2016. 08. 24  
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前回の記事でも少し触れましたが、僕は兵庫県軟式少年野球大会に出場しています。
9番ライトで、打率も2割弱と全く活躍していないのですが、先輩方のおかげで優勝できました。

もう10年以上前のことですが、あの時のことは今でも鮮明に覚えています。

神戸予選を勝ち抜き、本大会でも順調に勝利を重ね、決勝戦にコマを進めました。
決勝戦の会場は、オリックスの本拠地、ヤフーBBスタジアム(現ほっともっと球場)

独特の赤い土が内野に敷き詰められた
この球場で試合ができるだけでも大興奮です。

しかし、プロが使うグラウンドで小学生が試合をするということは、大きな注意点もありました。

それは、外野手の負担が大きいということです。
小学生が普段試合をする球場は狭く、外野手が守る位置がとても浅いです。

しかし今回の両翼100mもある球場で外野手が後ろに逸らしたら?外野手の間を打球が抜けたら?
確実にランニングホームランです。

だだっ広い球場は、強打者からすればワクワクしますが、守備に自信のない外野手からすれば恐怖のフィールドだったのです。

試合が始まった時、へっぽこ右翼手(ライト)の僕は、びびりまくっていました。

正直、守りながらこう祈っていました。
「打球よ、頼むから、頼むから。俺のところには飛んできてくれるな。」

野球と言うのは面白い競技でそういうことを考えているやつのところへ打球が飛びます。
選手交代したところに打球が飛ぶのと同じです。神様はイタズラ好きですね。

5回あたりでしたでしょうか?

ボヨィッンッッ

ビヨンドマックスというゴム製バットでジャストミートされた痛烈な打球が、ライトの僕を襲いました。

あかんっ

僕は打球が近づいた瞬間、グローブで捕球することを諦めました。
「俺の技術ではグローブで撮ろうとしたら後ろに逸らしそうだ。もっとも安全な策、それは...」

ドスッ

両手を広げ、腹でボールを止めたのです。
まあ、ださいったらこの上ないのですが、ランニングホームランを阻止しただけよしとしましょう。

僕にこの大舞台でライトゴロを狙うほどの能力はありませんでした。


その裏の攻撃。
無死一塁で僕に打順が回ってきました。

監督からのサインは、送りバント。
しかし、2球続けて失敗してしまいます。

ベンチを振り返ると、監督がイライラしながら、'打て'のサインを出していました。

僕は震えながら打席に立ちました。
「無死一塁でランナー進塁させられへんのはあかんやで...」

カンッッ

速球につまらされてボッテボテの一塁ゴロになります。

ボテボテすぎて二塁に送球できなかったので、一応進塁打になります。
送りバントと結果は同じです。

そして、一死二塁で次の1番バッター...
なんとランニングホームラン!

嬉しい、嬉しかったのですが、
俺がランナー進塁させた意味がねぇっっっ!

まあチームが勝てばいいのです。


ちなみにこの試合の様子はテレビ放送が予定されておりまして、約2週間後に兵庫県の地元テレビ、サンテレビで放映されました。
(よくわからん時間帯に放送されていたので録画しました。)

ちなみにサンテレビは年越しに阪神タイガースの特番をするほどの野球好きチャンネルです。

たしか3回。
9番の僕からの攻撃でした。

「俺が出るぞ!」

僕は、家族とともにテレビ画面を見守ります。

さあ、テレビ出演だ!
と、思った矢先、テレビ画面には

1番バッターが写っています。


あれ?
しかし、アウトカウントが点灯しているではありませんか。

おかしい、俺が凡退(ボテボテの二塁ゴロ)した描写がない...

何度も巻き戻ししますが、どう見ても僕の打席が飛ばされています。

カット、O.Aされないという事実を僕は齢11にして味わったことになります。
天性の目立ちたがり屋の僕にはショッキングな出来事でした。

父は言いました。
「アウトカウント、あの赤マルが、お前がさっき打席に立った出てた証やな!」


テレビ放送ではこんなことがありましたが、この県大会で優勝できたことは僕にとって最高の思い出になりました。

その頃のチームメイト、コーチ、監督、先輩、保護者の方には感謝の気持ちでいっぱいです。

僕がもし親父になれたら、息子にも野球やってもらいたいですね!
(僕の野球センスを引き継いだら下手っぴになるけど)

部活動は、スポーツ云々より、コミュ力とか礼儀を学ぶ場でもあると思いました。




俺バグ最後


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神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

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