2016. 03. 04  
俺バグ壁紙 Ⅰ章

↑【目次】Ⅰ章 波乱の高デ!革新的な一手やと?  
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ボコルフとかいう謎のあだ名をつけられた僕ですが、あだ名には満足しています。かっちょええ
が、昨日かっこよくなるために買ったワックスをたった1日で全て使ってしまったことに気づきました。

「あれ?朝にワックスつけて、かっこええ状態で学校行きたいのに、昨日みたいに夕方つけたってしゃあないやん!」
「そやな。けど、朝はボコルフが1人でつけるしかない。」

「けど、俺つけ方わかんねーよ」
「なら毎日美容室いって、毎日ワックスつけてもらえよ!」

キャプテンの名案に僕は納得します。
毎朝美容室行って、そこで髪の毛セットしてから学校行く。それによって、かっちょええ髪型を毎日維持できる。

「わかった。毎日散髪いくわ」
「いや、学校始まる前に開いてる美容室なんてねーやろ。」

「美容室開店と同時に散髪してから学校へ行く。遅刻なんて気にすんな。
お前らは俺に構わず朝からしっかり学校いけよ!」


「かっこええ台詞なんやけど、なんかださいなあ...」

遅刻というのは3回重なれば欠席1となります。僕は、遅刻より毎朝かっちょええ髪型になりたかった。

「けど、毎日美容室行く金なんかないやろ?」
ボブは核心的な一手を放ってきました。


「そう。だから俺は工夫する。一回3000円の美容室を30回払いに分けてもらうんや!」

「は?ローンかよ」

「一回100円で30日毎朝、ちょっとずつ切ってもらって、ワックスをつけてもらう。」
「なるほどな、とっしー発想が天才やな!」

「今日は右サイドの前髪切ってください。明日は中央前髪切ってください。
明後日は襟足...あ、やっぱ襟足は残しといてください。」

「そういや、日本のセンターバック、トゥリオやな!」

この時代日本サッカーのセンターバックは田中マルクス闘莉王でした。
オウンゴウルしたりドログバ骨折させたり...


部活を終えた僕らは、わっけわからん会話をしながら、地元西桜が丘の駅まで帰ってきました。


そして3時間後...夜9時

月明かりの下、歩道橋の上で肩から倒れこみ、荒れ狂う一人の少年がいました。
「家に帰らしてくれぇー!もう9時や!門限7時なんやあ」

その荒れ狂う少年の服の袖を掴んでいるのはキャプテンと僕です。

荒れ狂う少年とか、かっこよくいってますがそれは僕です。
中学生時代はわりかし優等生だった僕は門限を破ったことがありませんでした。7時が門限と、言いいつもすぐ帰る僕にボブとキャプテンは言います。

「そういうところや!高校デビュー目指してるやつが門限7時でやっていけるはずないやろ!?
もう高校生やねんから親に反抗していけよ」
「ガリガリくんを買って持ち帰り、母から60円もらう。門限7時を厳守する。そんなんでええんか!」

2人に諭された僕は、親からの反抗を決意しました。
「確かに門限7時は早すぎるのだ。もっと遊ぼうぞ!」
「言葉使いガッシュベルやん」

ボブは言います。
「よし、じゃあ今からバグり島に行くか」

バ、バグり島?
ここは神戸市の田舎町。内陸に島なんてないぞ?
そこは一体どんな場所なのか?
期待と不安に胸躍らせ、僕はボブとキャプテンの案内するバグり島へ向かいました。




次回予告 
ボブときゃぷてんがとっしーをバグリ島という場所に連れて行く、そこはなんと...

→7話 バグり島生誕

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作者がへたくそな歌とギターで弾き語る第5話エンディング曲
「空も飛べるはず」 スピッツ


俺バグ最後3

2016. 03. 05  
 
神戸のワールド記念ホールで行われた、ウルフルズのアリーナライブ「ボンツビデカデカ」に行ってきました!
最高によかったです!!!
 ここから感想を書いていきます。

IMG_8249.png


 今日はトータスさんが言ってくれたように生涯忘れられない夜になりました。

初めてウルフルズのライブを訪れましたが、トータス松本さんの魂揺さぶる力強い歌声はもちろん、
生で聴く3人のコーラスは別格の心地よさでした。
魂ってやつを'ゴワンゴインドキッサッー'と揺さぶられましたよ!!!

(変な擬態語がでてしまうくらい良かったです笑)

 トータスさんが、耳を傾けながら3人のコーラスを笑顔で聞いていた風景はなにか心があったかくなりました。
ケイスケさんの六甲おろし、ジョンBさんのソロ、サンコンさんの中央でのドラムテク披露、それぞれに見せ場があり、全員の個性が出ている楽しさ満載のライブでした!

 個人的には、トータスさんがMCで、「神戸出身」と言うと起こる会場のどよめきに、突っ込むトータスさんがとても好きです。「わりかし神戸やん!」という台詞を聞いて、 現西脇市は小野市のちょい北なので、たしかにわりかし神戸かな?と僕も思いました(笑)
ケイスケさんの着替えの多さや、トータスさんの尻出し衣装(笑)の露出が年々増えていることなど小ねたも魅力的でした。

少しずつ曲の感想も紹介していきます。記憶を頼りに書いているので、順番の前後や抜けもあります。稚拙な文章と感想ですが、すみません。

「ボンツビワイワイ」スタートの一曲。ほんとにノリのいい愉快な曲ですね!
「やぶれかぶれ」コーラスが大好きです!
「あそぼう」シンプルに楽しいの一言です。

「サムライソウル」これは大好きな曲です。とーたすさんが弾き語る曲初めの一小節がほんとに力強くてかっこいいです!!!

「ええねん」
えー
えー
えー ええねん!


 あのコーラスを生で聴けたのは感動でした!聞いてたら本当に勇気が湧いてくる曲です!
「暴れだす」ブルーのライトに照らされてしっとりと歌いこむトータスさんがかっこよかったです。
「チークタイム」力強い歌い方が印象的でした。
「スポーティパーティ」メロディーとフレーズが頭から離れない曲です。アリーナをトータスさんが周遊していたのは、スタンドからみていてうらやましかったです!

「まいどハッピー」こんなに愉快で楽しくて人生に希望がもてる曲はありますか?僕は大好きな曲です。ケイスケさんがメインボーカルをしていて魂の叫びが伝わってきました。

「愛すれば」「すっとばす」「素敵だね」全員で歌う部分が多くて参加型の曲ですよね。体も心もあったかくなります。
「明日があるさ」国民的名曲です!!!あのイントロが流れた時点で最高のテンションになりました。ケイスケさんの木琴、うまかったです!
`ある日突然考えた…`のしっとりしたところから、`近頃の若いやつは…`と盛り上がるところが最高にいいですよね!!!


「ロッキン五十肩ブギウギ」コールアンドレスポンスがめっちゃ楽しかったです!CDでもいい曲だと思っていましたがライブで聞いたら
その100倍映える曲だと感じました。コールアンドレスポンスの時のトータスさんの動きがとても可笑しくて会場は大盛り上がりでした。

「バカサバイバー」この曲聞くと、ボボボーボボーボボを思い出します。振付がわかりやすくて楽しいです!
「いい女」個人的には今日一番、心にぐっときた曲です。ハーモニカの入りが最高です!!!


アンコールは、
「ガッツだぜ」から「トコトンでいこう」など、20年前の1月24日に発売されたアルバム「バンザイ」のメドレーでした!ジャケットのロケットもステージに現れました!
ラストは「バンザイ~好きでよかった~」でした。本当に最高でした。シンプルですが、究極のラブソングです!!!

読んでくださりありがとうございます!
2016. 03. 05  
2016.1.28 GLAY4年ぶりのホールツアー初日の大阪オリックス劇場、参戦してきました!

GLAY


セットリストと感想を記事にします!
ネタバレを含みますので今後の講演を控えてまだ知らないでおきたい方は、注意してください。すみません。

<本編>
Scoop
千ノナイフガ胸ヲ刺ス
汚れなきSEASON
STARLESS NIGHT
laotour~震える拳が掴むもの~
初恋を唄え
100万回のKISS
More Than Love
MERMAID
Believe in fate
SORRY LOVE
Will Be King
航海
空が青空であるために
百花繚乱
TILL KINGDOM COM
GREAT VACATION
Supernova Express 2016

<アンコール>
Winter,again
INNOCENCE
HAPPY SWING
彼女はゾンビ
HIGH COMMUNICATIONS


 軽く感想を述べさせて頂きます。シンプルに言うと最高でした!!!

今回のホールライブはかなりマニアックで普段ライブではめったに聞けないような曲が聞けて本当に楽しかったです!

テルさんも冒頭言ってましたが、取りづらいホールのチケットを取ってくれたコアなファンの方への曲だと思いました!新旧の曲をバランスよく配置してくれて、ファンのために四苦八苦してセットリストを考えてくれたんだなと思いました!

 それと、22年目を迎えて、より音楽を楽しんでいる4人の姿がみられてよかったです!本当にみんなが楽しそうで自由に音楽を楽しんでいる姿勢が伝わってきました。

 個人的には、「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」がきた時点でテンションが最高になりました!!!
「More Than Love」「MERMAID」「Believe in fate」は本当に最高でした!序盤からテルさん飛ばしてくれました!
「百花繚乱」と「TILL KINGDOM COM」はシンプルに盛り上がります!テルさんの「大阪あ!」という掛け声に会場は大盛り上がりでした。

終盤、テルさんがGREAT VACATIONをグローバルコミュニケーションと言い間違えてメンバーが驚いて演奏止まったシーンは全員が笑って、会場がほんわかした笑いに包まれました。テルさんの天然の人柄が生み出した奇跡ですね!

アンコールでの、「HAPPY SWING」はファンに向けたプレゼントに思えました!
「彼女はゾンビ」への入り方は、意外性があってとてもよかったです!また、「彼女はゾンビ」の途中にヒサシさんがクジをひいて、その楽器に挑戦するというイベントがありました(笑)
ピアニカのくじを引いたヒサシさんは、ピアニカを披露してくれました。
ライブでピアニカを聞いたのは初めてでしたが、なぜかとてもテンションが上がりました。

 ラストは、「HIGH COMMUNICATIONS」で拳をかざしきりました!本当に本当に最高でした!!!
 
しかし、まっだまだ聞きたい曲がありすぎて、もっともっとライブに行きたい熱が増えた一日でした!
テルさんもタクローさんも、「大阪にまた会いにくるから待っていてね」と言ってくださったので、次回大阪に来てくれることを楽しみにしています!!!
 

個人的には神戸市民なので神戸に来てほしい!

とりあえず、4月の武道館のチケットを全力でとりにいきます!!!
7月末には、幕張メッセで会員限定ライブがあるようなので、急いで入会しないと、と思いました!
 稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。GLAYの素晴らしさが一人でも多くの人に伝われば幸いです。


#HIGHCOMMUNICATIONS #Supernova #ハイコミツアー #セトリ #GLAY

2016. 03. 05  
大阪のZepp Nambaで行われたポルノグラフィティのファンクラブ限定ライブに行ってきました!

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ライブ名が、「ロマンチストエゴイスト」でしたので、今回のツアーは、1stアルバム「ロマンチストエゴイスト」を順番に演奏してくれました。音楽で真っ向勝負!
ライブハウスの熱気で酸素が薄くなる中、二人は、ファンの体調を気遣ってくださいました。

個人的に印象的だった部分をピックアップしていきます。

ヒトリノ夜をインディーズ時代の歌詞で歌ってくれたのには、驚きでした。

インディーズ時代の一人の夜はCDとは、Aメロがかなり違います。
YOUTUBEで聞いたことがあるのですが、なんと、ポルノの二人もユウチューブからダウンロードしたそうです!
自分たちでも、昔のバージョンを忘れていたそうで…笑
しかし、YOUTUBEに昔のバージョンがアップされていたことについては、
「ギリギリだよ」と晴一さんも言っていました笑
昭仁さんは歌詞を全く覚えてなかったらしく楽譜を見ながら歌っていました!

個人的にはCD版より、インディーズ版の方が好きです!
曲としての完成度は、CD版の方が高いと感じますが、インディーズ版には、荒っぽいながらも、
感情がこもってる感じがします!インディーズ版は、彼女にフラれて傷心の様子がひしひし感じ取れます!

ライオンは、このアルバムで一番好きな曲でした!
アポロをアコースティックverで聞くのは新鮮で良かったです!
ジレンマや、マシンガントークがライブの中盤で演奏されたことも新鮮でした!
マシンガントークのモンキーダンスは昭仁さんが首を痛めていたのでナンチャンがしていました笑

熱気のこもったいいライブでした!

<セットリスト>
Jazz up
Century Lovers
ヒトリノ夜
ライオン
憂色~Love is you~
Heart Beat
マシンガントーク
デッサン#1
アポロ
ラビュー・ラビュー
ジレンマ
リビドー
ロマンチスト・エゴイスト
2016. 03. 07  
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-僕の髪の毛歴-

・街行く人々に「僕に似合う髪型はなんですか?」と聞き込み調査を行い、その後、公園で散髪
・高校の敷地内で散髪し、片面ツーブロックデビュー
・2週間後、校則を破った罰として坊主となる
・真冬の公園で水道水を利用して縮毛矯正、失敗してチリチリに

髪の毛にまつわるいろんなエピソードがありますが、昨日新たな出来事がありましたので書き記してみます。



【はじめてのQB1000円カット〜そして角刈りが生まれた〜】

旅行資金のため節約を始めたので、散髪代をケチろうと安い散髪屋を探します。

阪急塚口駅の1080円カットエンジョブ、
同じく塚口の1200円の理髪店に行きますが、共に1時間ほどの待ち時間。

何度死にかけても、赤信号を待ちきれないほとせっかちな僕にとっては厳しい現実です。

JR大阪駅内に1000円カットがあったことを思い出し、訪れましたが、そこも40分以上の待ち時間。

たらい回された果てに、結局どこでも切らないという選択肢を選びました。


昼の用事の後、夕方に再チャレンジします。
「今度は、待つ。絶対髪を切ってやるんだ。」
強い決意を胸に秘め...


再び、JR大阪駅内のQBを目指します。

JRに乗らないのに、改札を通り駅構内へ入ります。


午前中は「トイレを貸してください」と言い、駅構内に入りましたが、
今回は真っ当に、120円の入場券を買って入ります。

入場券というのはUSJみたいな響きですがそんないいもんでもありません。

御堂筋口と中央口の違いがわからず、あわあわしながら15分ほど探した末に、QBカットを見つけ出します。

砂漠のオアシスの見つけたかのような喜びの表情を浮かべ、店内にドカドカ入り込むと、

「こんにちは~」
「こんにちは~」
「こんにちは~」

同じような顔をしたお兄さんが、同じようなトーンで、同じような言葉を繰り出してきました。

駅の構内にある店ということからかもしれませんが、店員の顔つきが駅員さんっぽくなっています。


左から、眼鏡、眼鏡、NOT眼鏡 東京03のような布陣です。

ちなみに挨拶は、
「いらっしゃいませ」ではなく、「こんにちは」

この店は挨拶を大切にするスタイルのようです。


「すみません、何分くらい待ってますか?」
僕が尋ねると、

東京03 Aは
「20分くらいですかね?」
と真顔で答えます。

今回は待つことを決めていましたので、席に座りましたが、
小腹がすいたので、外の売店にパンを買いに行きたくなりました。

「ちょっと外出てええっすか?
順番来るまで、10分以内には戻ってくるんで。」

店を出ようとした僕に、東京03 Bが申し訳なさそうな声でボソリとつぶやきます。

「順番キープてかできないんすよ~」


…そういうシステムですか。

よく見ると、座る場所に

① ② ③

という番号札が貼ってありました。
この店は、椅子取りゲーム方式を採用しているのです。

つまり、髪を切ってもらうためには、番号の椅子に座り順番をキープし続けなければならないのです。

それを理解した僕は、

「あ!そうっすか!ちゃんと座って待っときますね!」

と素直に従いました。


座りながら、人間観察に没頭していると、

明らかにほぼ坊主のおっさんが入ってきて、椅子に5分座ってから、店を出るという珍しい出来事に遭遇できたりします。

髪を切りたかったのか、髪を切られている人をみたかったのか…?


その後、母校の隣に座っていたおじさんが、東京03 C に呼ばれて、カット席に座りました。

ダンデぃな帽子をかぶっていた彼ですが、帽子を脱ぐと髪の毛は波平さん

波平さんの髪の毛にも容赦のない、東京03 C は、側面部の髪の毛をバリカンで刈っていきます。

僕は、「切らないであげて!」と叫びそうになりましたが、のどの奥底で言葉を飲み込みました。

`感情全てを言葉に出すマン`の僕がその癖を抑えることができたことは、ほんのり成長した証かもしれません。


そんなどうでもいいことを考えているうちに、
東京03 A が一人のお客さんのカットを終えました。

「ありがとうございましたー またお願いしまあす!
 またお願いしまあす!」

またお願いしますを2度繰り返した東京03 A は次のターゲット、僕に視線を合わせ、

「どうぞ~こちらへ~」

と手招きしました。


ついに、来たか…

僕はカット席に座り、ゾクゾクしながら始まりを待ちました。


東京03 A は微妙なテンションのまま、僕の耳でささやきます。

「どんな感じにしたいですか?」

「そっすねー。全体的にガッと切って、短くてツンツンしてくれますか?」

「は~い、わかりました~」


「あと、僕、後頭部に10円ハゲがあるんで、それを隠す感じでお願いします。」


後頭部の一件を知らされた、東京03 A は、
「やっかいな客をしょいこんじまったぜ。」と言う表情を浮かべます。

後頭部を確認した03 Aは言います。
「これは切れないっスね。切ったら危ないです。バランスがあるんで、バランスが。」


僕は、「じゃあ、バランスよくなるギリギリで全体的に髪の毛短くお願いします。」と依頼しました。

「わかりましたー」と気のない声を張り上げた
東京03 A は、

さっそく、バリカンを手に持ち、襟足を刈り始めました。

バリカンが序盤から存在感をだしてくるなんて想定外だった僕は、顔を能面のようにしただただバリカンをつぶらな瞳で見つめます。

バリカンをしまい、ハサミを取り出した東京03 A。

僕の髪の横サイドを細かく切っていきます。
動きが細かすぎて、髪の毛を切っているかどうかもわかりません。

シャキシャキという音だけが目立つのですが、髪の毛が落ちている気配がありません。
たぶん準備運動なんでしょう。


「早くガッツリ切ってくれ!」

そんな思いが、表情にガッツリ出始めた僕を察したかのように東京03 A は
腕をまくり、どでかいハサミに持ち替えました。

ジョキジョキジョキッ

カニのような動きとハサミさばきで、髪の毛をさばいていきます、その時間わずか10分ほど…

東京03 A は、ドヤ顔で鏡を取り出し、僕に告げました。

「これでどうですか~」

「もっとすいてください。」
僕は即答しました。

髪の量が多すぎます。いくら1000円といえども、これでは不満足です。

「はーい。」
張り切った東京03 A はまたハサミでジョキります。

しかし、ほんの少しジョキって、僕に再度確認します。

「どうですか?」

「もっとすいてください!」
僕は激しく主張します。

ジョキ…


「どうですか?」

僕は小さな一重まぶたを大きく見開き、髪の毛を確認します。
頭をさわりますが、大量の黒っ毛が頭皮にはりついているのが、手にとるようにわかりました。

「まだ、多いんですよね。もっと切ってもらっていいですかね?」

1000円カットという性質上、早く切り終えて、回転率を上げるという店舗特性は知っていましたが、
図太い(というか自分勝手)な性格の僕は、ガンガン攻めていきます。


東京03 Aは、さらっと、ものすごくさらっと鋭利な一言を放ちました。

「これ以上切ったら、ハゲみえますよ」

…これ以上切ったら、ハゲみえますよ(この繰り返しに特に意味はありません)

これが僕と東京03 Aの関係を決定づける、記念すべき一言でした。


...それはあかんやろ
ハゲは見えるのはあかんで…


今まで俺が行った美容室や散髪屋の人らは、このハゲが見えへん程度に
やけに頑張ってくれて、無理そうなときでもギリギリまで粘ってハゲが見えへん
短髪にどうにかしてくれた。

僕は心の中でつぶやきます。

そして、髪の毛への想いを東京03 Aに告げます。

「禿げがみえない程度に、もうちょっと切ってくれませんか?
これから暑いし、極力短くしてほしいんですよ!」


「はい、わかりました…」
まだ切るんか?
やれやれ…そんなジョジョのような決め台詞を言うような顔をした東京03 Aはハサミを握り直しました、


しかし、ここからが、東京03 A のカットの真骨頂でした。

ハサミが奏でるメロディは、
ジョキジョキという音から、ザクザクという音に変わっていました。


ザクッザアクザクッザアク


何か吹っ切れたんでしょうか?

もうこいつのハゲみえてもいいから切りまくったれと思ったんでしょうか?

ザクッザアク
のハサミは、踊る宝石のように飛び跳ね、髪を床にまき散らします。

「ええぞええぞっもっと切れーもっと切れぇ!」

僕は心の中でハイテンションになっています。


ハサミのダンスが終わると同時にザクッザアク
は、ドヤ顔で鏡を取り出しました。

「ど、どうですか!?」

「おっけっす!あざっす!!」

僕は、満足げに鼻の穴をふわっと広げて答えました。


「最後に、吸いますね~」

そういい、ザクッザアク
は、掃除機らしきものを僕の頭に近づけました。

ギュイィーン
まるで掃除機のような音をならす、掃除機っぽい道具が僕の頭にはりつき、髪の毛を吸い込んでいきます。
(吸引力はダイソンには叶いそうにありませんが…)

しかし、この掃除機、吸い込み口の周囲の部分の毛が、チクチクします。

「痛い、痛いからやめて」と思いましたが、

誰もが通るこの吸引、運命なんだ、

そう捉えて、この状況を甘受します。

ちんちくりんな髪形の上に乗る、髪の残骸を吸引されながら、このチク針に耐えると、ついに全メニューが終了しました。


合計時間は、約20分、はっえ~!

最後になぜか二回、感謝の言葉を繰り返す。
東京03 A

「ありがとうございましたー またお願いしまあす
 またお願いしまあす!」

狭い店内ではやまびこのように同じセリフを三人の東京03たちが、言い放っていました。

「ありがとうございましたー またお願いしまあす」




読んでいただきありがとうございました。
よければ別の記事もご覧ください!

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プロフィール

神戸のルパン

Author:神戸のルパン
このブログでは小説を連載したり、
日々気になったことを記事にしています!

小説のタイトルは、「俺たちバグジー親衛隊」
楽しく生きよう!と思える、明るい作品です!
会話が多く、気軽に読める作品で、毎週金曜日に1話ずつ更新します。

1話完結が基本なので、何話からでも読み始めることができます!

<あらすじ>
 毎日をバカらしく生きた高校生のドタバタ日常ほんわかラブコメディ!
電車で謎のおっさんに殴られる。旅館の浴場に温泉の素を投入。迷子の末、線路を爆走…
  主人公は高校デビューを決意した、冴えない高1とっしー。親衛隊(友人たち)の助言を得て、様々なおバカ活動により垢抜けていく。
 浅倉さん、謎の美女レベッカとの出会いはさらなる波乱を生み…!
 次々と起こる謎イベントや、とっしーの恋のゆくえ!果たして物語はどう転ぶのか?
 読むと「っふぅほわっ」とした気分になり、人生が楽しくなる!?
 現代日本に送る「愉快痛快日常コメディ」

 ぜひ一読してみてください!

また金曜日には稀に、俺たちバグジー親衛隊の続編「俺バグ延長戦」を更新しています。こちらは、社会人となった主人公とっしーが、何を考えどう生きたかが描かれています。おなじみ、親衛隊メンバーとのおバカな掛け合いは健在ですが、高校生編よりも真剣な展開が多いです。

金曜日の「俺たちバグジー親衛隊」がみなさんの週末に欠かせないものとなり、
「今週もよく頑張った!また明日から頑張っていこう!」
 と思え、読んだ人々の心が軽くなって笑顔になる作品を執筆していきます!

 物書きとしては初心者で、稚拙な表現も多々あります。
 感想や指摘点はコメント欄でどんどん教えてほしいと思っています!
 物語の完結まで、一生懸命執筆しますので、応援よろしくお願いします!

また、他にも音楽や、サブカルチャー、社会問題への提言など幅広い話題の記事をアップしています。よろしくお願いいたします!
 夢は、書籍化→映画化!!!
日本列島に「俺バグ旋風」を巻き起こします!!!

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やぎぬま るい (@hishintai08)

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