2016. 11. 25  
3章

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ダイナマイト刑事を終え再びゲームセンターを徘徊していると、脱衣麻雀が目に入りました。

脱衣麻雀と聞くと、読者のみなさんは「エロっちいな。」と思われたかも知れません。

しかし、結論から申しますと、全くエロくない!
全然エロくない!

昭和のアーケードゲームは基本的に画像が荒く、よくわかりません。
そして脱衣していく女性も、おかずクラブのオカリナより、ほんのり、ほんのほんのり可愛いレベル...

そして、そんな脱衣麻雀をプレイしているのは、無職っぽい本気のおっさん。

おっさんは、画面を食うかのように、オカリナ風女性の動きに集中しています。

その顔がとにかく怖い。
そこいらのホラー映画や文化祭のおばけ屋敷なんて目じゃありません。

「ああいうおっちゃんにはならんとこう。」

僕ら3人は声には出しませんでしたが満場一致でそう思っていたのです。


その怖い場所から逃げ出した後、機種が古すぎて反応が悪い太鼓の達人を楽しんでからゲーセンを後にしました。


次に訪れたのは、ゲーセンの隣にある卓球場です。

以前のようなスーパーマーケットではなく、しっかりとした卓球場で、やる気のなさそうなおっちゃんがやっぱりやる気なく店番をしています。

「30分500円、1時間800円。料金先払いね。」

安いのか高いのかわからん料金体制です。

料金を払おうとして、ボブとキャプテンはわざとらしそうに財布を確認しますが、
「あ、小銭ないわ。あとで払うからとっしー先に払っといて。」
「俺も小銭ねーわっ!とっしー先払い頼むな。」

支払いをぼくに一任してささっとラケットとボールを手にしています。

「お前ら、後で払えよ。」
ぼくがそう言って先払いした3分後...


「ここの卓球場って'タダ'やろ?すっげぇ!」
「どうやって経営してるんかな?」


たわけたことを口走りながらラリーをする2人に、ぼくは顔面を35度ほどくしゃっと歪ませつつ叫びました。

「俺が先に払ったんや!お前らはあとで払うんやで!」


「えっ?タダでできるのにとっしー金払ったん?」

「めっちゃええ奴やな。今度浅倉さんに伝えとくわ。これで付き合えるな!」

とぼけ切った彼らには、何を言っても無駄でした。

無駄無駄無駄無駄ァ
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さて、卓球というのは、
1vs1か2vs2でのプレイが通常ですので3人組のぼくらは必然的に1人余ります。

そこで、5点マッチの勝ち抜き戦を行い負ければ交代という制度をとることにしました。

3人の中で、一番上手いのはボブ、ずっと勝っているので常にプレイしています。

「お前らよっわ!
いい加減もう変わりたいわ。
誰か俺に勝ってくれ!」


嫌味ったらしいボブにぼくらは反論します。

「じゃあ手加減しろよ。」
「わざと負けてくれりゃあええやん。」

「負けたくても負けられんねん。」

「負けるのなんて簡単やろ。」

「お前らがザコすぎてそれも叶わん俺の気持ちよっ!
こんな負けたいやつになんでお前ら勝てんの?」

そう言いながらひょいっと球を打ち返すボブは、適当にしていても上手いのです。

そのときの対戦相手である僕は、ぼぶの鋭い球を返すのに精一杯。

あてただけのボールは相手コート上でふわりと跳ね上がり、絶好のチャンスボールになってしまいました。

「きたっ!」

ボブはそう叫ぶと、ハエを叩くかのごとくラケットを縦に振り下ろしました。

豪速球はコートを突き刺し、僕のおでこに向けて矢のように飛んできます。

ペシッィんッッーーー

轟音がメトロ神戸の地下に響き渡りました。

「いってぇ!」でこに手をあてて叫ぶぼくをみて、2人は腹を抱えて笑っています。

「ざっこぉー。」

「ここまでザコいやつみたことない。ザコさのプロ…
`ザコプロウ`や!!!」


ここに意味のわからない語句がまた一つ生まれました。

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

かっちょええTシャツが欲しい!
あのころはそれだけの気持ちでした...
それがこんなことになるなんて...

12月2日(金)
→20話 'BECK'「普通に普通」

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作者がギターで弾き語る19話エンディング曲
Hello! Good-Bye!!  




俺バグ最後7
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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものになり、「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」とみんなの心が軽くなって、笑顔になれる作品を執筆していきます!


 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々ありますので、感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 喜劇の物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも投資、音楽、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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