2017. 03. 24  
3章

↑【目次】Ⅲ章 どでかい花火で人生終幕?
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小学生の頃を思い出したぼくらは思い出話が止まりません。

「俺らの小学校って変な奴が多かったよな」

「`フマちょ`のこと覚えてる?
`きょうくん`の家に7.8人集まって遊んでたときの`フマちょ`の行動がとんでもないんや。

人ん家の台所に勝手に入っていって、包丁取ってきてよ。

その包丁を口にくわえて、両手にハサミをもって、ゾロの必殺技'三千世界'を叫びながらと、`えんぶー`に突撃するからな」

「`えんぶー`かわいそうやな。
そんなことされたら怒ってやり返すやろ?」

「`えんぶー`は、体格が`フマちょ`の2倍はあるけど、こころ優しい少年やからな。
もちろん、半泣きで逃げ回る」

「`きょうくん`の家はいつもに親がおらんから、無法地帯やったもんなあ」

「`フマちょ`も、`きょうくん`も野球部やったな。野球部はむちゃくちゃな奴が多かった」

「いや、野球部にもまともなやつおったやん?」

「誰や?」

「`ぼーやん`...」

「`ぼーやん`のどこがまともやねん!
レフトゴロされてんぞ!」

「レフトゴロ?
少年野球ならライトゴロはありがちやけど、センターゴロでさえ珍しいやん。
けど、`ぼーやん`はレフトゴロ...」

打球が速すぎる、かつ足が遅すぎる。奇跡のコラボやん」

「ナイスバッティングと褒めればええのか、ちゃんと走れと叱ればええのか、コーチもわからんかったんやろうな。
とぼとぼと歩きながらベンチに戻る`ぼーやん`を眺める何とも言えへんコーチの顔は、今でも忘れられん」

1人、出身小学校が違うキャプテンは頭をぽりぽり掻きながら横槍を入れます。
「`フマちょ`も`ぼーやん`もたいしたことあらへんなあ。
1番すごいのは、やっぱり'めこ'や!

原チャリにひかれても、原チャリを弾き飛ばすねんからな」

「でた!中学時代の`めこ`の武勇伝!
その話、何度聞いてもおもろいなあ」

「原チャリ側からしてもラッキーな点がええよな。
普通、人を轢いたら大惨事やん?
大怪我でもさせたら、運転手の人生狂ってまうからな。
けど、轢いた相手が`めこ`やったおかげで、運転手は助かったわけや」

原チャリという文明の力をはねかえす、魔人ブウに激似な`めこ`でさえも、'ボルチチ'には泣かされるからな」

「'ボルチチ'ってあだ名なんなん?」
キャプテンは疑問を呈します。

「チクビがボルルルってなっててんな?だから`ボルチチ`」

「そうそう」

「ボルルルってなんやねん?」

「ボルルルはボルルルや。こんな感じでさあ」
ジェスチャーでボルルルルを表現するボブに、ぼくは違う話題を振ります。

「そういや、`ボルチチ`って、ボブの妹と結婚するんやろ?」

「それは彼が勝手に言うてるだけや!」

「でもこの前の飲み会で、'兄さん'って呼ばれてたやん」

「...」


小学生時代の同級生の愉快な話は尽きません。

「まあ、俺らの小学校は何と言ってもあだ名が素晴らしかったよな」

上腕二頭筋ってあだ名のやつおったやん」

「筋肉ムキムキでモテそうやな?」

「女子やけどな」

「は?女子?」

「そう、女子。
二の腕が太かったから、上腕二頭筋というあだ名がついた」

「女子でも容赦ないなあ」

「猫のションベンの臭いがするっていうりゆうで、
'猫川'
ってあだ名をつけられた谷川もおった」


「人間の部位や動物なだけまだましやろ!
小東なんてあだ名が
'からあげ'やぞ?」

「からあげが好きやからそのあだ名なんやろ?」

「ちゃう。
おかんが唐揚げ屋さんで働いているから。」

「回避しきれん...」

びぴぷーとか、
中尾ヒューマンドレイク
とか、あの頃はそのあだ名が普通やったけど、今思い出すとおもろいよな」

「何と言ってもよこぶーのあだ名はインパクトあったよな」

「ん?
'よこぶー'があだ名じゃないん?

「よこぶーはあだ名の一部やな。
正式名称としては、

よこぶー...
ブイビクトリー...
バルカン...」


「待て待て、長くね?
よこぶーの後ろに小学生が好きそうなとにかくかっこいい言葉をあだ名に詰め込んでるやん」

「このあだ名のやつって、
もちろん男やんな?」

「もちろん!

女や」


「女子のあだ名にしてはかっこよすぎるぞ!」

「まだ終わりちゃうから最後まで聞いてくれよ?

よこぶー
ブイビクトリー
バルカン...


ボルケーノ...

(このあとさずかしかっちょええ言葉が来るんやろうな、次はどんなんが来るねん?という期待)


にしかわ」


「は...?」

あまりに長いあだ名に驚きを隠せないキャプテン。

よこぶー、ブイビクトリー、バルカン、ボルケーノ...
ここまではわかるわ」

「わかるんかい」

「でも、最後の`にしかわ`ってなんなん?」

「言葉の響きやろな。試しに言葉にしてみろよ」

「よこぶーブイビクトリーバルカンボルケーノ...にしかわ


「めっちゃしっくりくる...」


TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした



次回予告

Ⅲ章完結まで残り8話
クライマックスの花火事件に向けて物語が動き出すのか...!?


3月31日(金)→30話 オルタナティブ・ファクト

←Ⅲ章28話 速球派ボブ
 

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エンディング曲
やっぱ I love you  





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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものになり、「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」とみんなの心が軽くなって、笑顔になれる作品を執筆していきます!


 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々ありますので、感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 喜劇の物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも投資、音楽、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
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やぎぬま るい (@hishintai08)

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