2016. 05. 06  
私はよく友人から「感覚がズレている」と言われます。
そんな私が綴るエッセイです。
軽い気持ちで読み流して頂けたら嬉しいです。


日本の労働生産性は諸外国に比べて低いです。
「労働=美徳、休暇=悪」という日本の社会通念が労働生産性を下げていると思っています。

仕事できちんと成果を出した上で、どんどん休みを取ってさまざまな経験を積み、人生を豊かにしていく。
そういう社会にしていきたいです!


私はこの4月から社会人になりました。
毎日定時に退社し、入社5日目にさっそく時間有給を消化するなどしています。

そのことを友人に話すと、「新人からそんなこと許されるん?生意気ちゃう?」
という意見を多く受けます。

しかし、私からすれば、その感覚がわからないのです。
会社から与えられた権利を消化して何が悪いのでしょうか?

友人が言うこともわかります。
上司や同僚からしたら、毎日定時でかえって有給申請しまくる奴はおもしろくないでしょう。

しかし、新人は有給とるな。
できるだけ休まず、仕事が終わらなければ、残業してでも働け。

そういう感覚が新人のうちから常態化されることこそ、私はもっとも危険だと考えています。

新卒3年以内の離職率が30%を超えている異常事態は、
「労働=美徳 休暇=悪」という観念が労働者を苦しめているからではないでしょうか?



みなさん考えてみてください。
1と2の人物、どちらが会社にとって有益な人物でしょうか?

1.とても真面目で、一切休暇申請をしない。残業にも文句を言わず働く。
2.仕事はしっかりやるが、自分の時間を大切にする。残業を避け、有給申請が多い。


多くの人は1の人物が会社に有益と答えるでしょう。

しかし、長期的にみれば、2の人物のほうが会社に有益だと私は思います。

なぜか?
1の人物は、勤勉すぎるのです。気を遣って、ストレスを溜めこみすぎる可能性があります。
2の人物は大概、ストレスがあまり溜まりません。なぜなら積極的に余暇をとってリフレッシュを図っているからです。

大量の業務量が発生した場合を考えてみましょう。
1の人物は、仕事に打ち込むでしょう。その結果、心身に疲労がたまります。
最悪の場合、仕事をやめることもありえます。

2の人物は、大量の業務量の時でさえ、自分の余暇時間を取ろうとする姿勢を変えません。
もちろん限度はありますが、すべて仕事に捧げようとすることはしません。
2の人物は、余暇があってこそ、仕事の能率が上昇すると考えているのです。


日本人は圧倒的に1の人物が多いと思っています。

それを悪いといっているわけではありません。
日本人の勤勉性は尊敬すべきことであり、その真面目さが高度経済成長を生み出したことは間違いありません。

しかし、その勤勉性が行き過ぎているのではないか?
勤勉すぎるがゆえに、余暇時間が少なくなっているのでは?
だから、日本の労働生産性は先進国で低い水準にあるのではないか?

私はそう提唱したいのです。


高度経済成長時代に、「24時間働けますか?」という謳い文句が流行りました。

24時間働いて、パフォーマンスが出せるわけないと思うのです。
余暇時間をしっかりと管理することこそ、効率よく仕事に取り組む条件だと思うのです。



日本の有給消化率しっていますか?

50%です。
先進国では6年連続最下位で、昨年はワースト2でした。(最下位は韓国)

日本は諸外国に比べて祝日が多いことをかんがみても、日本は有給消化がしづらい国です。


労働時間が長いことこそ美徳と考え、だらだら残業して残業代もらう人より、
勤務時間に集中して働き、残業をしない人の方が優れているのではないでしょうか?




少し話題を変えて、外国のことを考えてみましょう。
欧州の労働への姿勢はもっとまねるべきだと感じています。


特に私は、フランスという国を心底尊敬しています。

日本では、一般的に2週間以上の長期休暇をとることは避けられています。
一週間の休暇さえとれない雰囲気の会社もあるでしょう。

一方、フランスでは1カ月のバカンス休暇は当たり前です。
フランスでは、全ての労働者がバカンス休暇を取れるよう法律で定められているのです。

フランス人には“ライフ偏重型”の人が多く、仕事が最優先されることはあまりないそうです。

『人生の一部として仕事があり、仕事=人生ではない』と考える人がほとんどなのです。


そうした価値観を多くの人が共有しているので、

『休暇を取って仕事以外のことを楽しみ、自分に刺激を与える時間を持つことは、人としての当然の権利。職場以外で形成できるスキルや、人脈作りもフランス人にとっては非常に重要なこと。』
だとされています。

私はここを強調したいのです。

休みが悪なのではなく、休暇こそ至極の時間ととらえるフランスの姿勢に私は憧れを感じています。


フランスの国内総生産は世界6位
(日本は世界3位ですが人口がフランスより多いため、労働生産性を比較できない)

一人あたりの国民総生産は世界22位です。
一人あたりの国民総生産は日本の26位よりも上回っています。


このデータからも、日本の労働生産性がいかに悪いかがわかります。

余暇時間が長い=働いていない
この図式は間違っているのです。

休暇が取りずらい日本より、一か月バカンスを楽しむフランスの方が一人あたりに稼ぎ出す賃金は多いのです。



EU諸国には、残業する人を『仕事ができない人』と捉える傾向があります。
『決められた時間の中で成果を出せない人は、使えない』と考えるのです。

一方で、長時間働く人を『働き者』として賞賛するのが日本人です。

その結果、余暇を削って働き、労働生産性が落ちた状態で働き続けるのです。


だから私は、欧州の考え方を真似るべきだと考えています。



日本では「労働=美徳」という考え方が根深く、「フランスのような長期休暇の文化がなかなかなじまない」でしょう

だからといって諦めたくはないのです。
私は、人から嘲笑されようとののしられようと、余暇の大切さを説き続けます。

仕事できちんと成果を出した上で、
どんどん休みを取ってさまざまな経験を積み、人生を豊かにしていきたいのです。

こういった姿勢に共感してくれる人が一人でも増えれば、
日本社会の雰囲気が変わっていくと信じています。



私の意見に、反対の人も多いでしょう。
「若造が何を言っているんだと。」

わかります。
しかし、これはあくまで一つの意見です。


休む暇あるなら働いてガンガン稼ぎたいという意見も
私のように自分の余暇時間を大切にしたいという意見も

どちらも正しいと思います。
価値観の違いということです。

ただ、私はやはり日本人働きすぎやと感じています。

私がこの意見を発信することで一人でも多くの方が
この日本がもっと余暇の時間を多くとれる国にしていけたらいいと思っています。

稚拙な文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。


意見がある方はコメント欄に書き込みよろしくお願いします。



参考サイト
https://welove.expedia.co.jp/infographics/holiday-deprivation2014/
http://woman.type.jp/wt/log/mag/archives/36115
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また、毎週金曜日には、ふっと笑えるコメディ小説を連載しています。

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

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<「俺バグ」あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

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「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



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