2016. 05. 29  
2016.5.24 PM4:00

梅田の地下街を行く人のも就活生が険しい表情で歩いている。

就活生というのは、人生を左右する会社選びをたった3ヶ月〜半年でしなければならない。

そんな短時間で自分に合った会社を確実に見極めて、そこに入ることができる奴なんてどれだけいる?

日本式の就活は努力がいまいち反映されない不条理な運ゲーやと俺は思ってる。


結局は、入社してから、仕事をどれだけ自分に適応させるかってことなんちゃうかな。

仕事自体は基本的に、おもしろくないことが多いかもしれない。
けどその中で、観察眼を持って、楽しいこと、達成感を探していけるかどうかが大切なんだろう。

そんな偉そうなことを考えているのは、2時間会社を早退した俺だ。


早退した理由?

喉が痛い、寝不足、しんどい...

我ながら情けねぇ。
これは新手の五月病だ。

この程度の疲れなら別に働ける。

けど、たいして仕事も溜まってないし、まあえっか帰れるなら帰ろう。

そう思ってしまうのが、新手の五月病の厄介なところだ。


俺は自分が入った組織が大好きやし、日々テンションは高めだ。

同期には「いつも楽しそうでぶっとんでる頭おかしい人」
と認識されている。

それは俺にとってはとても嬉しい評価だ。

いつも楽しそう
ぶっ飛んでる
頭おかしい


どれもこれも高校時代の俺の代名詞だ。

大学時代でなくした色んなものをこの2ヶ月で取り戻しつつある。


しかし、駄目な部分も見えてきた。

気を遣わない、自由、
調子に乗りすぎているんだ。


俺は、仕事をなめてるのかもしれない。

今、割と暇やし、上司も優しい。

大概の新入社員は、新人のうちは割と猫かぶって気を遣って働くものだ。

しかし、俺は全く気を遣ってない。

かといって、モンスターゆとり社員のように無茶は言わない。

俺自身はマイペースで自由な新人のテイストでいるが、俺がいない所で
「あいつはあかん、これだからゆとりは...」

と言われてるのかもしれない。

この五月病の恐ろしいところはいつかやってくるだろう。

17時

こんな早く帰宅したらもちろん母が煩い。
「なんで?なにしてるん。社会人として...
体調管理も...遊びすぎでしょ...」

俺は逆ギレしかできない。
「俺は俺や。ほっといてくれ。」

しかし、この2ヶ月、給料以上に散財してしまったので、父にお金を借りないと生活できないため、家での肩身は狭い。


「早くこの街からでたい。
口煩い親、浅倉さんの呪縛、長い通勤時間...
早く新天地で生まれかわりてぇよ」

そうはいっても、実家暮らしのメリットと天秤にかけるとまだ家にいるしかない。

家から通えない場所に転勤を命じられるまで、俺はこの家で過ごす。


言い訳はある。
社会人は時間がないんだ。

やりたいことはアホほどあるのに、自分が使えるが圧倒的に少ない。

俺にとって大学時代は、堕落した4年(そのせいで浅倉さんを失う)だったが、時間だけは多かった。

大学時代とのギャップを感じると、社会人がいかに自分の時間が少ないかを痛感する。

だから、無理して時間を作ろうとする。

自然と睡眠時間を削る。
朝が早いのに夜更かししてしまう。

家帰る
走る、飯食う、PCする、ギター弾く、漫画読む、読み込む…

大学生の時は一日でじっくりしてたルーティーンを帰宅してからの短時間でやらなきゃいけない。

いや、別にやらんでええやん

まあそうやけども、仕事終わって飯食って寝るだけなんて俺は嫌だ。


俺が短眠型なら問題はないのだが、基本8時間がっつり寝てたやつが、睡眠時間を削ると、疲労がたまってくる。


それを仕事に引きづってしまうのが論外だ。

こういう、自己管理の甘さで俺は社会人と言えるのか?

休む権利ばっか主張しやがって...

さすがにもうちっと、気合入れようか

5ヶ月前、浅倉さんに言われた

「自由に生きて」

という言葉が常に胸にあるが、

自由を謳うためには、義務を果たさなくちゃならない。


ふと、山本昌の言葉を思い出した

「心技体ではなく体技心。体、体調管理、体力、健康が1番大切。気持ちはどうとでもなる」

その通りだ。

明日から生まれ変わろう

もっと強い体を手に入れたい

高校時代のバイタリティを取り戻したい。

何度も何度も生まれ変わる宣言をしてきたが、変われないのが俺という人間の救いようのないところだ。


今の俺のこの程度の人間だが、
向上心さえ失わなけりゃ何度でも生まれ変われる、成長できる

そう信じるしかなかった。



俺はこんな生活をしているが、

ボブ。彼はどうしているのか?

俺は先月、さいたまで働く彼に、会いに行った。

話は1ヶ月前に遡る...




次回予告
社会人となったとっしーは大宮で働くボブに会いに行く。
疲れ果てた表情のボブとの語らいは、時の流れを感じさせた。

6月5日(日)

第弐話 ボブはサイタマで何想う?





-俺バグ延長戦- 拝啓、いつかの君へ
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俺バグ延長戦5
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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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