2016. 06. 19  
出生率2.81 岡山県・奈義町の奇跡

目次

1. 少子化こそ日本経済低迷の原因
2. 岡山の奇跡 奇跡というか、自治体の本気
3. 日本の未来図





1. 少子化こそ日本経済低迷の原因


経済成長の根源は、人口だと僕は思っています。

人口が増える時期こそ、経済は成長する。
人が多いほど、国は富むと考えています。

武田信玄公が「人は城、人は石垣… 」と語ったように、人というものは国にとってとても大切な存在です。


しかし、日本の人口は2008年の1億2,808万人をピークに減少に転じています。
そして、2060年には8,674万人になると予測されています。
 
つまり今後、45年で約4000万人=現在の関東圏の人口が消えることになります…

日本はこれから、これまでの歴史を振り返っても類を見ない水準の人口減少を経験することになるのです。

(2060年は、4人に1人が75歳以上の高齢者となると推計)


人口が減少に転じているのは「合計特殊出生率」の低さが原因です。

「合計特殊出生率」という言葉は「一人の女性が一生のうちに出産する子供の平均数」を意味します。
単純計算でこの値が2.0なら、夫婦2人から子供が2人生まれるので、その世代の人口は維持されます。

ただし実際には多種多様なアクシデントによる人口の減少があるので、人口維持のための合計特殊出生率は2.07から2.08といわれています(これを「人口置換水準」と呼ぶそうです)

日本の「合計特殊出生率」は、
戦後の4を超える値から減少しましたが、第2次ベビーブーム期など、ほぼ2.1台で推移していました。

しかし1975年に2.0を下回ってから再び低下傾向となり、2005年には過去最低である1.26まで落ち込みます。

2013年には、少し上昇したものの、1.43という人口置換水準にはほど遠い低水準となっています。

無題


「合計特殊出生率」を県別に参照すると、また新たな真実が見えてきます。

2013年の日本の総人口1億2700万人のうち、1300万人を占める東京都の値は1.13と全国で最も低い水準にあります。

総人口の一割を占める東京都の合計特殊出生率が最も低いことから、日本の少子化に拍車をかけているのは東京都への人口集中が関係していることは明らかです。

また、埼玉県と千葉県の値が1.33、神奈川県の値が1.31であることから、東京圏の合計特殊出生率は全国平均を下回っていることがわかります。

仕事がないから、東京圏に人が集まるが、育児環境の整っていない東京圏では、出生率が下がり、人口が減少すると言う、負のスパイラルに陥っていますね。

反対に、合計特殊出生率が高い地域は、沖縄県、宮崎県、熊本県、鳥取県、大分県と、地方に存在しています。
沖縄県は日本トップの1.94です!

このデータを踏まえると、少子化の進行を防ぐためには、地方が活性化し、地方に人口が流入することが不可欠でだとわかりますね。

しかし、悲観することはありません。
日本の政府が、自治体が改革を断行すれば「合計特殊出生率」は劇的に上昇させることができるのです。




2.岡山の奇跡 奇跡というか、自治体の本気

岡山にある奈義町は出生率1.41から、たった9年で「合計特殊出生率」を2.81まで上昇させました!
奈義町の場所はこちらです。
↓↓↓↓↓

奈義町


「合計特殊出生率」が、上昇した理由は徹底した子育て支援です。

その主な政策はこちらです。

・保育園、幼稚園、学童保育は第2子半額、第3子無料
・出産祝い金制度
・医療費高校まで無料
・ワクチン接種無料
・低家賃若者向け賃貸住宅の整備により、若者世代を呼び込み


しかし、国は1000兆を超える借金を背負い、地方自治体も財政的に苦しい中、
奈義町は育児支援の財源をどこから捻出したのでしょうか?

それは、
議員数の削減、議員報酬の削減、公務員数の削減など、自治体の身を切る政策や
事業の見直しなどの効率化によるものです。


奈義町の政策は、今後の日本のモデルケースとなる例ですね!

こちらが奈義町のHPです。

奈義町 HP




3. 日本の未来図

このまま旧体制を維持した政治を行っていると、日本は間違いなく破綻します。
政府も、地方自治体も。

日本はそれほど、財政的に弱っているのです。
(財政だけじゃなく、食糧自給率の低さや地方経済の崩壊、災害復興など問題山積みです)

だからこそ、従来の考えにとらわれない新たな視点で行政を行うことが大事だと考えています。

ドラマ化もされた小説「ナポレオンの村」
(消滅寸前の限界集落を立て直すために改革を巻き起こす「スーパー公務員」の奮闘を描く)

にあったように、改革を行わないと、何も変わりません。

日本にとって最大の問題、人口減少に立ち向かうには、
行政側の覚悟が必要だと思います。

既得権益の放棄、変える勇気…

そう簡単にいかない事は、百も承知ですが…


そのためにまず、国民が選挙で信頼に足る政治家を選ぶことが大事だと思います。

兵庫県議員、東京都知事と不祥事が続きますが、選んだのは都民、県民です。
 (といっても、誰が信頼にたる議員がどれほどいるのかという話になるのですが)

僕は、政治家が世襲制になっている(限られた財力のある人たちしか立候補しない)
状態がそもそも民主主義の限界だと感じています。

安倍首相しかり、麻生財務大臣しかり…

またそのへんについても記事にしようかと思います。


日本と関係ないですが、アメリカはじわりと減少しつつも、2012年の合計特殊出生率は1.87

アメリカに負けないよう、力強い国を作っていけたらいいですね!!!

拙い感想をお読みいただきありがとうございました。


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神戸のルパン

Author:神戸のルパン
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小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
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  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
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 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

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