2016. 02. 05  
俺バグ壁紙 Ⅰ章

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「おいおまえ!
こっち向けやっおまえ!おまえのことやぞ!」


 階段の上から'ある人物'に声をかけるのは高校に入りたての僕たち。

えらそーに声をかけている相手は、誰かというと...

この学校の校長先生です。

 一体なぜこんなと謎に満ちた遊びをしているのか?
それは僕らにもわかりません。

一つ言えることは、こういう謎イベントは案外楽しくて、無機質になりがちな学校生活を楽しくしてくれるということです。


考えてみてください。

 学校において、校長先生という最高権力者に対して「おまえ!」と呼び捨てる。
こんなバカなことを考える奴らはそう多くはいません。

小学生ちっくな悪戯ごころを持った高校生がたまに現れてもいいかもしれませんね。

 校長先生に「それはワシのことかー!?」

と 'クリリンの死' に切れる悟空のようにキレられても言い訳はあります。

「ちゃいますよ!そこの友人に対してです!学校で1番偉い校長先生にそんなこと言うはずないじゃないですか?!」


 そんなバカなことを考えて日々をテキトーに楽しんでいる僕たちが、稜北台高校という、学科二位のほんのり進学校に入学して約1週間。
現在、部活動を探しという一大イベントを迎えております。

「やきうするか?」

「せやせや!コーシエン行くぞ!」

野球経験者、僕、ボブ、たけけの3人は、野球部の見学へ行きました。

 ボブとたけけはエースとしてチームを引っ張ったゴリゴリ野球人です。

僕はというと、コテコテの三枚目野球人です。
ツーアウトランナーなしで打席に立ってもセフティーバンドのサインが出ます。2球バント失敗したあと打てのサインが出て、「しぇっあーっ」と張り切ってフルスイングするもかすりもせず三振が定番です。

 そんな僕ら3人が野球部を見学していると、僕らに声をかける人がいました。

みるからに'ヤクザっぽくムダに胸を張って歩くボウズ'はエ・グザイルのサングラスの人と、

番長キ・ヨハラをたして2で割って、タチヒ・ロシを足したような人でした。

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「あっ、お前らも野球部入るん?

ボーズにせえよ?ボーズ!ボーズ!それまでは来るな。ボーズやでボーズ!」


少し切れ気味にボーズを連呼され、威圧的に言われた僕らは、

「そこまで野球やりたくないしあの人ゴリゴリしてゴリ怖いからやめよ」
と野球からすぐ逃げました。

はい。この物語は甲子園を目指す熱き球児の物語ではありません。

 そんな僕らは選択肢を増やすためにいろいろな部活を見学していきます。

「あ、陸上部はどうよ?俺らの学校、陸上の朝原さんの母校やん」

「陸上部の服ってさ。服の面積が小さいから寒そうやん?」

「そうやな。四捨五入したら裸や、あの服は」

「裸で部活するん嫌やん?」

「せやな」

「じゃあバスケ部はどう?」

「陸上部よりは面積広いけど、やっぱ寒そうちゃう?」

「バスケ部の服も四捨五入したらやっぱり裸やろ」

「じゃああかんやん。てか裸で部活してる奴ら多すぎるやろ」

部活選びという高校三年間を左右する重要イベントを、勝手に四捨五入して、勝手に裸扱いしているあたりが僕らの適当さを表しています。

そんなとき、ボブが僕にある提案をしました。
「とっしープール部いけよ。」

「は?プール部??うちには水泳部はあるけどプール部はないぞ!」

「知ってるよ。今から作るねん。水泳部より下手やけど、一般人より速く泳げる。そしてちょっと、自慢できる。それがプール部や。」

「そんなへぼい部活誰が入ってくれるねん?!」

「部員はとっしー1人や。けど、顧問は俺がみつけてるから安心せえ。ガリガリで蹴ったらすぐ骨折れそうなヨボヨボ青年、理科の合田先生」

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 そんなどうでもいい話をしながら見学を続けていると、テニスコートに着きました。

ただ軟式庭球部が練習しているだけでしたが、
軟式ボールのあの感じ、部員の感じ、練習のふわっとした感じ…。

これはいかにも……カモ。

 部活入らんのは嫌、しんどいのも嫌、
そんな僕らの'ゆとり魂'にジャストフィットしちゃってる感じがそこにありました。

「ここにしよか。服の面積も広いし、四捨五入しても服着てるわ」

「せやせや!せぇや!」

男友達と昼飯を食べる店を選ぶ以上のテキトーさで僕らはテニス部に入りました。

その後。部活を決め、安心しきった僕らは、地元に帰ってから謎の行動にでます…




次回予告
高校デビューを決めるためとっしーは、町角で自分に似合う髪型を聞きまくるが...
見知らぬ少年に話しかけられる町の人の反応とは!?

→2話 街角調査隊~僕の髪型どうしましょう?~

↑【目次】Ⅰ章 波乱の高デ!革新的な一手やと?  



作者がへたくそな歌とギターで弾き語る第一話エンディング曲
「漠然」 自作曲


俺バグ最後3
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プロフィール

有陽 太郎

Author:有陽 太郎
「エルチー32丁はえぐいってぇえええ!!」「なあ、エル復してくれ」など、初聞では全くわからない会話をしたり、小学校の鯉を捕まえてPTAの人の足音に体を震わせたり、街行く人々に「さーせん」と声をかけ、似合う髪型を聞いて回ったり、電車内で謎のおっさんにタコ殴りにされたり。

本当に馬鹿げている事ってめちゃめちゃ楽しいんですよ!人生って結構楽しいですよ!って、紹介するゆるふわブログです!

池上彰さんを目指すゆとり世代が、幅広い記事をなるべくわかりやすく執筆していきます。

政治経済時事、音楽、仮想通貨、野球、サブカル、投資、エッセイなど、興味のある分野があれば、下記カテゴリ欄からご覧ください。

また、毎週金曜日には、ふっと笑えるコメディ「俺たちバグジー親衛隊」を連載しています。

一瞬にしてこの世の価値を無化する生産性ゼロの高校生男子の悪ふざけや生死を彷徨う数々のイベントを、1話完結形式で連載していますので、ご一読ください。

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