2017. 06. 02  
3章

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?
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「花火誘えよ」

ボブの何気ない一言にぼくはそそのかされました。
振られたその日に、女の子に会おうと言うなど常軌の沙汰を逸していますが、夜のテンションがそうさせたのでしょうか。

「わかった誘うわ」
ぼくは煩わしそうに呟きながらも、心はワクワクしていたのです。
結末さえ知らずに...

「浅倉さん、今花火大会にいるんや!
おれもおるから会おう!
一緒に花火みよう!」

声に出せば出すほど気持ち悪いメールの文面を考え出したぼくは、キャプテンとボブに感想を求めます。

「メールにここまで気持ち込める奴見たことない」
「ええ文章やな、気持ちがグッと伝わってくる」

2人は感心して頷いています。

彼らの反応に安心したぼくはこの文章を送信します。

仲良くもないのに告白をされて当然ながら振った女の子が、告白してきた男と一緒に花火を見る。ありえない要求をしているなんてことにはいまいち気づいていませんでした。

ポチッ...とな。
送信ボタンを押す音を聞いたキャプテンは、聞こえるか聞こえないかの微かな声で「こいつぁヤベェゼ」 と呟きました。

午後7時50分。
花火がよく見える海岸線沿いの混雑に嫌気がさしたぼくらはどこか人が少ない場所を目指してハーバーランドの人混みをひたすら歩きます。

ヒュルルルルルー...ドーンッ

そして、花火が打ち上がり始めました。


5分ほど歩いたあとでしょうか、浅倉さんから返信が届きました。
そこには、「今友達と一緒にいるから、それはできない」という、当たり前の断り文句があったのです。

心なしか返事が冷たいように感じます。

その返事をみたボブは至って冷静に言い放ちました。
「なんで誘ったん?」

「お前が誘えって言ったんやろうがいーーー!!!」激昂するぼく。

「あんな誘い方するやつドン引きやろ

♪ドーンドーンドンッビキビッキィッーーー
ド、ドーンドドン、ビキビッキィッーー♪


ボブが突然歌い出したメロディは、安田大サーカスのそれでした。

「そんな歌歌うなやー!」怒りが止まらないぼくの反応を楽しむかのようにボブは歌い続けます。

♪ドーンドーンドンッ
と、ボブが太鼓をたたく仕草を見せると、

ここでキャプテンが登場し、
ビキビッキィッーーー
と言いながら、手を引く動作を全身で表します。

ド、ドーンドドン
ビキビッキィッーー♪


即興とは思えないほどの彼らのコンビネーションの素晴らしさは、このネタを去年あたりから仕込んでいたのかと疑うほどでした。
しかし、感心するわけにはいきません。

永遠とループされるメロディ
♪ドーンドーンドンッビキビッキィッーーー♪にイラつきが収まらないぼくは太鼓をたたくボブの手を押さえつけて叫びます。

「お前が言うのは、おかしいやろっ!」

太鼓を叩けず、少したじろぐボブの横では、俺に任せろという顔でキャプテンが太鼓を叩き始めていました。

♪ドーンドーンドンッ♪

ビキビッキィッーー♪
ドン引きの仕草を見せるのは、ぼくの腕を無理やり引き離したボブです。
彼らはとっさの判断で太鼓と、ドン引き役を交代したのです。

なんという執念、どれほどこの歌か歌いたいのでしょ。

♪ドーンドーンドンッ♪と歌うキャプテンをぼくはギョっと睨んで言い放ちます。
「お前は言うてもええわっ」

♪ビキビッキィッーー
と叫んでジェスチャーをするボブには、顔を近づけて再び叫びました。
「お前が言うのは、おかしいやろっ」

そうです。
ぼくはドンドンドンビキビッキィーーーの歌自体にはキレていないのです。
ドンドンドンビキビッキィーーーの歌を歌う人物にキレているのです。


そんなぼくの怒りを知ってか知らずか、2人は歌い踊り続けていました

♪ドーンドーンドンッ♪

♪ビキビッキィッーー♪

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

真夜中の静寂で、少年たちは憂う...

6月9日(金) 39話 世界で一番長い日(6) 諸行無常のバグり島

←37話 世界で一番長い日(4) 「みなと神戸花火大会」

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?

 



エンディング曲
やっぱ I love you  






俺バグ 文末 乞うご期待 (1)
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2017. 06. 05  
私の社会人生活のモットーをドラクエで例えるなら「ガンガン休むぜ」でございまして、先日も張り切って、U-KYUを召還いたしました。

上司に休暇の判子を押してもらうときのあの緊張感。
「お前また休むん?」と、言われなかったときは、グッとガッツポーズをとります。


そして、平日に休んだぼくは、「なにわのスプリンターや~」(弱ペダ鳴子)と叫びながらサイクリングする小僧になったのです。
しかし、チャリこぎながら携帯(ポケモンGO)触るもんじゃありませんね。

段差の衝撃で、手からiphoneが飛び跳ねて、落下。画面はバッキバキバキ、液晶が映らなくなりました。

耳をすませば… 3年半の相棒iphone5cの声が聞こえます。
「その手を離すなって言ったろ?」

幸い、先月iphone SEを買っていたので家で携帯を取り換えました。
しかし、なぜか4G回線が使えないのでWi-Fi頼みです。

Wi-Fiが飛んでなければ何もできないとはまさに、諸行無常。
「どっかにWi-Fi飛んでないかな~」と腕を頭に組んで歩いています。

携帯が使えなくて何が困るかというと、「億が一」女の子からデートのお誘いが来てても返信できないということです。

GPSで現在地を確認できない、株価も見れない、携帯が使えなくなった瞬間のぼくは非常に慌ててしまいました。

Iphoneなど持っていなかった5年前ならもっと自分の力で何事も切り開いていけたでしょう。
便利さに慣れたが故の無能、携帯依存を感じました。

スマホが気になりすぎて、リアルなコミュニケーションを阻害する現象を指す「Phubbing(ファビング)」という新しい英語も生まれ、米国内で広まっているそうです。

ぼくも少しその症状が出ている節もあります。どうしても株価が気になってしまうのです。


携帯電話、インターネットにはもちろんいい面もありますが、害も多くあります。

携帯などあまり使っていなかった頃の方が人とコミュニケーションをとって、周りの情景を見渡していました。

何日かスマホ断ちすることで、あの頃の無垢さを取り戻せそうです。
今年の夏のキャンプで、熱い思いを取り戻したいですね。

みなさまも、一度、携帯電話から離れて自然の中で過ごしてみてはいかがでしょうか。



【リンク集】

拙い文章を読んでいただきありがとうございました。
よければ別の記事もご覧ください!


!→俺たちバグジー親衛隊 全章 目次へ

→名言集 ~日々に活力を~ 目次
→人生をRPGと捉えれば楽しくなる!
→やる気を上げる捉え方、考え方
→「おもしろおかしく生きた方が勝ちだ!」 ~こち亀 人生観 vol.1~
→おすすめ書籍
2017. 06. 09  
3章

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?
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花火が打ち上がる夜空の下、ハーモニーは続きます。

♪ドーンドーンドンッ♪

♪ビキビッキィッーー♪


「お前はあかん!お前はええわ!」

「落ち着け!」
「落ち着け!」

「これが落ち着いていられるか!」

「ヒェッ怖っ。コイツァ、キレてやがるぜ!」
「逃げようぜ、キャプテン!」

そう言ってボブとキャプテンは歩みを進め、そんな彼らをぼくは、「待てぇー!」とルパンでも追うように声をあげました。

人混みを押し分け早歩きで進むとは、なんて迷惑な奴らなんでしょう。

茶番にも飽きたのか、シンプルに疲れたのか、ぼくらは歩道の端にみつけたベンチに腰掛けました。

一息つくと、ボブはぼくの顔をジロリとみて呟きました。

「ドンビカチュウか」

「ドンピカチュウってなんやねん」子供たちの人気者、ピカチュウと呼ばれたぼくは少し嬉しそうにボブに言い返しました。

「ドン引きされるピカチュウってことや。ドン引きされてるから」

「誰がドンピカチュウや!
あんな可愛いピカチュウがドン引きされるかよ」

「あんなキモいメール送っといてよう言うなあ」

♪ビキビッキィー♪

たたみかけるように続くボブの口撃と、横でちゃちゃをいれるキャプテンの合いの手は、ぼくの全身から力を奪っています。


そして、ベンチに座り下を向いていたとき、ひときわ大きな音がぼくの耳を貫きました。

ドーン

「ウルセェ黙れ!
ドン引きの歌はもううんざりや!!」


「俺らちゃうぞ?」
「花火の音や、あれは」

至って冷静な、ボブとキャプテンをみて、ぼくは取り乱す自分が恥ずかしくなりました。

少し冷静になり、冷静に今の現実を振り返ります。

「メールの文章は褒めてくれたやん。
'気持ちは伝わってる。ええ文章って
言うたやん'」


訴えるようなぼくの問いかけにボブは優しくもなく言い放ちました。
「気持ちは伝わってるよ。
ただ浅倉さんはたいして話したこともない相手から一方的に好意を押し付けられてるんやぞ。
伝われば伝わるほど浅倉さんはとっしーを遠ざけるのが普通ちゃうんか?」

「なんやと..!」豆鉄砲を食らったような顔になるぼくに、ボブとキャプテンはさらに語ります。

「まあ、今日の昼にフラれているからな」
「逆になんで浅倉さんが一人で花火に来てると思ったん?友達と来てる可能性高いし、友達と来てたらとっしーとは合わへん」

「それをメール送る前に言ってくれよ!!」

「言ったやん」

「じゃあ、俺を止めてくれよ、そんなメール送るなって!」

「止めはせんよ。止めたらおもんないやん」

「おもんない??もしかしてお前ら...」

「あのメール送って、浅倉さんがドン引きして、とっしーが'うわあっー'って叫ぶまで俺たちは見たいねん。
それがおもろいからな」

「せやな、あのパターンが一番好きや」

「て、テメェら!」
バイナイ事件で判明した、ボブとキャプテンのお笑い至上主義がここでも露呈し、ぼくは怒りを抑えきれません。

塩らしい馬顔を、整った顔立ちのボブにグッと寄せて、今にも殴りかかりそうなそのとき、はるか上空で特大花火が打ち上がったのです。

ヒュルルルルー
ドーンッ!!!


♪ドーンドーンドン♪
すかさず歌い出すボブに、
♪ビキビッキィー♪
合いの手を入れるキャプテン。

忌まわしい歌の前に花火の爽快感が一瞬で消え去ったぼくは突っ込む気力さえ湧きませんでした。

そうして花火大会が終わり、人々とともにぼくらも帰路につきます。


電車内でのぼくは、あらゆる感情を心の奥底ににしまって扉を閉じてしまっていました。なにも感じないように。なにも考えないように。

浅倉さんは俺のことが好きじゃない。だから振られた...
顕然たる事実がぼくを襲います。


「今日はまっすぐ帰るわ」
バグり島の最寄り駅、西桜ヶ丘駅の1つ前の駅でぼくは彼らに告げました。

「何言うてるねん。バグり島まで来いよ」

いつもと変わらないボブの言葉なのですが、この時のぼくは心が乱れており、彼に突っかかります。

「だいたいよぉ。お前らは西桜ヶ丘駅が最寄りで家への帰り道の途中にバグり島があるやろ?
けど、俺の家は、1つ手前の駅やねん!
なんでわざわざ遠回りして、帰らなあかんねん!
バグり島になんでいかなあかんねん!!」

「ええから来いって」
ボブはそう言ってぼくの手を掴み、バグり島まで連れて行ったのです。


そして、23時を回った真夜中のバグり島。道路の横の石垣に3人が並んで
座っています。

誰も何も言葉を発しません。
朝からの部活、バイナイ事件、中学生にバカにされる、そして人混みの中での花火鑑賞と、数々のイベントをこなして疲れ切っていたのです。

ぼくはただただ、浅倉さんのことを考えていました。
途中親から、はよ帰って来いとの電話がかかってきましたが、「今日はとんでもないことが起こったからまだあかん」という謎の言い訳を叫び、電話をブチ切りします。

「がんばってもがんばってもどうしようもならないことがある。世の無常を観ずるとはこういうことなんやな」

「とっしー、何もがんばってないやん。勝手に告って勝手に振られただけやろ??」

核心を突かれたその瞬間、空からポツリと冷たい粒が落ちてくるのを感じました。

「雨か...」
「そら、地球も泣きたくなるときもあるわ」

くだらないことを言いながら、手のひらを上に向けます。
次の滴りはなく、気のせいかと、考えたときにまた、水滴が落ちました。あ、と思っているうちに雨脚が強くなります。
そしてあっというまに、土砂降りになりました。

「あかん、どっかで雨宿りや!」

3人は雨から逃れるために、ダッシュでバグり島から離れて、タバコ屋の小さな屋根の下に避難しました。

「俺らって、なんで生きてるんやろな」
ポツリと吐き出したキャプテンの声は闇夜に力なく消えていきました。

「部活に打ち込むわけでもなく、勉強するわけでもなく、こうやってバグり島とかいう道路で時間を潰す日々...」
ボブの達観した言葉は、各々の心に響きます。


ようやく雨が静まると、世界の音がぴたりと止んだようにも感じました。

ぼくらは何も話しません。
ただただ無なのです。流れいく景色に同化するかのように無表情で前を見つめていました。

ちょうどそのとき、時刻は0時を回りました。
バグり島付近の道路で翌日を迎える。

稜北台高校というそこそこ賢い進学校に通い、今までそれなりの優等生として生きてきたぼくらは、この日初めて、外で日を跨いだのです。

誰もが'俺たち何してるねん'という思いを抱きながらも言葉にはしませんでした。

諦念に支配された瞳は、虚ろに月を眺めていたのです。

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

6月?7月?某日(金)

夏が来た!
あの花火の日がなかったかのようにバカバカしい毎日を繰り返し始めるバグジー親衛隊!
暴れっぷりが加速する!

Ⅳ章 Don’t Look Back In Anger  は6月か7月の某日 金曜日から開始いたします!

それまでは、俺バグ延長戦をお送りさせて頂きます。

←38話 世界で一番長い日(5) 「ドーンドーンドンビキビッキー」

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?

 



エンディング曲
やっぱ I love you  






俺バグ 文末 乞うご期待 (1)
2017. 06. 13  
ピクセラ 6731

目次
【ピクセラに踊らされる】
【敗因】
【上記の失敗から学んだこと】





【ピクセラに踊らされる】

 5月末頃、1~2万円で買える低位株に興味を持ち、そのうちの幾つかの企業を監視していました。
低位株は、財務体質も悪いことが多いのですが、(だから人気がなくて安価)材料さえでれば、大きく値上がりする可能性を秘めた銘柄なのです。

その低位株銘柄のうち、私が注目していたのは、ライザップ関連銘柄、堀田丸正でした。

しかし、6月9日、ピクセラにIRが出たのです。
・ピクセラの次世代テレビ事業が順調に進捗している
・グーグル社が展開する新しいテレビ事業において、世界的に著名なLG社やなどと並んで、ピクセラがグーグルパートナーの10社のうちの1社として明らかになった

これらは、ピクセラ自身の発表ではなく、Oakという投資会社からの発表でした。

ここから、爆上げが始まります。
ヤフーファイナンスの掲示板をみても、大盛り上がり!

「これが、祭りか!」
私はさっそく参戦いたしました。
SBI証券のPTSで、210で、200株買いましたが、上昇が止まらないので、逐次、買い増します。

このとき、1万5千円ほど利益確定しても、まだ含み益は約7万円、株数も700保有していました。
このときは、含み益を考えて、むふふとなっていたのです。

6月12日のPTSでも450円付近をうろうろしており、
「これは、明日もストップ高あるで?買い増ししようか」と思っていました。

しかし6月13日、100円付近から389円まで走り抜けたピクセラに、ついに調整が入ったのです。

450円付近で始まるも、いつの間にかストップ安。
昼間には、350円付近まで下がってしまったのです。

私は、朝、板気配を読み、いくつか成り行き注文をしていたので、
451円、451円、381円で売り抜きましたが、
残り400株は安値になってしまっていましたが、ここが底値と踏んで、340円で買い増し。
しかし、終値はストップ安の309円。

完全にしてやられました。
終わったことを言っても仕方がないものの、400台のうちに、一度大半を分売しておくべきでした...

しかし、PTSで、339円で200株投げ売り、なんとか利益を確保します・

結局実存益は、約5万円。
うまく分売できれば、この倍は儲けることができました。

恐ろしいもので、10万ほど儲かるかもしれないと期待したとき、4万の儲けがちっぽけに思えてしまうのです。強欲とは恐ろしいものです。

しかし、これはいい経験になりました。この失敗を活かして、次はしっかりと利益確定のタイミングを計りたいと思います。



【敗因】
○希望的観測

掲示板の意見に踊らされました。
「1000円は堅い。」「グーグルのパートナーなのに、時価総額が低すぎる」等
そして、1000円まで上がるなら、今700株持ってるから
300→1000の700×700で49万の儲けやと!
 捕らぬ狸の皮算用で喜んでしまっていたのです。

○欲張りすぎ
これに尽きます。3日連続ストップ高の時点で、そろそろ、利益確定の売りが入ることを予想すべきでした。
いや、予想はしていましたが、もうけを大きくすることに夢中で利益確定まで考えが回っていませんでした。
気持ちが前のめりになってしまったのです。

○分売の甘さ
 朝の板気配の時点で、ストップ高を」つけた、一昨日、機能とは明らかに勢いに陰りが見えました。
この時点で保有700株のうち500株あたりを成り行きで売って400円台でもっと売っていればよかったと思います。
そして、下がってからもう一度拾うことが最上でした。

○仕手株だったのではないか?
IRを発表したのがピクセラ自身ではなくて、出資会社のoakでした。
このoakが曲者でして…
彼らが絡んだ銘柄は異様な動きをするようです…
この爆上げと暴落もオークの掌で転がされただけかもしれません。




【上記の失敗から学んだこと】

☆含み益は幻! 希望的観測を捨てろ!!

含み益は、幻です。利益確定をしなければ意味がありません。もっと上がると思って、利益確定をしないうちに、含み益が消えるなんてことはよくあります。
また、掲示板などは無責任なものです。
いくら好材料でも、3日連続ストップ高では調整に入って当然です。
ストップ安になって売れなくなる前に利益確定をしておくべきでした。。掲示板にだまされず、含み益に慢心しないことが大切だと思いました。

☆満塁HRより二塁打を狙っていく。

 私の今回の失敗は、大きな利益を求めたために起こりました。
含み益は、チャンスでもあり、最大のピンチでもあるのです。
なぜなら、含み益が暴落して含み損になれば、感情が入ってなかなか売れません。
「あんなに含み益があったのに、損切りなんてできるか」と思ってしまうからです。

だからこそ、逆指値をしておくことが重要なのです。

今回の例ならば、前日にストップ高389をつけた時点で次の日は、
まず1つほど、380あたりで逆指し値しておくべきでした。

そして13日の朝気配が450でもみ合っていたので、ここでも430
400あたりでも逆指し値しておくべきでした。

これらが、暴落に備えた利益確定の作戦の一つです。

「高値で売ってしまって、下がってから買う。」
こう考えても、もし上がったらどうしようという考えが浮かびます。
それは仕方がないのです。

満塁ホームランを狙って三振するよち、二塁打を打つ方がいいのです!
株でいうヒットとは、少ない利益で利益確定することですが、それでは大幅な利益は見込めません。
少し貪欲に二塁を狙っていくのが大切なのです。

☆流れを読め!決断の大切さ

「いつ売るか?」
これは投資家にとって永遠の課題です。
こればかりは、どうしようもありません。
...%の利益で、一度利益確定などというルールも、流れに逆らえば失敗します。

ひとつ言えることは、「風」、流れを読む、ということです。
板気配を見て、チャートをみて、トレンドの流れを読む。
これは暴落なのか、調整なのか?
そろそろ調整が入るのか暴落するのか?

希望的観測をせず、冷静にそれを判断して、迅速に対応する。

それができたら苦労はしませんが、数々の経験を踏んでそれを判断できるようになりたいですね。




【リンク集】

拙い文章を読んでいただきありがとうございました。
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2017. 06. 16  
俺バグ延長戦Ⅲ章

今週は俺バグ高校編ではなく社会人編の延長戦です。

←Ⅲ章3話へ |




イオンに着いた俺たちは、ウマメシを買ってテラスで食べながら社会人になった感想を話し合う。

話しあうといっても、まさはるは未だ研修中、ギアルとキャプテンはフリーターだ。

このメンツではいち早く一応正社員として働いている俺に白羽の矢がたった。
彼らに社会人の厳しさを伝えなくてはならない。

「仕事どうなん?」
まさひこ(研修中)が俺に尋ねる。

「2日目にいきなり有給とったよな、1時間やけど」

「は?舐めてない?理由は??」

「ライブや。
ちなみに定時でも開始には間に合ったんやけど、余裕持って行きたくてな」

「は?そんなんええん?」

「ええかはしらんけど、1時間有給申請したらとれたからなー」
俺はお気楽に答える、これぞゆとり。

「有給とってはよ帰るってことは、その日の朝は相当早く来て仕事済ませてるんやろ?」まさはるは尋ねる。

「出勤は業務開始の5分前や。エレベーター次第では3分前になっちまう」

「それこそ余裕持てよ」

キャプテンは、俺をじっと見つめて語りだす。
「普通さ。人からどう思われるかとか考えるやん。ただとっしーぱそんなこと考えてへんねん。
主人公気質やからな。
人生を楽しむスキルがあるんや。
たぶん仕事のときはちゃんとやってるやろから、嫌われてもない...はずや」

そんなことを言われて俺は鼻高々になっていたが、別に彼らは褒めているわけではなかった。

ギアルは照れた俺の顔を見て呟いた。
「照れたら映画俳優みたいな顔するやつおる?」


そんなとき、まさはるは急にたばこが吸いたくなったのか喫煙所へ走り出した。
彼はそこでヤンキー風のお兄ちゃんに話しかけ、タバコをもらっていた。そしてそれをスパスパ吸いながら仲良く話をしている。

「今の人誰??」
俺たちは喫煙所から戻ってきたまさはるに尋ねた。

「知らん。初めて会った人やからな」

初めて会う知らん人にいきなりタバコ貰う、彼はなんて逞しい男なんだろう。

その後、アウトレットの醍醐味であるショッピングを堪能した。服に帽子に、ああでもない、それはださいといいながら、購入するいつものイベントだ。

垂水のアウトレットを後にして、三宮に戻る。そして、レンタカーを返すと、家族亭という定食屋に入った。


「そういや、とっしー。大学の時、女の子とのデートで家族亭で飯食ったんやろ?ほんで、そのあとゲームセンターで太鼓の達人をする、と。
そして、告ったら、結果振られると」

「その話はやめろ。」

「遊び方が中学生やからな、そら振られるわ」

茶化されて嫌になったおれは、それを誤魔化すかのように、ボブにライン電話をかけた。
もちろん通常の電話ではなく、テレビ電話だ。
顔と顔をつけあわせたい。

ピポパピポパピポパポーン

がなり終わるやいなや、ボブは応答した。

おれの携帯には、上半身裸のボブが現れたんだ。




次回予告

あのころの熱い思いを、取り戻したい!
ボブを勧誘するが...

6月23日(金) 延 Ⅲ章 5話 バンドやろうぜ!

←Ⅲ章3話へ






-俺バグ延長戦-
作者が弾き語るエンディングテーマ

 「ふがいないや」 YUKI 



俺バグ延長戦8

2017. 06. 17  
残り全部バケーション (2)

笑いと感動に満ち溢れた``小さな奇跡``
残り全部バケーション | 伊坂 幸太郎



【おすすめ度】

読みやすさ ☆☆☆☆
ハラハラ度  ☆☆☆☆
ほっこりする ☆☆☆☆☆
感動      ☆☆☆☆




【「残り全部バケーション」  あらすじと感想】

ネタバレを含みますが、この物語について感想を記します。

あくどい仕事に手を染める溝口と岡田を巡る5つの話が収められています。
どの話にも伏線回収の魅力が詰まっていて、クライマックスの読み応えは抜群です。

私が特に気に入っているのは、第一章の『残り全部バケーション』と、第五章の『飛べても八分』です。

第一章では、ありえないドライブが展開されますが、その非現実が気にならないくらい自然に話に入り込むことができます。

溝口がこの章で語ったこの言葉には最も共感しました。
「儲けてる奴ほど、ろくなことしてねえよ。ふんぞり返ってパソコンに向かって、ぴこぴこボタンを押してたり、人を顎で使ったりな。それよか、身体使って、荷物運んだり、物作ってる人間の方がよっぽど偉いってのにな」

第五章は、この本の集大成となる物語です。
主人公・溝口と、賢い若者・高田との比較がクライマックスの見どころです。

「人ってのは、恐怖や不安で行動しても、感謝の気持ちではそんなに動かないですよ」と達観している高田と、損得感情ではなく人間の優しさを信じつつある溝口とのやりとりは読んでいて考えさせられるものがありました。

また、'とんでもはっぷん'についてのやりとりが軽快で気に入っています。
「飛んでも八分、歩いて十分、メールは一瞬。だとしても、飛べるなら飛ぶべきだ。そんな経験、しなきゃ損だろうが」

終盤に、行き当たりばったりで能無しと思われていた溝口が、高田をやりこめるところは爽快感に溢れました。
クライマックスは各話のピースがつなぎ合わさり、溝口の真意がわかります。

岡田から影響を受けていた溝口は、物の考え方が変わりつつあったのです。
「人にものを頼むには脅しより親切が大事で、良くしてやれば、良くしてくれる。」
「岡田に責任をおっかぶせちまったことを後悔している。」

物語の最高潮、毒島と溝口の緊迫のやりとりを抜粋します。

毒島「今日はますます、おまえを見直した。ここでやめれば、全部なかったことにする。おまえはどこかでゆっくり、暮らせよ。俺たちは、おまえとは関わらない」

「岡田は帰ってこないけどな」

「おまえと岡田なんて、せいぜい数年の付き合いだっただろうが。そんな奴のために、無茶する意味があるのか」

「意味とか関係ねえんだよ。八分でも十分でも、飛べるなら飛ぶんだよ。損得じゃなくて」

「じゃあこう打て。友達になろうよドライブとか食事とか」
第一章の伏線を回収したときは鳥肌が立ちました!

「その時は、どこかでずっとバケーションでも満喫してやるよ。俺の人生、残りはナウや墨だ。宿題なしでな」


ラストは...なんと...
読後の爽快感は心地よいものがありましたね!




この作品は名言がとても多いですので、それらを紹介します。
物語の中心人物、溝口は、荒い言葉ながらも胸に響く言葉を投げかけてくれます。

16ページ
溝口「頼むぜ。車間距離ちゃんととっておけよ。いいか、距離感なんだよ、人生は」

95ページ
岡田「未来のことはその時にならないと分からないんだし、人生は一度きりですからね。できれば、幸せになりたいじゃないですか」

110ページ
溝口「人間、'さもなくば'なんて日本語、使う時が来たら、おしまいだよ。人生のうちでそうそうないぜ、そんな場面」

146
岡田「困っている人とか大変な人なんて、世の中にたくさんいるだろ。みんなを助けることなんてできないんだから、人助けなんていみないかな、と思ったり。というか、人助けするなんて、そもそも偉そうだしさ」

☆212~214ページ
「飛んでも八分、歩いて十分、二分しか違わないってなったら、飛ばねえのか?俺なら飛ぶぜ。だっておまえ、飛びたいじゃねえか」

☆241
「念には念を入れろ。警戒心は大事っつう話たまよ。高田、シャクナゲの花言葉知ってるか。'警戒心を持て'だよ」


いかがでしたか?
とても面白い作品なので皆様も読んでみてください。

私より、はるかにわかりやすく考察しているサイトを紹介します。
→感想文:ポジティブな結末へ誘導する優しいリドルストーリー


残り全部バケーション (1)



【リンク集】

読んでいただきありがとうございました。
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2017. 06. 23  
俺バグ延長戦Ⅲ章




画面上に現れたボブは、こちらの画面をチラ見しながら手を大きく振った。「おう、なんや」

「なんで裸やねん」

「暑いねん」


暑さで裸になってしまっているボブに俺は、熱く語り始めた。

「ボブ、大宮の生活が暇なんやろ?
1つ提案があるんやけどさ、ベース始めへんか?

俺がギター、キャプテンがドラム。あとはボブがベース出来たらバンド組める。
alwaysとか漠然を俺は、お前ら親衛隊とかき鳴らしたいんや。

スタジオでガンガン音かき鳴らすっていうのはめっちゃ楽しいもんやから、前向きに検討してくれ。
もっかいこの世界をひっくり返してやろうぜ」

突拍子のない俺の提案にボブは聞き返す。

「何を目指すん?」

「武道館は夢物語。いや、目指すとかじゃない。ここは熱弁振るうぞ。冷静に今の親衛隊の状況考えて?

ボブ、暇で諸行無常in大宮
キャプテン、重力に負けでNEET
俺、恋愛きつすぎ死んでしまうマン予備軍

あくま、キチガイテニス野郎

あくま以外はみんな瀕死や。
いや、あくまも爆死や。テニスしすぎやねん、テニス部のキャプテンやしな。

瀕死の俺たちが立ち上がるために何か刺激が必要なんちゃう?
それがバンドや。

高校時代の俺たちは、'意味を求めずただ時間を潰してた'
けど楽しかったやん。

俺は同期とバンド組んで確かに楽しいけど何か物足りんことに気づいたんや。
それは、メンツや。

知り合って1ヶ月そこらの人らとジャカジャカ鳴らすより、親衛隊のお前らとかき鳴らした方が絶対最高やん。

だから武道館目指すとかじゃない。
意味もない。


ただお前らと、
ボブが携帯でパクったalwaysを、
神様の前で歌った漠然を、
かき鳴らしたい!
それだけや。

安心してくれ。

ボブが木琴うまいこと知ってるから音楽センスは心配してないよ。

あとは'やってやるかどうか'
'世界を変える気持ちがあるかどうか'


メンタル的なものだけや。

初心者用ベースなら1~3万
パチンコ屋寄る前でも一度楽器屋ちらっと顔だしてみてくれよ」

5分か、10分、俺はボブに熱く語りかけた。

彼は、小麦色に焼けた裸の上半身をぽりぽりと掻きながら一言呟いた。

「絶対やらん」

一部始終を横で聞いていたキャプテンは冷静に言い放つ。
「ベースとか、ボブが1番やらなさそうやん。ドドドドドとかいう重低音、あいつが弾くと思うか?」

それから1時間ほど、夕飯を平らげた俺たちは昔話に花を咲かせた。


そろそろ帰るかと、いう雰囲気になって店を出る俺たち。

俺は思い出したようにまさはるに話しかける。
「そういや、まさはる、お前に5000円貸してたよな?返してくれよ」

「え?そんなん知らんけど、わかった。ついてきて?」

まさはるはそう言って俺の腕を引っ張る。

「どこいくねん?」

まさはるが俺を連れ出したのはパチンコ店だった。
彼はドヤ顔で俺に言った。

「俺は今からパチンコをする。
勝ったら金返すわ。負けたら絶対返さん」

「なんでやねん!負けても金返せよ!」

「いや、負けたら返さん」

「てか、パチンコする元手があるなら先に返せよ」

「それは絶対嫌」

「おかしいやろ!」

「おかしくても俺はパチンコをする」

強情なまさはるに、押し負けた俺は、彼の勝負を見守った。

10分後、彼は5000円冊を握りしめて俺に手渡した。
「勝ったからええやん」


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした




次回予告


6月30日(金)
タイトル未定





-俺バグ延長戦-
作者が弾き語るエンディングテーマ

 「ふがいないや」 YUKI 



俺バグ延長戦8

2017. 06. 24  
「しくじり先生~社会人ではお調子者キャラになるな~」




【しくじりに至る日々】
社会人を舐めていた私は、なんとなく入った会社で高尚な目標もなく、日々をこなします。
毎日定時で帰り、上司のプレッシャーも気にせずまるで送りバントを決めるかのようにコツコツと有給を消化していきました。
 「プライベート>仕事」の欧米なら、私の行動は普通かもしれませんが、日本では違いました。
1年目から仕事より自分の時間を優先する私の評判は、遊びしか考えていないゆとり社員、となったのです。

しかしその評判は私が望んだものでした。
出世を望まない私にとって、こち亀の両さんや釣りバカ日誌のハマちゃんのようなお調子者社員になることはなんら問題がなかったのです。むしろお調子者のキャラを確立してしまえば、あいつは仕方ない、というあきらめのイメージができあがり、より自由勝手に行動することができるとも思っていました。

 秋の研修で遅刻し、大物新人と揶揄される第一のしくじりでさえ、あまり精神的ダメージを受けませんでした。(この認識の過ちに気づくのは半年先のことです…)

そして私は入社当初から、職場の若手を仕切るキャラになろうと行動を起こします。
飲み会だけでなく、休日には運動会を企画し、若手社員の交流を深めようとしたのです。
ベトナム旅行で購入したネクタイを、土産として男性社員に配布し、女性社員には、こまめにお菓子を持ってきて渡すというゴマのすりよう。

 私はこれらの行動が上策だと信じていたのです。(基本的には可愛い女子社員の評価を上げたい一心)
そして、3月には、職場の同僚と1泊2日の懇親旅行を行うなど、仲良くなったつもりになりました。

ちょうど新卒から1年経ったあたりでしょうか。
最も仲がいい年上の同期は、芸人になるため退職し、優しい兄さんは転勤してしまいました。

寂しさを感じた私はこの頃、秋採用の後輩と行動を共にしていましたが、彼があるときつぶやきました。
「先輩って、いろいろ企画しているわりに、周りからの対応が’塩’とちゃいますか?」
「まあ、みんな俺のことバカにしてるからなあ」

後輩の言葉を受けた私の中に、今まで積もり積もった小さな不満が沸き立ってきました。
「面倒な幹事を幾度もおこない、細かい計算で集金し、平日に休んで野球グラウンドを確保し…その俺への対応が、これか?どんだけ舐められてるねん俺は…」

このとき私は、気づいてしまったのです。自らの求心力のなさに!

みんな悪気はないんでしょう。特定の人物に怒る気はありませんし、私は、日本人特有の日和見主義にあきれています。
それと、同時に私自身の器が小ささに嫌気がさしました。

私は聖人ではありません、畜生です。
せめて誰かのためにうごいたら、それなりの反応がほしい、冷たすぎるじゃないか

小学校、中学校の頃の委員長の気持ちが始めてわかりました。
自分はクラスのために頑張っているが、クラスメイトはわがまま放題。
なにをしても満場一致になることはなく、人の苦労も知らずどこかから不満がでる。

日本人は、フリーライダーが多すぎる気がします。
「誰かやってくれる」そういう思いが人々を日和見主義にさせて、受動的な考えを生み出します。


そんな不満を抱え始めたときに、あることが起きました。
「たらい回し事件」
後輩が私の同期の女性社員から飲みに行こうと誘われる。「俺も行っていいか」と確認すると、
たらい回しにされてやんわり断られる。

「友達、同期事件」
 同期の女性社員に「俺って友達やんな?」と聞くと、「いや、同期」
壁をはられた私はパントマイムのジェスチャーでごまかす。

これら二つの情けない事件で、私は現実を知りました。
入社して1年ちょっと、昼休みはよく、女性社員が集まるところに弁当もっていって一緒に食べていました。
もしかして、俺はモテているのではないかと、大きな大きな勘違いをしていたのですね、はい。

この事件の後、私はこう思ってしまいました。
「俺は、職場で円滑に過ごすために同期と無理して仲良くなろうとしてないか?
 高校時代、大学時代の知人らの方が、気があうやん?
 同期と無理して仲良くなろうとして、勝手に盛り上がって期待して、勝手にがっかりしてるだけやないか」

このことは転職を頭に入れ始めた私にとって、人間関係を整理することにつながります。
芸人になるため辞めた相棒と、兄さんが転勤した時点で、方向転換してもよかったのです。




これらのしくじりから学んだ教訓は以下です。

【教訓~こんな俺にはなるな】

・自虐ネタと、行動力をいかしたやんちゃ行動で人気者になれるのは、大学生まで社会人では通用しない!

・無理に職場内の交流を深めなくてもいい、ある程度の距離感で無難にこなせばいい!
喧嘩する必要はないが、中心人物になろうとしなくていい。
・何かをやってあげたという意識を持って、見返りを求めるくらいなら、何もするな!
好意の返報性を無視する人にはそれなりの対応をとろう、還元してやる必要はない
 そんな人らに構う暇があるなら、自分の大切な人、恩人にもっと還元しよう!

これらが、私が学んだことです。

皆様の参考になれば、幸いです。



【リンク集】

読んでいただきありがとうございました。
よければ別の記事もご覧ください!


!→俺たちバグジー親衛隊 全章 目次へ

→名言集 ~日々に活力を~ 目次
→人生をRPGと捉えれば楽しくなる!
→やる気を上げる捉え方、考え方
→「おもしろおかしく生きた方が勝ちだ!」 ~こち亀 人生観 vol.1~
→おすすめ書籍


2017. 06. 30  
俺バグ延長戦Ⅲ章




5月14日、隣の課の係長は俺に言った。
「武田、お前フットサル大会出るか?」

「出ます!」

「おお、ありがとう!今年は大幅な戦力ダウンでな…」

「心配ご無用、僕が旋風起こしてやりますよ!」

サッカー初心者やのに、大口をたたいてしまった俺は、せめて試合時間常に走り回れる体力だけはつけておこうと思い、真剣にランニングを始めた。

今までは毎日仕事終わりに、家の周りの小学校を3分ほど走っていたが、あれはランニングではない。

夜道で歌を叫びながら走っているただの不審者なんだ。

真っ暗な小学校だが、いつも職員室は明かりがついている。
俺が毎日定時にそっこー帰る中、あの人は必死に働いてんだろうな。

ちなみに、俺のサッカースキルは、
ウイイレでいうと、×ボタンおしっぱなし。

とにかく相手にプレス!!!

「うおぉー」と叫びながら迫るスタイルで小学校時代から、ブイブイいわしてきた。

そんなプレスに磨きをかけるために、休日もランニングだ。

外用の服に着替えて、家を出るときに親父が俺に言った。
「お前その服なんや。誰にみつけてもらうんや?」

そらこんな服着てたらそう思うだろう。
俺が来ていたのは、白と赤の横縞Tシャツ。

そう、ウォーリーだ。

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ウォーリー服を身に纏い、ひょろ長い体のガリガリが定番のランニングコースを走り始める。

西桜ヶ丘の駅前からコープ、小学校を越えて、桜ヶ丘公園…

だが、いつもと様子がおかしい。高齢化が進み、人口減少真っ只中の神戸の秘境にしては、圧倒的に人が多いのだ。

歩道橋を渡るときにその理由がわかった。
今日は、桜ヶ丘公園できたきた祭りがあるのだ。

この祭りにはいくつかの思い出がある。

少年野球時代、この祭りがあるとグランドが使えなくなるので練習が中止になる。そして、みんなで祭りに参加するのだ。
毎週練習しているグラウンドが祭り会場に変わり、屋台で敷き詰められられた光景は新鮮だった。

俺はいつもよくわからないヨーヨーを高額で買ってしまい、笑顔で持ち帰っていたものだ。

今でもそれは部屋にあり、たまにそれをみては、なんてこんな無駄なものが欲しかったのかと思ったりもする。

けど、無駄なものなんてこの世にないわけで、これを買ったことも俺にとっては大切な思い出なんだ。

祭り会場となったときの雰囲気の違う桜ヶ丘公園が俺は大好きだった。
1番印象に残っている祭りでの出来事は、ある部員が爆竹を作って、それを爆発させて、コーチがすさまじく怒ったことか。


そんな思い出を思い出しながら俺は、祭り会場となっている公園の中を駆けた。

駆けるといっても時速8㎞くらいなわけで、ほぼ歩くのと変わらない。

髪型は角刈りだ。これも、小学校のころと変わらない。
散髪屋に行くといつもこう言われる。
「髪型はどうしますか?」

「いつもの」

そういうと角刈りになるんだ。


不思議なことがあるもんだ。こんなんじゃモテねーよ…

ワックスをつけりゃましになるんだけど、俺の性格上ワックスをつけるのがめんどくさい。
もちろん職場に行くときはつけるが、
ランニングに行くのにワックスはつけない。

もちろん角刈りで走る。

祭り会場の少し端のあたりを走っているときだろうか、目の前に幼馴染の女子の姿が飛び込んできた。
あっと思った俺は、走るのをやめて、歩きはじめる。

幼馴染の隣には、がっしりとしたやんちゃ系の男がいた、たぶん彼氏だろう。
情けねぇことに、俺は彼氏の精悍な顔つきをみて、びびってしまった。

彼氏から目をそらして幼馴染の女の子に目を向ける。
そして幼馴染と目があった時、俺の体にセメントが落っこちてきた。カチカチに固まる体...

3か月前、「久しぶり!よかったら飲みに行こうよ!」とLINEしたが、既読無視をされた事実を思い出したのだ。

俺の体は、無意識に回れ右をしていた。
そして、幼馴染とムキムキ彼氏から逃れるかのように、ダッシュで逃げた。

なぜ逃げたかはわからない。体が勝手に動いたのだ。

よくスポーツのプロが「体が勝手に反応した」
というが、俺のはそれではない。

ただ、自分がLINEを既読無視された。
幼馴染の女子と会うのが気まずくてさらに、彼氏のイケイケの威圧感に負けたのだ。

浅倉さんの件に関してもそうだが、自分が負け犬であることをひしひしと痛感した。


悔しい。ただただ悔しかった。

基本、俺の知り合いのそこそこかわいい女の子はみんな彼氏がいる。そしてその彼氏たちはたいていかっけぇ。
浅倉さんの彼氏もそうなんだろう。

そうなると俺は自分の無力さが嫌になる。

「人と比べるな。人に期待するな」
きゃぷてんの言葉が脳裏を掠めたとき、俺の心は少し救われた。

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした




次回予告


来週、
7月7日金曜日からは、俺バグ高校生編、Ⅳ章再開です!!





-俺バグ延長戦-
作者が弾き語るエンディングテーマ

 「ふがいないや」 YUKI 



俺バグ延長戦8

プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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