2016. 06. 03  
Ⅱ章

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10400円をかけたじゃんけんが始まります。

「じゃんけんホイッ」

チョキとチョキ

「じゃんけんホイッ」

チョキとチョキ

高度なせめぎ合いが続きます
ハサミの刃が飛び散り、スーパーマーケットはさながら闘技場に変わります。

「じゃんけんポンっ」

ぐーとぐー

予想外のaikoが続きます。

緊張の一時...

「じゃんけんポン!」

僕のぐーは、たけけのチョキを砕ききました。


「勝ったあっっ、うおおおっー!!」


唇をプルプルさせ、拳をブルブル震わせているたけけの横で僕は叫びます。

「さあ終わりやー」

そう言う僕にたけけは真顔で語ります。

「まだ終わらんぞ」

「へ?」唖然とする僕。

傍観者の2人は続けます。
「こうなったら、たけけが今まで連勝した意味がないな。」
「期待して喜んでた分落差がでけぇ!たけけが負けたから続行を決める権利はたけけや!」

僕は嫌な予感がしました。
いつまで続くねん...


そして、また戦いが始まります。

「じゃんけんほいっ」
「...」

たけけ100
200
300
200
300
400
500

僕はあれよあれよという間にあっという間に負け越します。

10400円がけで0に戻したものの、僕の勝率はとても低いのです。

「600っっっ」

「もっかい倍チャン!」
「じゃんけんほいっ」


「1200っっー!」

「続ける??続ける?」

僕はヤケになって叫びます。


「つっ、つ、

続けるに決まってるやろがぁ!!」



「じゃんけんほいっ!!」

たけけのチョキは、僕のパーを切り刻みます。

1200の倍。

2400円


「やめます。」
たけけは言います。


「はい、やめたあー!!終わりです!2400円!」

キャプテンとボブは嬉しそうに終わりを告げます。


「やめますって無理や!やめれへんやろ!
負けた方が挑む権利あるんちゃうんか?俺が負けたから俺が挑める!」


僕は慌てて否定します。

「いや、たけけの顔みろや。本気の顔や。
さっき10400円不意になってるし、本気の奴にはこんな適当なルール適応できひん。」

たけけはニンマリしながら両手で
2と4を示しています。


「本気?俺だって本気や!」
「たけけの方が顔が本気や。雰囲気がちょっと怖いしな...」

「ふっ、不公平やろがー!」

咆哮がスーパーに虚しく轟きましたが、そんなことは関係なく...

僕がどう叫んだところで、1対3の多数決で決まったことは覆らないのです。

歪んだ民主主義を呪う僕。


「とりあえず'王'いこうか。勝負はついた。」
ボブはそう言い、足取りの重い僕を引っ張りながら王将へ向かいました。

'餃子の王将'をかつて'王'と略した人たちはいたでしょうか?


4人は王に入り、ずかずかと座敷に座ります。

「さて、何食べようか」

全員が同じメニューに目をつけます。

ラーメンの隣に燦然と輝くこってりラーメン。

どのへんがこってりなのかは、そもそもこってりがどういう感触なのかは知りませんが相当こってりなのでしょう。

たけけが、得意満面の笑顔で僕らに告げます。

「お前らこってり食いたいんやろ?
俺の奢りや!」


「たけけ!俺もええか??」
たけけに確認する僕。



「おう」


そして、店員さんを即座に呼び、こってりラーメンを4つ頼むたけけ。

「せんきゅーっ、たけけ」
一番喜んだのは僕です。


「とっしーの金やろ?」
キャプテンは冷静に突っ込みます。

「そうやった...」
たけけがあまりにもドヤ顔で自分の金で奢ったような顔をするので騙された僕。

「これやがな!これやがな!」
こってりしたラーメンを満足げに食べる4人。


こってりを平らげた後のお会計。

しぶしぶ2400円をたけけに渡す僕。

そのままその金で僕らに奢るたけけ。


たけけは、
「お前らっ!俺の奢りや!」
と誇ります。

「おっ、俺の金やからな!」
と叫ぶ僕を横目に...

キャプテンとボブはどちらの金とかはどうでもよく
ただただこってりラーメンのこってりした余韻に浸っていました。

「またじゃんけんやろか。こってり食いたいわ」

「二度とやるか!!!」

TO BE CONTINUED 次回もおぶあかした! (2)



次回予告

電車で学校に行くことに飽きたとっしーは自転車で登校!
道中で、とっしーを襲う巨大な物体に...
真っ赤な血がたぎる!!!

6月10日(金)
→PART10 Bloody cyclist

←PART8 JANKEN RIYALE(2)-1minitu \10000-


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作者がへたくそな歌とギターで弾き語るPART9エンディング曲
「DAY☓DAY」 BLUE ENCOUNT
 



俺バグ最後8
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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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