2016. 03. 31  

俺「変わりたいんや俺!朝倉さんと付き合ってるとき、筋トレしよなんて思わんかった!

き「別に筋トレせんでええんちゃう?あんときは筋トレせんでいけたやん」

俺は熱弁を振るった。

「ちゃうちゃう!あんときはお前らがいた!マインド的な師匠が常にそばにいた。
だから、あんときは、ワックスとかつけてちょっと外観良くする付け焼刃的成長で付き合えた。

 高校の時、付き合えたいけたのは、偶然というか、俺の実力ではない。
お前らのサポートもあるし、惑星直列的な運もある。


けど、今からはもう違う!今度は根本的に自分を変えないといけないんや!

今回は自分の力で、自分の成長で、夢を掴みとりたい!

体力、気力、マインド(読み込む)、成長したいんや!!!

き「てことは、失恋を活かしての、読み込みと筋トレってわけか?」

俺「そうや、フラれてから、2年間考え抜いた結論や。」

き「足りんのは、筋トレと読み込みってことがわかったんか?」


「ちゃう」

ボブは言うと、

ハハハハハ! っと一同は笑った。

ボブはさらに付け足す。
「今後のとっしーの状況、というか状態。無理なやつは一生無理。」


俺「いや、待てって!筋トレ、ランニング、並行して読み込んでいく。これで変わる!!!
俺ってよわっちそうやろ?それが、いつの間にかムキムキになってみいや?かっこええやんけ!

GAPをねらっとんや!ヘボヘボやと思わせてムキムキ、そのための筋トレな」


ドヤ顔で語る俺にキャプテンは冷たく言い放つ。

「言う事が中学生みたいやな!」


俺の指針を否定するボブに俺は聞いてみた
「じゃあ、お前はなんやと思うん?どうしたら俺は変われる?」

ボ「もっと正常な感覚を持つことや。」

俺「正常な感覚?」

ボ「とっしーはほっとったら常にきもくなる素質を持ってるから、それを直せと助言くれる人をそばに置くべき。
高校時代の俺らみたいな存在を社会人なってから新たにみつけろよ。」

俺「何言うとん!それができたら苦労せんよ!社会人なってそんな常に行動共にする人なんておらん!
 だから、自分で正しい考え、感覚を身につける為に、読み込みなんや!


お前らがいつもいう、とっしーは感覚がおかしい,視点がずれてるのを直すのが読み込みや!」

ボ「それを言うとるのが、やばい!
  だからな!
正常な感覚を取り戻すのが、読み込みやっていうてるのが正常じゃないねん!」

俺「なんでやねん!どうすりゃいい!」

ボ「正常な感覚っていうのはな、その行動はおかしいか正しいか、冷静になって考えたらわかるねん。
ただ、お前ってそこがわかってないねん。昔から。



きゃぷてんが二人の激論に割って入り疑問をぶつける。

「世の中のイケてるやつってみんな読み込んどん?」

俺「読み込んでないやろ。ただ俺は、読み込まないとわからへんから読み込むねん。
正常な感覚をわかるために読み込むねん!」


き「基礎を学びたいってこと?人間としての」

俺「そうや!おれは、お前らから、服から何から、考え方がキモいって言われ続けてそう思ったんや。」

俺のわけわからん熱弁をケラケラ笑いながらみんなは言う。
ボ「何言うとん?チンパンジーやな!」

き「こんな変な奴じゃなかったのにな?」

あ「はっはっはー」


き「読み込むってさ?本とか、ネットとかの記事を読んでいくん?」

俺「そうやな。今日までたくさん、まとめたからな。そのまとめたものを読み込んで自分でノートにまとめる。」

き「暗記とかするん?」

俺「暗記と言うか、何回も読んで、人間としての考えを刷り込んでいきたい。」


この間、後輩のあくまは、終始笑っている。

き「なるほどな、読み込みってこう、グゥって読むだけじゃなくて、
書いたり、発信したりして、分析研究していくことなんやな!」


ボ「そういうことを言うてるのが相当ズレてる」
俺「逆や!ズレてるからこそ!一般人の考え、感覚に戻ろうとしてる!」



ここで、後輩のあくまからシンプルな疑問がとんでが来た?

「戻れるんすか?」

俺「戻るというのは言い間違えた。俺は、もともと、一般的な考えがない。

俺の考えと世間の考えとのズレをどう戻すか考えた。
その結果が、一般的なマインドや恋愛マインド、人間としての発想を
読み込んで、自分の中で吸収していきたい。」


き「つまり学ぶってことやな」

俺「そう!言うたら学ぶや!」
熱弁を振るう俺をみんなが笑うが特に爆笑のあくま。

俺「なんで笑うん?」

き「いや、これで笑ってくれんかったらひどすぎん?ただガチで変な考え話すやつやん!」




-俺バグ延長戦- 2016あれから君は テーマソング
あれから君は / 芹澤廣明



2016. 03. 31  

バグリ島で話し始めてはや1時間。時刻は22時を回っていた。

俺はまだまだ思いを語る。

「なんで俺が、今日昼から集まってわざわざ菊水山まで登ったか。
指針を定めたかったんや。新しい俺になるための決意を」


き「ああ、俺は読み込んでいくぞと。」

俺「読み込みだけじゃない、筋トレもするよ。」

き「別にそこ疎かにすんなとか言わんよ!」

俺「読み込むだけじゃない、知識と体力の両立や。
体力だけ着いて考えきもかってもあかん。

思考力がついても、女の子守れんような、よわっちいやつでもあかん。

もう社会人。高校の時みたいに、指針を示してくれる奴はおらん。

お前らはおらんから、俺自身で、根本的に俺の考えを直さないと!そのための読み込みや!!!」


き「言っとうことはわかる。読み込みがええかどうかは知らんけど。
なんでそんな考えに至ったかは、お前の熱弁で伝わってきたわ。」

ボ「考え抜いて、読み込みと筋トレが最重要とわかったんやな?」

俺「そう2年間の考えて、いろんなことしてきてさ、バー行ったり、告ってフラれたり、
まあ、全部大失敗なわけやけど。その結果の結論がこれや。」

ボブは呆れたように笑って言う。
「なんかお前ってもう自分で考える作戦は無理や。」

俺「え?」

ボ「やっぱり周りの正常な感覚をもったやつの話を聞くしかない。
だって、今の結論、読み込むっていう結論になってるやん。それがもうヤバイから。」


き「まあ、読み込んでみてもええと思うで」

ボ「読み込まんでええ」

きゃぷてんは、ケラケラ笑いながら言う。
「読み込んでみてほんまに変われるなら凄ない?」

俺をあざ笑うかのようにボブは言い捨てる。
「大丈夫大丈夫、ない。」

そんなボブの言葉にあくまが爆笑する
「はっはっはー」

俺は、悔しがりながらも

「みとけよ!!!」

としか言えない。
今は何を言っても、口だけ大将になってしまうからだ。

き「読み込むって、ずっと読んでいくん?」

俺「別にずっと読み込みはせんよ。
寝る前30分でも、いつも漫画読んだり、ゲームしてる無駄な時間を読み込みにあてるんや!」

ボ「まあ、読み込みと筋トレがんばれよ。」

き「まあ、4月からとっしーが、どんどんムキムキになって、賢くなっていく姿楽しみにしとくわ。」

ボ「いうたらさ、もし1年に1回、このメンバーで会うとするやん。

ほんならとっしーだけ、ちょっと体つきがかわってるやん?

んで、しゃべる言葉も変わってるねん。なんやこれ?ってみんな思うやろ?」

あ「まさか」


き「読み込みや!」

はっはっはー
一同は笑う。

何がおもろいかって、たぶん「読み込み」って言うワードなんだろう。


俺「わからへんで!変われるかどうか!俺の努力次第や」

き「体つきはまあかわるやろ?」

俺「せやなこの半年で2Kg増えたし。一時期55Kgからの状態からよう61Kgまできたで」

ボ「え?一時期そんなやせてたん?」

俺「まあな、アンガ田中や江頭もビックリや」


そして、時刻は23時に近づいていた。
「さあ、そろそろ、今日の最後のイベントをするか。
バグジー親衛隊の解散式や」





-俺バグ延長戦- 2016あれから君は テーマソング
あれから君は / 芹澤廣明



2016. 03. 31  
エンディングにふさわしい1曲。
HYの366日


高校時代からいつもこの曲がバグジーには流れていた
♪それでもいい それでもいいと思える恋だった…♪



HYの366日がボブの携帯から流れてくる。
そして俺たちは最後の想いを話し始めた。


俺「高校1年の春に、結成された、バグジー親衛隊。」

あ「あの時は、僕がまだ入学してないんで、3人っすね。」

き「高校3年間は基本ここやったなあ」

ボ「道路にたむろしてる高校生はまあおらんよ。」


ボ「さて、7年間と言う時を経て今日は集まったな。
そして、外れなしの名物企画、○○に電話。こんなおもろいことよくやってくれたわ、あくまよ」

あ「どうもっす」

俺「今日思うことはな、俺自身が不甲斐ない。
あくまなんて今日ずっと俺のバカにして笑ってるからな。

 ただこの3年間の間に俺は、成長する!いい男になる!」

き「この3年何かあるん?決めたのもっかい教えてや?」

「1.筋トレとランニング
2.読み込み。これは、恋愛知識だけじゃなくて人間の根本としての考え。


俺の考え全体のキモさを変えていきたい。

ボ「そやなあ、それはほんま大事や。」

俺「ただ、あくまがケラケラ笑う理由もわかる。俺も心配や。
 読み込んだところで変わるのか?」

き「その疑問はあるなあ。」

俺「ただ、確実に言えるのが、読まないよりマシ!
読むことで新しい知識を入れて変わっていけるんじゃないか?!」


そしてHYの366日はサビへさしかかる。俺も感情がヒートアップする。

俺「怖いくらい覚えてるんだ!7年前のあのいけた瞬間の喜び!付き合ってた幸せ。あの頃に戻りたい!」

ボ「あの頃からいろんなイベントあったな。」

俺「4年半付き合って、フラれて2年。」

き「バグったなあ、タバコ吸わされてたなあ」

ボ「今では、アルコール中毒。酒もってこい!」」

俺「飲めへんワイン一気飲みして.」



ボブがまとめにかかった。

「まあバグジー親衛隊で、色んな活動があったけど、いったん今日をもって、解散といたします」
では、一言ずつあくまからどうぞ」

バグジー親衛隊、ゲームヲタク担当あくまさん

「俺が親衛隊に入ってから、ポケモン、モンハン、テトリス、マリカ、いろいろやってきたけど
一番とっしーさんが輝いてたんは、ポケモン。

あの頃のギラギラした思いを思い出してください!

ありがとうございました!」


次はきゃぷてん
「この場所は、想い出の場所やと思ってる。バカにしたり笑ったりしとうけど、
これは、青春の1ページなわけや。これだけは忘れんときたい。

あと俺は家の重力に勝ちたいな。それだけや」


ボブは真面目に締める。
「いろんなことがあったけど、
最終的に解散式を迎えることができて幸せでした。

まあ、今後機会があれば集まって行きましょう」



最後は、バグジー親衛隊の主役、俺だ。

「俺がお前らに言われることはな。
`とっしーに降りかかること意味わからんイベントがおもろい。`

その意味わからんイベントが、一番ふりかかるのが、このバグり島でした。

このバグリ島で漠然という曲が生まれて、そして今もギター買って音楽につなげたり、

そういったいろんな思いを捧げて…」


そしてHYの366日が終わった。


「今、366日が終わった。
最後に明日への希望とこれからの指針をもう一度言う!

1.ランニングと筋トレ、体力つくり

2.読み込み!人間としての知識を深める

そして、3年後…………浅倉さんと結婚します!!!

その目標を叶えて、もう一度バグり島で、一夜限りの復活を遂げます!

オープニングをするぞ!絶対するぞ!


よし!はい!終わり解散です!!!」

そして、バグジー親衛隊4人で締めた。「ありがとうございましたあああ!!!!!」

 いつの日か、また4人で、またここで会いましょう…







-俺バグ延長戦- 2016あれから君は テーマソング
あれから君は / 芹澤廣明





おまけ
(ベイブレード)カッカッカッカッカ………ドゥーン……ヒックヒック……
ドォゥーーーン……. …………………….FIN………………頼むからかっこよくあれ

2016. 05. 22  

Ⅱ章がスタートします。
この5月22日というのは、筆者にとって特別な日でして。
ある哀しい出来事があって、泣き噦った日なのです。
 その日からもう2年...

このブログは、ある人への「俺は元気にやってるからあなたは俺に気にせず自由に生きて」 というメッセージにもなっています。

みなさまに楽しんで頂けような作品を書けるよう頑張ります




THE DAY HAS COME...

Friday of the month with 2019........

I like a rock'n'roll and you all the while, Bybe!!!




2019年 某日 神戸市にて

午後有給を使い、勤務先から地元神戸に帰ってきた。
レンタカーを借りて一度帰宅する。

今日は'人生の大勝負'だ。


あの人に振られてから5年間。

愛情、悔しさ、哀しさ、嫉妬、絶望、切なさ、怒り、一握りの希望...
何処にもぶつけることのできない鬱屈としたいろんな感情を抱えて生きてきた。

俺が浅倉さんを好きであっても、浅倉さんは俺のことが好きじゃない。

だから、連絡を取ったって虚しく切なくなるだけや。

俺は、振られ続けることに耐えられなくなった。
散々執拗にアプローチしておいて、結局、自分が傷つくのが怖くなった。

勝手な野郎だ。

自己防衛のために、3年前、浅倉さんと連絡を断った。

俺がいない方が浅倉さんは自由に楽しく生きれるんじゃないかと思ったりもした。

内心は、そうあって欲しくはなかった。

浅倉さんにとって俺はかけがえのない存在であると、まだ信じていたからだ。

ずっと彼女からの連絡を一方的に待っていた。

「本当は私、とっしーのことが大好き。」

彼女がそう思ってくれてると、勝手に信じていた。
そう信じるしか、俺はこの行き場のない悔しさに耐えられなかった。


'高校一年生の入学式から7年間好きになった女の子と連絡を断つ。'

寂しくないわけなんかない。

例え、浅倉さんに彼氏がおろうと、俺は彼女に会いたい。

けど、そんな情けねぇこと言ってられんし、男としてかっこよくなるしかなった。



2016年の2月にボブたちに言われた。

「なっさけないっ。頼むからかっこよくあってくれ!」

号泣する俺に向けられたあの言葉は、心に突き刺さった。

あの言葉は常に、俺の心にあった。


「俺は、浅倉さんに捨てられたんや。新しい人生を自由に生きる」

強がりの言葉を自分に言い聞かせて、
逢いたい気持ちを心の奥底にねじ伏せて生きてきた。


'バカになって'、日々を生き抜いてきたんだ。



今日は、違う。

もうこの想いを閉じ込める必要はない。
真剣に想いを伝える、それだけ。



胸の中には、いつも、この日に賭ける想いがあった。

この日に夢を叶えるために生きてきたと言っても過言ではない。


今日無理だったら、
実質、俺は彼女に7回振られたことになる。

なっさけねぇなあ

さすがに、諦めよう。
いや、別に諦めきれんし、何度でも.....

アホか、そんな気持ちでおるからあかんのや。

今日、断られたら、

浅倉さんとは今後一生絶交する

くらいの覚悟で挑まないといけない。


今日成功したら?

パーティだ。

ボブ、キャプテン、まさはる、ギアル

俺を無理だ無理だと嘲笑い続けたあいつらを呼んで、最高のパーティを催してやる。

「もう食えんからやめてくれ〜」
って言うくらい美味いもんたらふく食わしたるから覚えとけよ。


そんな決意を胸に秘めながら、
久しぶりに自分の部屋に戻る。

鏡で全身を確認して、自分の顔を見つめる。

青のスーツにネクタイを締め、気合を入れる。

社会人として、3年間の成長を彼女に見せつけてやるんだ。


レンタカーを駆って浅倉さんの職場まで迎えに行った。

1人で車に乗れなかった5年前の俺とは違う。


彼女が仕事が終わるまでそわそわしながら待った。

スーツ決まってるか?

いや、3年ぶりに会ってまず何を話せばええ?

めっちゃ冷たい態度とられたらどうしよ?

不安と期待で混乱する俺の前に不意に彼女は現れた。


「待った?」

「いや、ま、待ってへんよ!」
俺は緊張でどもった。


「い、行きましょうか!」

俺はレンタカーに浅倉さんをエスコートした。

自家用車やなくてレンタカーと言うのがほんのりださいが、許容範囲だろう。


「今日どこ行くの?」

「諏訪山公園」


俺は震える手でハンドルを握り山道を走った。


何度も練習した駐車。
さも余裕のような顔付きで駐車場へ止める。

「いこか」

予約していたお洒落なレストランに入店する俺と浅倉さん。

クリスマスに、'やおい軒'に行った6年前とは違う。

あの頃の俺とは、違うんや。
それを浅倉さんにアピールしたかった。



机を挟んで話し始めた2人。

3年ぶりに話しているのになぜか3年も会っていなかった気がしない。

B'zのwarpが頭の中を流れる。

♪3年ぶりに話したって違和感ないなんて意外と僕らたいしたもんだ
感心しちゃうよ

ほんの最初の一言でスイッチが入って
時間も距離もあっという間に縮んでいく♪



時が、止まっているかのような感覚で俺は彼女と話した。

食事を終えて、外へ出る。

「夜景を見ようや。」


ビーナスブリッジ

神戸の100万ドルの夜景が見える場所だ。


俺がここに初めて来たのは9年前。

浅倉さんと付き合えたのが嬉しすぎて、'いつか神戸の夜景を一緒に見に来る時のため'に下見に来た。

高校二年生の時だったから車など持っていない。

三宮から徒歩だ。

なんてバカなんだろう。

たった1人で、昼間に夜景スポットを訪れる。


そんな9年前の想いと、今の心境は何ら変わらない。

浅倉さんが好き。

しんぷるそれだけや。


10年間それだけは変わらへんかった。

どれほど、忘れようとしても、振られた哀しさで憎もうとしても、

やっぱり好きや。


どないしたらええかわからへん。

だから今日で10年の想いに終止符を打ちたかった。


俺は今後も

浅倉さんを好きでいていいのか?

それとももうほんまに忘れるべきなのか?



その判断をするのは俺ではない。

浅倉さんだ。



神戸の夜景を眺めながら俺は深呼吸をする。

今から、10年間の俺の想いをぶつけるんや。

悔いはない。

この瞬間に賭けてやる...!!


俺は浅倉さんをじっと見つめた。

彼女も何かを察して俺を見つめる。


周りが真っ暗になって、感覚が研ぎ澄まされる。

いろいろ考えた言葉とか、渡そうと思ってたものとかいろんなことが真っ白になって露と消えた。

「浅倉さん。俺と.........」





拝 啓... い つ か の 君 へ





時は、遡る

2016.4.1

慣れないスーツを身につけ、オフィス街の雑踏に紛れた。

今日から新生活が始まる。


「今の俺は、負け犬だ。浅倉さんにフラれて2年弱。

未だに引きづり続けて、自分の未熟さを社会のせいにしている。

このままで終わるわけにはいかない。

何度倒れても立ち上がる、そんな命の輝きをみせつけてやりたい。


この物語は、後輩あくまが尊敬していた高校の頃の俺、

あの頃の気力とバイタリティを取り戻していくために足掻く日々を描いていく。


浅倉さんがいない世界で、俺はどう生き、どう抗うのか…?


はたして俺と朝倉さんは3年後結ばれるのか…?

 それとも、俺は他の誰かと結ばれるのか…?

  それとも、一生独身「死んでしまうマン」となるのか…?



人生の分岐点 2019年まであと3年........



TO BE CONTINUED





次回予告

社会人となったとっしーは新たな五月病に陥った。
調子に乗りすぎた果てに何が待つ...?
生まれ変わっていくんだ何度も

5月29日(日)

第壱話 真逆の五月病は厄介だ




-俺バグ延長戦- 拝啓、いつかの君へ
theme music 
THE DAY HAS COME 2019



俺バグ延長戦
2016. 05. 29  
2016.5.24 PM4:00

梅田の地下街を行く人のも就活生が険しい表情で歩いている。

就活生というのは、人生を左右する会社選びをたった3ヶ月〜半年でしなければならない。

そんな短時間で自分に合った会社を確実に見極めて、そこに入ることができる奴なんてどれだけいる?

日本式の就活は努力がいまいち反映されない不条理な運ゲーやと俺は思ってる。


結局は、入社してから、仕事をどれだけ自分に適応させるかってことなんちゃうかな。

仕事自体は基本的に、おもしろくないことが多いかもしれない。
けどその中で、観察眼を持って、楽しいこと、達成感を探していけるかどうかが大切なんだろう。

そんな偉そうなことを考えているのは、2時間会社を早退した俺だ。


早退した理由?

喉が痛い、寝不足、しんどい...

我ながら情けねぇ。
これは新手の五月病だ。

この程度の疲れなら別に働ける。

けど、たいして仕事も溜まってないし、まあえっか帰れるなら帰ろう。

そう思ってしまうのが、新手の五月病の厄介なところだ。


俺は自分が入った組織が大好きやし、日々テンションは高めだ。

同期には「いつも楽しそうでぶっとんでる頭おかしい人」
と認識されている。

それは俺にとってはとても嬉しい評価だ。

いつも楽しそう
ぶっ飛んでる
頭おかしい


どれもこれも高校時代の俺の代名詞だ。

大学時代でなくした色んなものをこの2ヶ月で取り戻しつつある。


しかし、駄目な部分も見えてきた。

気を遣わない、自由、
調子に乗りすぎているんだ。


俺は、仕事をなめてるのかもしれない。

今、割と暇やし、上司も優しい。

大概の新入社員は、新人のうちは割と猫かぶって気を遣って働くものだ。

しかし、俺は全く気を遣ってない。

かといって、モンスターゆとり社員のように無茶は言わない。

俺自身はマイペースで自由な新人のテイストでいるが、俺がいない所で
「あいつはあかん、これだからゆとりは...」

と言われてるのかもしれない。

この五月病の恐ろしいところはいつかやってくるだろう。

17時

こんな早く帰宅したらもちろん母が煩い。
「なんで?なにしてるん。社会人として...
体調管理も...遊びすぎでしょ...」

俺は逆ギレしかできない。
「俺は俺や。ほっといてくれ。」

しかし、この2ヶ月、給料以上に散財してしまったので、父にお金を借りないと生活できないため、家での肩身は狭い。


「早くこの街からでたい。
口煩い親、浅倉さんの呪縛、長い通勤時間...
早く新天地で生まれかわりてぇよ」

そうはいっても、実家暮らしのメリットと天秤にかけるとまだ家にいるしかない。

家から通えない場所に転勤を命じられるまで、俺はこの家で過ごす。


言い訳はある。
社会人は時間がないんだ。

やりたいことはアホほどあるのに、自分が使えるが圧倒的に少ない。

俺にとって大学時代は、堕落した4年(そのせいで浅倉さんを失う)だったが、時間だけは多かった。

大学時代とのギャップを感じると、社会人がいかに自分の時間が少ないかを痛感する。

だから、無理して時間を作ろうとする。

自然と睡眠時間を削る。
朝が早いのに夜更かししてしまう。

家帰る
走る、飯食う、PCする、ギター弾く、漫画読む、読み込む…

大学生の時は一日でじっくりしてたルーティーンを帰宅してからの短時間でやらなきゃいけない。

いや、別にやらんでええやん

まあそうやけども、仕事終わって飯食って寝るだけなんて俺は嫌だ。


俺が短眠型なら問題はないのだが、基本8時間がっつり寝てたやつが、睡眠時間を削ると、疲労がたまってくる。


それを仕事に引きづってしまうのが論外だ。

こういう、自己管理の甘さで俺は社会人と言えるのか?

休む権利ばっか主張しやがって...

さすがにもうちっと、気合入れようか

5ヶ月前、浅倉さんに言われた

「自由に生きて」

という言葉が常に胸にあるが、

自由を謳うためには、義務を果たさなくちゃならない。


ふと、山本昌の言葉を思い出した

「心技体ではなく体技心。体、体調管理、体力、健康が1番大切。気持ちはどうとでもなる」

その通りだ。

明日から生まれ変わろう

もっと強い体を手に入れたい

高校時代のバイタリティを取り戻したい。

何度も何度も生まれ変わる宣言をしてきたが、変われないのが俺という人間の救いようのないところだ。


今の俺のこの程度の人間だが、
向上心さえ失わなけりゃ何度でも生まれ変われる、成長できる

そう信じるしかなかった。



俺はこんな生活をしているが、

ボブ。彼はどうしているのか?

俺は先月、さいたまで働く彼に、会いに行った。

話は1ヶ月前に遡る...




次回予告
社会人となったとっしーは大宮で働くボブに会いに行く。
疲れ果てた表情のボブとの語らいは、時の流れを感じさせた。

6月5日(日)

第弐話 ボブはサイタマで何想う?





-俺バグ延長戦- 拝啓、いつかの君へ
theme music 
THE DAY HAS COME 2019



俺バグ延長戦5
プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

↓ツイッターでブログ更新を通知しています!
やぎぬま るい (@hishintai08)

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