2016. 12. 02  
3章

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ボブのスマッシュがおでこに炸裂してしまい辛酸をなめたあと、地元西桜ヶ丘へ戻って夜のバグリ島にて会議をしています。

「明日どうするよ?」
「明日もとりあえず、町に降りるか。」

「てか俺らってめっちゃ悪くない?
インフレで休校やのに、勝手に遊んでさ。」


「インフレ?」
「あ、インフルな。」

「普通や。」
「せやな。」

「むしろ元気な俺らを無理やり休ませる学校が悪い。」
「それな。」恐ろしい理論を押し通すやつらです。

バグり島の頭上で輝く星たちは、地上で戯言を吐く僕らとは無関係かのようにきらきらと散在していました。


次の日、昼飯を食べ終えてから、長川駅に現地集合し、毎度同じようにハーバーランド方面へと向かいます。

部活も授業もないため、何も荷物を持っていません。
ポケットに財布と希望を詰め込んで坂を下ります。

高速神戸駅が目的地であるのに、わざわざ3個手前の長川駅で降りる理由は、
定期外で降りたくないというケチさ!

ではなく、'早く到着してもすることがない'からです。

ただ、3人が集まれば何かおもしろいことがおこると思っているので、ぼくらは毎日集まるのです。


神戸の下町をテクテク歩き、辿りついたハーバーランドの映画館で音楽映画「BECK」の視聴を決めます。

ぼくらは「BECK」を見ようと思って映画館に来たわけではありませんが、たまたま上映時刻がすぐそばだったためなんとなくベックを見ようとしたのです。

「おもろそうやな。」

「あほか!BECKやぞ!おもろくないはずかないやろ!」

「BECKそんな凄いん?どう凄いんや?」

ぼくの疑問に、キャプテンは言葉に詰まりながらも、くいっと口を尖らせて呟きます。
「まあ、みれば、わかる。」


2時間後...

BECKの内容のあまりの普通さに、視聴後、顔がへのへのもへじになっていた3人がいました。

例えおもしろくなかろうと、例え感動してなかろうと、
大スクリーンで映画を見たあとは、
「感動した。」と言っておくべきものです。それが常識です。

スクリーンから出たところで、他のお客様が感動ポイントを熱く語る中、ぼくらは素っ頓狂に語ります。

「普通やったな。」
「こんな、普通な映画みたことがない。」

「肝心の歌唱シーンが口パクやから、どう感動すればええんかわからん。」

「逆にここまで普通なものを、よくスクリーンで上映できたな。」

「ここまで普通なものをつくれるってことが逆に凄いんちゃう?」

「そうか、普通すぎて凄いな。」

「じゃあ、この映画は凄いけど普通ってことか。」

「普通すぎて凄い。凄いけど普通。は?
なんなんこれ..」

「まとめるとなあ、
普通に普通。」

期待通りの非常識さを見せつけるのが俺たちバグジー親衛隊なのです。


BECKをみたあと、昨日と同じく、ゲーセンと卓球で熱いバトルを繰り広げて1日が終わりました。

次の日、また次の日も同じコースで1日を過ごします。

そして、学級閉鎖最終日がやってきました。


学校閉鎖最終日、
まいどのように長川駅から稜北台高校前を通り、神戸の浜手へ出ます。
移りゆく街並みは見慣れたもので、安堵感さえ覚えます。

「テニス用品をみにいこうぜ!」
ということでスポーツゼビオへ入店します。

軽い気持ちで入ったスポーツゼビオで、このあと、幾つもの悲劇が待ち受けているなんてこの時のぼくは知る由もありませんでした。

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

かっちょええTシャツが欲しい!
あのころはそれだけの気持ちでした...
それがこんなことになるなんて...


12月2日(金)
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作者がギターで弾き語る20話エンディング曲
Hello! Good-Bye!!  




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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものになり、「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」とみんなの心が軽くなって、笑顔になれる作品を執筆していきます!


 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々ありますので、感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 喜劇の物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも投資、音楽、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!

↓ツイッターでブログ更新を通知しています!
やぎぬま るい (@hishintai08)

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