えよ!!!
車出すからレンタカーいらんって言うてくれよ!」

「それは言わんよ。
ラインでお前らがレンタカーの話をしてる時も、'おれの家に車あるのにな'とは思ってたよ。
言いはせんけどな」

「言ってくれよ!」

「言わんよ。
てか、なんでレンタカー借りたん?」疑問を呈するキャプテン。

「借りてもてんからしゃあないやろ!まあけど、金は払ってくれるよな?」

「払わんで」

「なんでやねん!1000円くらいは払ってくれや...」

「払わん。」

こうなるとキャプテンはテコでも動かないので、おれは彼にレンタカー代を請求するのを諦めた。

すると、ギアルとまさはるが口々に文句を言いはじめる。
「キャプテンだけ無料なんてずるいぞ!」
「せやせや」

「キャプテンはキャプテンやからええんや!お前らは払えよ!」

「わかったよ。
あとで払うわ」

「あとでな、あとで払うわ!」

これが俗に言うあとで払うあとで払う詐欺であったことは述べるまでもない。


俺は出発しようとして、ハンドルを握り、さっと車内の様子を確認した。

助手席ではキャプテンが眠そうな顔で前方を確認している。

後部座席では、うまめし隊長(美味い飯を探す役)ギアルが、うまめしを求めてスマホをみている。
その横で盛り上が隊長まさはるが、そのメシめっちゃうまそうやな!と必死に盛り上げていた。


出発して5分ほどたったとき、まさはるが「運転の練習したい」と言い、運転を交代した。

俺たちは幾度も一緒の車に乗ってきたが、まさはる運転をお体験するのは初めてだ。

「いくで?」

ブゥゥン

まさはるの駆るプリウスは急アクセルで発進する。

そのただならぬエンジン音だけで、彼の運転がド下手なことが手に取るようにわかった。

そんな俺たちの期待と不安を裏切らないのが、まさはるという男だ。

彼は右折すべき交差点で、ハンドルを切る素振りさえ見せずに直進した。
「曲がる気がないんか...」そう理解した矢先、彼は体をハンドルに寄せて力一杯舵をとった。

ギュィばぁっーんんん

ルパンが駆るフィアットのように、地面を跳ね、'遠心力さん'を忘れさせるかのようにほぼ直角に曲がる、車の限界を超えたカーブテクニックだ。

もっともルパンの運転ではテクニックを褒めるべきだが、ド下手なまさはるがすると自殺行為である。


「アホ!なんちゅう曲がり方してるねん!」焦る俺たち。

「すまん!」上ずった声からは悪びれる様子が汲み取れないまさはる。

そんな俺たちを尻目にギアルはなぜか興奮していた。

「今のすげー!マリオカートやあ!」


そして北区から六甲山へ向かう途中、まさはるは流れ行く景色を見ながら独り言をつぶやいていた。

「お前らのとこって、木々が生い茂ってるな。
この辺!俺がよく行くキャンプ場このへんや。
ん?てことはもしかして、
お前らってキャンプ場に住んどん!?」

北区にキャンプ場がある。
北区に住んでるやつがいる。
→北区民はキャンプ場に住んでいる。
Q.E.D

どんな発想をしたらこうなるのだろうか、
彼の言葉からは、北区民への嘲りが言葉の随所随所から滲み出ている。


道中ではちょっとした出来事が場を沸かす。
事故現場に大変興味をお持ちであるギアル。「どんな感じで事故ったんやろなあ」

世界をドラクエの地図のように把握する俺。
「次右曲がって」
「道しっとん?」
「しらんけど、頭でイメージできてる」

そして、たわいもない会話で目的地が変わったりもする。
「六甲山牧場ほんまに行く?」
「行ってなにするん?」
「.....」
「やめよ」

わずか5秒で当初の目的地をパスするあたりが、俺たちの適当さを表していた。

途中の北桜ヶ丘のバッティングセンターへ寄り、さっとこなしたあと、垂水区のアウトレットへ向かうことになった。


「そういやさ、小森の葬式行った?」
小森というのは、家に引きこもりすぎて'仙人'というあだ名がついた友人だ。

「いってない」

「じゃあ大丈夫。ギアルは」
「俺も行ってない」

「じゃあ大丈夫」

「どう大丈夫なん?」

「お前らが小森の葬式に呼ばれてないなら、小森は死んではないってことや」


確認の仕方...


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした




次回予告

アウトレットにて...

4話  Workin Workin





-俺バグ延長戦-
作者が弾き語るエンディングテーマ

 「ふがいないや」 YUKI 



俺バグ延長戦8

プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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