2016. 06. 19  
↑俺バグ社会人編 目次へ
→第参話
→第伍話


大宮にて、俺とボブは飲んでいた。

「実はよ。職場で、結構気になる女の子が現れたんや。」
俺は恋の相談を彼に持ちかける。

「まあ、それはいいけど、あんま一人の子にめっちゃいきまくるなよ。
浅倉さんのこと思い出せ。」
「そうか。」

「いろんな女子を狙っていくスタンスかな。」
「おっけ!女子に飯誘いまくるわ!」


「なんかとっしーが言うたらちゃらく感じるな。」

俺は冷静に、彼女を作るための指針を考える。
「じゃあ、まさはるに合コン開いてもらわな。
この前は、俺の服がださいという理由であいつ俺を誘ってくれんかったからなあ。」

「お前、まさはるがモテると勘違いしてないか?」
「え?違うんか?」

「あいつは確かに人気はあるけど、モテるかといったらちょっと違うぞ。
「なんでや?」

「あいつは、優しすぎるんや。女子に下手に出すぎてる。
あれは俺からしたらもい!
紳士ぶるのはな。カチ気持ち悪いねん。

「え?けど、優しい男の方がいいやろ?」

「違う。それは勘違いや。
付き合った後はある程度下手に出ていいけど、
付き合う前に下手に出すぎたり、女子を持ち上げすぎると、下心がみえるんや。そこを女子に見透かされる。」

「それはギアルも言うてた。」

「つまり、いい人になって終わる。そういうまさはるのミスはマネすんなよ。」


「そうか。俺の恋愛観はやっぱずれてんのやなあ。」

「前のバグジーでも言ったけど、とっしーの間隔はズレすぎやから、早くアドバイザー見っけた方がいいぞ。」

「ふむ。と、とりあえず、これ見てくれ。俺の女子とのラインの感じはどうおかしい?」

俺は女子とのLINEのやりとりをボブに見せた。

「ふむふむ…あーこれはあかん。きっも!」
「何がきもいんや?」

「文章が怖い。」
「怖い?内容は易しいやん」

「違うよ、書き方。ラインでは結構笑え。思ってるより笑え」
「笑ってるやん。wwwの文字で!」


「wはあかん。

これがいいんや。」

「なるほどな。」
ボブのアドバイスをしみじみと聞き入る俺は、どんどん恋愛について学んでいた。


ふと時計を見ると、時刻は23時を回っている。

今日はボブの家に泊まる予定だったが、彼は明日仕事で7時に家をでるらしい。

「ボブが7時に家出てから俺が家から出たら用心わりいな。」

「アホか。俺と一緒にお前も出てくれ。」

「7時に起きるん!?そらきつい!研修で遊びすぎてくたくたなんや…」


俺はそんな早い時間には起きれなかったので、ホテルへ行くことにした。

「そろそろ行くか。」

大宮の歓楽街のど真ん中で、俺たちは別れを告げた。

「じゃあなボブ。大宮でもうまくやっていけよ。」

ボブは言った。
「強く生きろよ。 俺は、夏には帰るわ」


深夜の大宮は煌々と輝くネオンに照らされまるで昼のようだった。

こんな明るいってことは、たぶん、昼なんだろう。







次回予告

東京駅で惑う、俺と親父...
滑稽な旅路はどこへゆく?
そして、現れるうそつき...

6月26日(日)

第伍話  東京怖いよ


↑俺バグ社会人編 目次へ
→第参話
→第伍話



-俺バグ延長戦- 拝啓、いつかの君へ
theme music 
THE DAY HAS COME 2019



俺バグ延長戦7
関連記事
NEXT Entry
出生率2.81! 岡山県・奈義町の奇跡
NEW Topics
特別編 第16話 温泉の素をぶち込めば…
【株式投資】「TATERU」 本日もストップ高!
【株式投資】「TATERU」 差金決済で売却できず!
【株式投資】 TATERU-タテル- に賭けて、資産3倍!
Make my story   Lenny code fiction
Comment
Trackback
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説の題名は、「俺たちバグジー親衛隊」
読むと笑みがこぼれる学園コメディです!

毎週金曜日に更新します。基本、1話完結ですので何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>

電車で謎のおっさんに殴られる。
学校創立以来の大事件を起こす。
迷子の末、線路を爆走。

門限18時、冴えない高校1年生のとっしーと、
「おもしろければ何でもええ」笑い至上主義のボブとキャプテンの出会いが化学反応を起こし退屈な日常に奇跡を起こします。

無茶振りに戸惑い、泣き喚きながらも、持ち前の行動力を発揮していくとっしーは、数々のイベントをこなし、高校デビューを果たします。

そしてぼくら3人は、毎日、22時頃まで共に過ごすホモ集団へ… 蜜月の3人を待ち受けるのは、次々と起こる謎イベント...

死を覚悟した高さ10mの橋に架かる線路を歩くことを乗り越えた先に待つものは…?

そして9年3か月の片思いは、悲劇の結末へ…
いや、その結末こそが、喜劇の始まりでした。

アウグストゥス
「この人生の喜劇で自分の役を最後までうまく演じたとは思わないか?この芝居がお気に召したのなら、どうか拍手喝采を」 



この作品のジャンルは「喜劇」、「コメディ」です。読者が幸せになる作品を目指します!

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものになり、「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」とみんなの心が軽くなって、笑顔になれる作品を執筆していきます!


 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々ありますので、感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 喜劇の物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも投資、音楽、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!

↓ツイッターでブログ更新を通知しています!
やぎぬま るい (@hishintai08)

カテゴリ
訪問者数
フリーエリア
頂点を目指せ!
ランキングに参加しています! 応援してくれる方はクリックお願いします!
検索フォーム
ブロとも申請フォーム