2016. 11. 20  
俺バグ延長戦Ⅲ章
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*今回は会話中心です。省略表記を説明しておきます。
とっしー=俺  キャプテン=キ  ボブ=ボ  ギアル=ギ  まさはる=ま


5月5日。

俺、ボブ、ギアル、まさはるの4人は、
2月の卒業旅行ぶりに「やっぱり5人が最強」の集合が決まった
(ボブは関東に在住のため不参加)

当日は、4人全員で三宮に集合してレンタカーを借り、三宮→六甲山牧場→垂水のアウトレットへ行く。
だいたい~そんな感じ~…日和。


その前日の5月4日。

キャプテンはラインで質問した。
「明日、俺は家に待機でええ?」

ギ「ええよ」

き「こいつは嬉しいや!」

俺「いや、全員三宮集合にしようや」

「いや、車できゃぷてんの家まで迎えにいこ。絶対いこ。」
ギアルは、免許を持っておらず車が運転できないのだが、無責任なことを言う。

それにつられてキャプテン
「別に三宮行くのに、絶対来るんやったら待機しとくわ。そっちのが楽やしな。」

俺「いや、キャプテンも三宮来てや。」

ギ「来るな。キャプテンは家おってくれ。」

俺はあっさりと折れてしまい、
「きゃぷてん定期ないやろ。俺らが車とってくるよ。家で待機しといて。」

き「いや、なんか我儘言ってるみたいなってるけど、別に三宮までいくぞ?」

ギアルがここで驚きの確認をする。
「キャプテンが三宮来ても来んくても、とりあえずキャプテンの家には行くよな?」

ギアル…どんだけ、きゃぷてんの家行きたいねん!

俺「なんかギアルがきゃぷてん家行きたがってるのが俺はなんか嬉しい」

きやぷてんは、困り果てて普通の反応をする。
「俺は特に嬉しくはないけどな」


ギ「きゃぷてんの家に行けたら俺は嬉しいんや」
ここまで男友達の家に行きたがるギアルを、俺は心底変態だと感じ、

「コ、コイツ、ホモなんか?」
という感情さえ浮かんだが、それをぐっと押し殺す。

き「じゃあ、待機しとくわ」

こうして、5月5日、キャプテンの自宅待機が決まった。


――――――――――

5月5日
8時50分に三宮駅に集合だが、俺は遅れそうだったので、裏ワザを発動した
「当日の朝に集合時間を変える」という荒行。

普通こんなこと許されないことだが、俺たちの集団は集合時間などあってないようなものなので全然OKなのだ。

俺は、三宮にいるであろう、まさひこに電話をした。

通話中に聞こえてきたのは、
ジャラジャラじゃら

「お前らどこおるん?」

「ラウンドワン。」

「どこの?」

「新開地。」

「お前ら三宮こいよ。集合三宮やで。」

「あ、きつい。湊川まで来てくれ。」

「俺に一人でレンタカー借りとけってことか?」

「そうなるわな。」

集合場所まで来ないことに一切悪びれることがない、ギアルとまさはる。
あいつらのテキトウすぎる気まぐれ行動を考えると、集合時間に遅れる俺など可愛く見えてきた。

キャプテンは、ラインで一言。
「俺は家で、待機してるで。」


立地条件的には、三宮のレンタカー屋に一番遠い俺が1人で車を借りに行き、三宮に近い上沢に住むギアルとまさはるの2人が新開地で待機をする。

「この謎の状況。最高。」一人でそう呟いて、イライラを笑いに転換した。


三宮でレンタカーを借りた俺はギアルとまさはるを迎えに行く。
カーナビは三宮から、南下し2号線に進ませようとするが、俺は加納町に進み、北へ抜けた。
カーナビの指示なんてガチ無視だ。

好いている県庁沿いの道をひょいひょいとすっとばして、湊川公園へ到着した。

そこで、彼らを乗せ、きゃぷてんの家へ向かう。

「よし!行くぞ!」
「とっしーはよ出発せえや!」
集合場所にさえ来なかったくせに、2人はとてもエラそうだ。


母校・稜北台高校から西神戸自動車道を通り、西桜ヶ丘へあっという間に到着した。

キャプテンの家の近くまで来たものの、彼の家は高級住宅街。
車で入る道がわからず、少し遠くの場所に路駐することにした。

「路駐するか?」
「せやせや。」

路駐場所を探しているうちに、なぜか謎な場所で左折した俺は、団地の中へ迷いこんだ。

「どこいきよん?」
「知らん。とりあえず、団地入ってみた。落ち着くからな。」
「落ち着き具合で、車の進路決めんなよ…」

団地をぐるぐる回りながら、どこか駐車する場所を探していると、ギアルが妙案を出した。
「団地の駐車場に停めようや?」

「それはあかん!契約者の車が来たらどないするねん!」
「バレんやろ。」
「けど、バレんかったらラッキーやな。」

なんやかんや議論しながらも、行き止まりにぶち当たってしまったので、他人の駐車場に停めることにした。

「キャプテン家まで言って帰って10分。その期間に駐車場の人こおへんやろ。」
そうやな。ちょうど来たらそうとう運悪いで。んなやつおらんよ!」

そういって、車から降りた瞬間に、どこどこと車がやってきた。

その車から下りたおじさんは不可解な表情で俺たちをじろじろ見ている。

俺たちは照れ笑いをしながら、車に飛び乗りそこから立ち退いた。
ルパン顔負けの速さだった。


結局、「田舎道やから、大丈夫」という理論により、道端に路駐した。


車を降りてからの俺たちは、なぜかハイテンションだった。


ハッピバアスデイをうたいながら(5月5日はきゃぷてんの誕生日)
きゃぷてんの家に向かう。

辿りついた豪邸には、家の前で体育座りをする一人の男がいた。
溢れんばかりの普通オーラと、低身長ながら、まばゆいイケメンさ。

俺たちのキャプテンだ。

彼は真顔で、俺たちに言い放つ。
「なんで、お前らってレンタカー借りてるん?
俺の家の車使えばいいのに。」


「先言えよ!!!」


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした




次回予告
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-俺バグ延長戦-
作者が弾き語るエンディングテーマ

 「ふがいないや」 YUKI 



俺バグ延長戦8

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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものになり、「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」とみんなの心が軽くなって、笑顔になれる作品を執筆していきます!


 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々ありますので、感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 喜劇の物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも投資、音楽、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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