2017. 06. 24  
「しくじり先生~社会人ではお調子者キャラになるな~」




【しくじりに至る日々】
社会人を舐めていた私は、なんとなく入った会社で高尚な目標もなく、日々をこなします。
毎日定時で帰り、上司のプレッシャーも気にせずまるで送りバントを決めるかのようにコツコツと有給を消化していきました。
 「プライベート>仕事」の欧米なら、私の行動は普通かもしれませんが、日本では違いました。
1年目から仕事より自分の時間を優先する私の評判は、遊びしか考えていないゆとり社員、となったのです。

しかしその評判は私が望んだものでした。
出世を望まない私にとって、こち亀の両さんや釣りバカ日誌のハマちゃんのようなお調子者社員になることはなんら問題がなかったのです。むしろお調子者のキャラを確立してしまえば、あいつは仕方ない、というあきらめのイメージができあがり、より自由勝手に行動することができるとも思っていました。

 秋の研修で遅刻し、大物新人と揶揄される第一のしくじりでさえ、あまり精神的ダメージを受けませんでした。(この認識の過ちに気づくのは半年先のことです…)

そして私は入社当初から、職場の若手を仕切るキャラになろうと行動を起こします。
飲み会だけでなく、休日には運動会を企画し、若手社員の交流を深めようとしたのです。
ベトナム旅行で購入したネクタイを、土産として男性社員に配布し、女性社員には、こまめにお菓子を持ってきて渡すというゴマのすりよう。

 私はこれらの行動が上策だと信じていたのです。(基本的には可愛い女子社員の評価を上げたい一心)
そして、3月には、職場の同僚と1泊2日の懇親旅行を行うなど、仲良くなったつもりになりました。

ちょうど新卒から1年経ったあたりでしょうか。
最も仲がいい年上の同期は、芸人になるため退職し、優しい兄さんは転勤してしまいました。

寂しさを感じた私はこの頃、秋採用の後輩と行動を共にしていましたが、彼があるときつぶやきました。
「先輩って、いろいろ企画しているわりに、周りからの対応が’塩’とちゃいますか?」
「まあ、みんな俺のことバカにしてるからなあ」

後輩の言葉を受けた私の中に、今まで積もり積もった小さな不満が沸き立ってきました。
「面倒な幹事を幾度もおこない、細かい計算で集金し、平日に休んで野球グラウンドを確保し…その俺への対応が、これか?どんだけ舐められてるねん俺は…」

このとき私は、気づいてしまったのです。自らの求心力のなさに!

みんな悪気はないんでしょう。特定の人物に怒る気はありませんし、私は、日本人特有の日和見主義にあきれています。
それと、同時に私自身の器が小ささに嫌気がさしました。

私は聖人ではありません、畜生です。
せめて誰かのためにうごいたら、それなりの反応がほしい、冷たすぎるじゃないか

小学校、中学校の頃の委員長の気持ちが始めてわかりました。
自分はクラスのために頑張っているが、クラスメイトはわがまま放題。
なにをしても満場一致になることはなく、人の苦労も知らずどこかから不満がでる。

日本人は、フリーライダーが多すぎる気がします。
「誰かやってくれる」そういう思いが人々を日和見主義にさせて、受動的な考えを生み出します。


そんな不満を抱え始めたときに、あることが起きました。
「たらい回し事件」
後輩が私の同期の女性社員から飲みに行こうと誘われる。「俺も行っていいか」と確認すると、
たらい回しにされてやんわり断られる。

「友達、同期事件」
 同期の女性社員に「俺って友達やんな?」と聞くと、「いや、同期」
壁をはられた私はパントマイムのジェスチャーでごまかす。

これら二つの情けない事件で、私は現実を知りました。
入社して1年ちょっと、昼休みはよく、女性社員が集まるところに弁当もっていって一緒に食べていました。
もしかして、俺はモテているのではないかと、大きな大きな勘違いをしていたのですね、はい。

この事件の後、私はこう思ってしまいました。
「俺は、職場で円滑に過ごすために同期と無理して仲良くなろうとしてないか?
 高校時代、大学時代の知人らの方が、気があうやん?
 同期と無理して仲良くなろうとして、勝手に盛り上がって期待して、勝手にがっかりしてるだけやないか」

このことは転職を頭に入れ始めた私にとって、人間関係を整理することにつながります。
芸人になるため辞めた相棒と、兄さんが転勤した時点で、方向転換してもよかったのです。




これらのしくじりから学んだ教訓は以下です。

【教訓~こんな俺にはなるな】

・自虐ネタと、行動力をいかしたやんちゃ行動で人気者になれるのは、大学生まで社会人では通用しない!

・無理に職場内の交流を深めなくてもいい、ある程度の距離感で無難にこなせばいい!
喧嘩する必要はないが、中心人物になろうとしなくていい。
・何かをやってあげたという意識を持って、見返りを求めるくらいなら、何もするな!
好意の返報性を無視する人にはそれなりの対応をとろう、還元してやる必要はない
 そんな人らに構う暇があるなら、自分の大切な人、恩人にもっと還元しよう!

これらが、私が学んだことです。

皆様の参考になれば、幸いです。



【リンク集】

読んでいただきありがとうございました。
よければ別の記事もご覧ください!


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→名言集 ~日々に活力を~ 目次
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→やる気を上げる捉え方、考え方
→「おもしろおかしく生きた方が勝ちだ!」 ~こち亀 人生観 vol.1~
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神戸のルパン

Author:神戸のルパン
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小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
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会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
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  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
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 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
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