2017. 02. 03  
3章

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部活帰りのいつもの日常、
ぼくたち3人は横に並んで座り、電車に揺られていました。

眠気に襲われ、顔を落としているぼくの顔をキャプテンはじぃっとガン見してつぶやます。

「こんなところに、小栗旬おるやん」

いつものぼくならは「なんでやねん!」
とつっこみますが、

小栗旬
oguri350.jpg


という響きがあまりに嬉しすぎて、少しニヤついただけで反応を終えました。

それと同時に、自分の近くに小栗旬がいるという非日常情報を聞いた目の前のおばちゃんは、遠慮がちに顔を上げてぼくをチラ見したのです。

小栗旬と呼ばれまんざらでもなく嬉しそうなぼくと、
'小栗旬かな?'と期待したおばちゃんとの目が合った瞬間、

'ズゥーンッドキッ'という鈍い音が車内に響いた気がしました。


「プププッ」

目が合った1秒後には、おばちゃんは思わず吹き出していました。

「だ、誰が小栗旬やねん」

巻き込み事故から脱するために、慌ててつっこみましたがもう手遅れでした。

「あ、間違えた。市原隼人や」
o071807451290676248714.jpg

キャプテンはおもしろがって見当違いな褒めを続けます。

もう一度ぼくをチラ見して、ざっと目をそらし笑いをこらえるおばちゃんの反応を楽しむかのようにキャプテンは言葉を連ねます。

「チャングンソクでもあるな。
いや、水嶋ヒロ、っぽくもある」

'どこがやねん'という思いが笑いを通り越して怒りに変わる瞬間を迎えつつあるおばちゃんの様子を察したぼくはキャプテンの耳元でささやきました。

「本気出してくれ。他にちゃんと他に似てるやつおるやろ?」

彼は整った顔立ちをひょっとこのようにぐにゃっと曲げて言いました。

「麒麟の田村か、しずるの池田かな?」
1415f9791239f415d25cbe364d8895d8f2486bab1422067368.jpgしずる池田


'その辺が妥当'という安堵に満ちた表情のおばちゃんをみてぼくは安心しました。


謎イベントをこなし終えて、最寄りの西桜ヶ丘駅で電車から降ります。

その時ボブは、「ちょっと、大、いってくる。」と言い、トイレに寄りました。

ぼくとキャプテンが、待ち始めて僅か1分後、ボブは満足げな表情でトイレから出てきたのです。

「え?めっちゃ早くない?」
「ほんまに大なん?」

驚くぼくらにボブは飄々と答えます。

「大やで」

「いや、さすがに早すぎるやろ!?」
食い気味に突っ込むキャプテン。

「なんでそんなに早いん?」

「先に拭いてるからな」

「は?
先に拭いてるって、どういうこと?」

「普通の人らは、用を足してから拭くやろ?
だから遅いねん。

俺は、先に拭いておく」


「ん??」
事態が飲み込めないぼくらにボブは説明を続けます。

「座ります。拭きます。大をします。
これで終わりや!!
だから早い!」


「大した後は、拭かへんのか??」

「それを次の時に拭くんや。
前の分を、次の大のときに拭いてるから問題ないやろ?」



さすがにふざけてる、これは嘘やと思いながらぼくとキャプテンは驚きつつも質問します。
「ボブ、
それ、マジで言っとんか?」

「...信じるか信じひんかは、
お前ら次第や」


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

この物語をいつも読んでくださいありがとうございます。
みなさまの存在が励みです。

しかし、最近は公私ともに多忙で、この作品を書く時間が確保できなくなってきています。
来週の話の構想もまだ練っていない状況ですが、読んでくれているみなさんのため、
おもしろい作品を毎週届けれるようにします!

2月10日(金)
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作者がギターで弾き語る27話エンディング曲
Hello! Good-Bye!!  




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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものになり、「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」とみんなの心が軽くなって、笑顔になれる作品を執筆していきます!


 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々ありますので、感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 喜劇の物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも投資、音楽、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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